みなさんこんにちは!
株式会社マツリカ、HR Marketingチームの朝倉です!
本日はプロダクトの構想から開発・リリースまでの全てを統括し、「方向性を決める」役割を持つPdM(プロダクトマネージャー)グループでリーダーを務める下地さんに話を聞いてきました!
この記事を読めば、
- 「求められること」「得意なこと」から逆算したキャリアの考え方
- マネジメントをする上で大切な考え方
- マツリカのプロダクトフィロソフィー(目指すべき方向性)
について理解を深めることができます!
マツリカに興味を持ってくださっている方は勿論、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアに悩んでいる方、PdM(プロダクトマネージャー)を目指している方もぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは、スタート!
新卒から15年間、エンジニア一本で築き上げたキャリアを紐解く!
まずは下地さんのこれまでの経歴について、教えてください。
私が就職したのは2011年、ちょうど氷河期の頃でした。大学時代は法学部でITとはなんら関係ない勉強をしていましたが、就職活動に迷う中で中学生の頃に「ソードフィッシュ」というハッカーの映画にハマってブラインドタッチを練習したりIT関連の本を買って勉強していたことを思い出し、この業界に就職を決めました。新卒時は所謂「二次請けのSIer」でエンジニアとして働いていましたが、上から降ってきた仕事をひたすらこなすだけであまり面白みは感じられず、、、友人の紹介で大手企業直請けのSIerへ転職。
その会社でプロジェクトマネージャーとして働く中で自身の技術力不足を痛感したことをきっかけに情報技術を学び直し、ソフトウェアエンジニアの仕事に魅力を感じるようになりました。具体的には「オブジェクト指向」を学んだことによって複雑な業務要件を複雑なままプログラミングに落とし込めることを知って、表現力の高さに魅力を感じたんですよね。何かを作りたいと思った時、詳細を分解して考えるよりもプログラミング言語で考えた方が早いしわかりやすい。
ここから「プログラマーとしてのキャリアを極めたい」という思いが強くなり、世界最大級のコンサルティング企業へ転職。独立行政法人やマイナンバープロジェクトの支援に携わりました。
「プロダクトを必要としている人の顔が見られる仕事をしたい」〜訪れた転換期〜
仕事は楽しかったんですが、飲み友達から「自分の後輩がスタートアップを立ち上げようとしてるんだけど、一緒にどう?」と誘われたことで、大きくキャリアの転換期を迎えます。前述した通りこの頃は行政法人や国のプロジェクトに関わっており、規模感の大きさをやりがいに感じる反面、「どんなお客さんがどんな課題を持って、どんなプロダクトを必要としているのか」が見える環境で、一緒にプロダクトを作りたいという想いを持っていたんですよね。紹介されたその日中にプロダクトの要件定義をし、とてもワクワクしたことを今も鮮明に覚えています。この会社ではPdM・開発・CS、そして時には営業まで、なんでもやっていました。この次の会社がマツリカです。
Xでの運命の出会いと、心を動かした「責任者のプロダクトへの愛」
すごく深くて濃い経験をされてきたんだなと感じたんですが、そこからマツリカとはどう出会ったんですか?
実は、出会いはXなんです(笑)
当時、Mazrica DSR(デジタルセールスルーム)・Mazrica Engage(AIエージェント)の事業責任者である中谷がDSRの構想についてポストしており、それに対して「DSRのRoomをまとめるデジタルバイヤールームが求められているのでは?」と返信をしたのが始まりです。話していく中で「製品の解像度が高いね。一緒に創らない?」と言っていただき、面白そうだなと感じたのでまずは業務委託として働き始めました。当時は要件定義支援として
- エンジニアにやりたいことを正しく伝えるためのBacklog整理
- どの順番で開発を進めるのが一番スムーズか、どの機能にどの程度リソースを割くべきか
などを担っていました。
↑当時イメージしたもの
正社員としてジョインするにあたっての決め手はなんでしたか?
「責任者がプロダクトに愛を持っているなと感じたこと」ですね。
前職の仕事はすごく楽しかったんですが、ドッグフーディング文化(企業が自社で開発した製品やサービスを、社員自身が日常的に使い込み、そのフィードバックを元に品質や使い勝手を改善していく活動)がなかったんです。社長も自社プロダクトを自分で使ったことがないくらいに。
マツリカでは責任者の中谷自身が商談でMazrica DSRを使っていたり、開発の中でもチーム内で製品に対するフィードバックが飛び交っていたりして、「ここでならプロダクトに愛と責任を持って製品開発ができるな」と感じ、入社を決めました。
あとは「自由」な風土もとてもいいなと思っています。マツスタ(選抜型社内研修)など、「やりたい」と手を上げれば誰でも挑戦できるいい意味で障壁のない会社ですよね。トップダウンで人材育成をする会社は多いと思いますが、ボトムアップでやれているところは珍しいと思います。
「やりたいことよりも、求められることをやる!」ニーズを満たすためにスキルを磨く仕事への向き合い方
マツリカでは現在、どんな仕事を担当していますか?
