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【学生編①】運営会社のインターン生が捧ぐ、OB・OG訪問サービスのメリット

こんにちは。Matcherでインターンをしている、八重樫俊祐です。

Matcher株式会社は「出会い方に革命を起こし、かけがえのない出会いを生み出し続ける」ことを目指し、大学関係なくOB・OG訪問ができるマッチングサービス「Matcher(OB・OG訪問機能)」を運営している会社です。

我々はOB・OG訪問を通じて、「かけがえのない出会いを生みだし続ける」ことを宣言しております。ただ、なにが学生・社会人双方にとってメリットなのか、ピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ということで、今回は「OB・OG訪問サービスのメリット【学生編①】」。僕が1学生ユーザーとして、どんなふうにMatcherを使って、どんなメリットがあったのかという話をさせていただきます。

そして、こんなプロダクトに関わりたい!という方がいれば、ぜひオフィスに遊びに来てください。

まず僕の就活ですが、内定先は自動車部品メーカーです。本選考はメーカー(自動車部品、電子部品、電機、重工、素材など)しか受けておりません。スタートアップでインターンをしていながら、伝統的な日系大手が中心の就活となりました。

そんな僕が本格的に就活を開始して以降、Matcher経由で会った方は5人です。この人数をどう思うかは人それぞれかもしれませんが、そんなに多くはないですね。熱心に就活を行っている学生は何十人という単位でOBOG訪問を行っています。金融、商社、広告などの業界を志望している方は特に多い印象です。

ただ時間的な制約を考えると、社会人に会いまくるのが現実的でないという方もいらっしゃると思います。そういう方こそ、この記事を参考にMatcherというサービスを効果的に使ってください。


最大のメリットは多様なキャリア観に触れられること

多様なキャリア観に触れられる

僕がMatcherを使っていて感じた最大のメリットです。キャリア観を端的に説明すれば、仕事を自分の人生においてどう位置づけるかということになると思います。

例えば、仕事は単にお金を稼ぐための手段。これもキャリア観の1つです。これを重視する人は高給の仕事を志向するかもしれませんし、逆に最低限のお金だけ稼いであとは趣味に時間を使えるようなライフスタイルを目指すかもしれません。

もちろん、お金を稼ぐ手段でありながら自己実現の手段でもあるという方もいると思います。そして絶対にその多面的な認識が両立しない、というわけではありません。

ただし、比重の問題はあります。仕事のあらゆる側面の中でも、何を重視するのかということですね。それによって、仕事選びの志向も変わるでしょう。

つまり、就活の方向性はこのキャリア観によって規定されるということです。冷静に考えると、ごくごく当たり前のことですね(笑)。

で、僕がどう仕事を捉えていたかというと、もちろんお金を稼ぐ手段としての側面は考えていました。少ないよりは多い方が嬉しいですし、仕事への評価という意味でも額が多い方がいいに決まっています。

ただ、一番重視していたのは、仕事を通じて社会に何が提供できるのかということです。仕事を通して社会と関わっていくわけですから、せっかくやるのであれば、何らかの形で社会を良い方向に動かしていきたい。

しかし、いずれの動機にしても大掛かりなことをやろうとすればするほど人が必要になる。ですから、会社組織が生まれていくわけです。

そして起業でもしない限り、そのようにして生まれていった数多ある会社の中から就職先を選ぶことになるわけです。僕は提供している価値に共感できる企業に入ろうと思いました。


僕が出会った、目から鱗のキャリア観

そこで話を聞きに行ったのがメガベンチャーの内定者の方。内定者とはいえ、長くその会社でインターンされている方で、卒業後は正社員になられるということでした。

興味があったのは、その会社が提供しているタクシー配車アプリです。興味を持ったきっかけはライドシェアアプリとの出会いでした。僕は休学をして、就活を開始する直前までインドネシアで日本語を教えるインターンに参加していました。

現地で毎日のように使っていたのが、ライドシェアサービス。ものすごく便利でしたね。あらゆる人が車で移動することを可能にするという意味で、社会的な意義の大きさも感じていました。