Mazrica DSRとMazrica EngageのPdMとして、UI刷新の企画や開発のためのロードマップを描くことがメインです。
先ほど過去のキャリアのお話の中で「プログラマーとしての仕事を極めたい」というお話があったと思うのですが、キャリアを積む過程でPdMを極めたいという意向に変わったきっかけがあったのでしょうか?
いえ、今でもずっとやりたいのはプログラミングですし、プライベートでは個人開発もしています(笑)
じゃあなぜPdMをしているのかと言うと、私は仕事をする上ですごく大切にしている想いがあって、それが「自分がやりたいことよりも求められることをやる。そのために相手に期待されているスキルをしっかり磨いて、期待に応えること」なんですよ。
キャリアを積む中で、「やりたいことを形にするのが得意だよね。すごく分かりやすい」と言っていただくことが多く、今はPdMとして期待に応えることに全力を注いでいます。
↑下地さんはグラフィックレコーディング(会議や講演などの内容を、文字だけでなく、イラストや図形、記号などを組み合わせてリアルタイムにビジュアル化して記録する手法)が得意
なるほど。確かに先ほど見せていただいたデジタルバイヤールームの構想図もすごく分かりやすかったですし、「誰にでも分かるようにロードマップを描くこと」は下地さんの大きな強みだなと感じます!他にもマネジメント面などにおいて、大切にしていることはありますか?
チームビルディングにおいては、「チームに必要な役割を決めてから人員を集める」のではなく、「今いるメンバーで作れるチームを考える」ことを大切にしています。無理に今いるメンバーに興味のない仕事をしてもらうのも違うなと思っていますし、足りていないところは自分が担当したり、メンバーに興味を持ってもらえるような働きかけを行うことを意識しています。
夢は「全ての人へのテクノロジー浸透による労働生産性の向上」そのために目指すのは「社員全員がPdMになれる組織!」
理想のマネジメントだ・・!最後に下地さんが目指す組織像と個人的な目標について聞きたいです。まずはマツリカをどんな会社にしていきたいか、教えてください!
「全社員がPdMになれる組織」を作りたいと思っています。
これは勿論、全員の職種をPdMにするという話をしているのではなく(笑)、全員がプロダクトのフィロソフィーを理解した上でお客さんの要件とプロダクトの価値を照らしわせて考えられる組織を作りたいという意味です。
現代ではAIコーディングの精度がどんどん上がってきていることもあり、これまではPdM1人に対してエンジニアが5人必要と言われていましたが、PdM2人に対してエンジニアはなんと1人で開発が進むと言われています。つまり、開発よりも要件定義の方が時間がかかっている状態なんですね。
ここを埋めるためには、営業やCSメンバーもただ「お客さんがこんな要件を求めている」とヒアリング内容を開発に伝えるだけでなく、自社のプロダクトのフィロソフィー(哲学)を理解した上で、顧客の要望はこことマッチしているかを考えた上で社内のPdMに「必要な要件」を集められる形を作っていく必要があると考えています。
そのためにもまずは、自社のプロダクトフィロソフィーを社内全体に浸透させる必要がある。例えば「Mazrica Sales」であれば「誰でも使える」という思想に合わせ、管理者のためのツールではなく「手間をかけずに入力が可能。自然とデータが溜まるから、自分の成果向上に繋げられる」という現場ファーストな特性を理解した上で、更にお客様の事業を良くするためにはどうすべきかを全社員が議論できる状態にしていきたいですね。
ありがとうございます!では続いて、下地さんの夢を教えてください。
社会全体の労働生産性を上げることに貢献したいです!
私は自分自身が「手順通りにポチポチとクリックするだけの業務」をテクノロジーの力で効率化したことによって「アイデアを考える余暇時間が生まれた」経験から、「人がやらなくていい仕事は機械に任せて、人はクリエイティブな部分に注力するべき」だと考えています。マツリカのビジョン「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」とも重なりますね。
社会全体にテクノロジーが届く社会。例えば今はまだ営業支援ツールを使っていない会社にも当たり前にSFA/CRMなどを使って効率良く仕事を進め、空いた時間で製品や顧客満足度をより良くするためにはどうすべきかを考え続けることができるような社会を創っていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお話ししましょう。
一緒に「価値あるプロダクトを社会全体に届ける」挑戦をしてくれる仲間をお待ちしています!