ですが日本には法規制があるので、海外とまるっきり同じスタイルのライドシェアを展開すると捕まってしまうわけです。それで、タクシー配車アプリに興味を持ちました。アプリをうまく使えば、タクシーの利便性も飛躍的に高まるのではないかと考えていましたね。

そこで、アプリ提供会社に勤めている方に話を聞きに行ったということです。事業のこともそうですし、その会社自体にも興味がありました。

で、端的にやりたいことを話しました。タクシーの配車アプリに関わりたいと。そして、色々話していただく中で、こんなことを言っていただきました。

「何か特定の事業を突き詰めてやっていきたいという人には合わないのではないか。」

その会社には事業を作りたい、事業を通じて個人として成長していきたいという方が多いというお話でした。ローテーションもするので特定の事業に関わり続けるということも、あまりないそうです。

お話をしてくれた方がその会社を選んだのも、なりたい自分に最も近づけると思ったから。今現在やりたいことは特になかったそうなのですが、将来、自分で事業を起こせるようになりたいとは考えていたそうです。それが可能な実力をつけられるほど成長できる環境はどこにあるのか、という観点で選ばれたとのこと。

僕は目の前にあるやりたいこと、実現したいことに取り組めればいいと考えるばかりで、個人としてどうなりたいという発想がなかったので、非常に新鮮でした。そういうキャリアの考え方もあるのかと、新たな発見をした気分でした。


企業・業界軸ではなく、解決したいことを軸にOBOG訪問ができる

逆算するキャリア観という、未知の思想に出会った僕は大いに感動しました。将来の自分像というのを想定して、そこに向かって仕事をしていく。会社にとらわれない働き方が進展していく中で、理にかなった考え方だと感じました。確かにやりたいことが変わったときに、何かに特化した人材では対応できないかもしれない

一方で実現したいことを都度追って、都度それに合わせて成長していけばいいのではないかとも考えました。

入社前に成長の定義まで決めてしまっていいのだろうか。そもそも何をもって成長なのか、働く前から分かるものなのだろうかという思いもありました。あくまで成長は手段であって目的ではありません。入った会社でやりたいことを実現するにはどうすればいいのか、考えながら仕事をすればいいのではないかと。

そこで、こう言っては失礼ですが、あまり考えずに(考える余地なく)新卒入社先を選んだ方に会おうと決めました。なりたい未来の自分像を想定せずに入社した結果どうなったのか、聞いてみようと思ったわけです。

結果的に満足したのか、しないのか。そもそも将来を考える必要があるのかというところから始まり、考える必要があるとしてどのレベルまで考えておく必要があるのか、ということですね。

そしてOB訪問を行うにあたってMatcherを使うわけですが、ここからがMatcherの腕の見せ所。僕が会いたいのは上記のように、深く考えることなくファーストキャリアを選んだ人。かつ社会人生活を数年以上は過ごしている人。

つまり、業界・企業はどこでもよく、経歴を事細かく確認できればよかったわけです。

しかしながら、キャリアセンターや会社を介する形で経歴を確認することは不可能です。分かるのは、どこの業界のどの企業に所属しているか。どういう社会人生活を送ってきたかは分かりません。自分の解決したいことを志望企業の方が持っているとは限らないのです。

そんな問題を解決してくれるのがMatcherです。相談内容の選択で、ある程度社会人の方を絞ることができるほか、その人の経歴、職歴をプロフィールから伺い知ることができるのです。

それで、僕は大手石油会社からベンチャー、そして現在はリクルートグループに勤められている方にお話を聞きに行くことにしました。その方のプロフィールには院進の予定が急遽、就活をせざるを得なくなったということが書かれていました。

実際にその方と会って得た学びが大きかったのですが、ここまで長くなってしまったので、その話はまた次回にしたいと思います。

次回:【学生編②】運営会社のインターン生が捧ぐ、OB・OG訪問サービスのメリット

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