M&A総合研究所 人事の大西です。
M&A総合研究所では、最前線で活躍する当社のM&Aアドバイザーにインタビューを実施しており、動画を公開しております。
動画の中ではM&A総合研究所でのやりがいや、入社を決めた理由について解説をしてもらっています。
こちらの記事では動画の内容を紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
本日は、銀行からM&A総合研究所にご転職をされた猪狩さんにインタビューをしていきたいと思います。
銀行マンとして、トレーダーとして、中小企業の財務や世界の経済を見てきた猪狩さんが、なぜM&A仲介業に転職を決意したのか、M&A総合研究所への転職を決意した理由、現在の業務についてなど詳しくお話を伺います。
猪狩有智 企業情報第3部マネージャー
- 慶應義塾大学卒業後 三井住友銀行の法人営業部で中小企業から上場企業まで様々な企業を担当
- 企業の成長戦略や企業再生支援・事業承継などに携わる
- その後トレーダーとして為替や債券の運用業務に従事
- 日々経済活動を追う中で、日本の後継者不足やM&Aによる企業の成長に可能性を感じM&A総合研究所に参画
- M&A総合研究所ではIT・製造業・小売業など幅広く担当
ー自己紹介をお願いします。
企業情報第3部マネージャーの猪狩です。
現在社会人8年目でM&A総合研究所には2020年9月に入社いたしました。
ー学生時代はどんなことをされてましたか?
ずっとラグビー漬けでした。
週6練習していたので、ラグビーを一日中やっていたという学生時代でした。
ー新卒では、入社された会社について教えてください。
新卒では三井住友銀行に入社しました。
学生時代、恥ずかしながら本当にラグビーに打ち込んでいて、正直就職活動でどこの業界が良いとか社会でどういうことをやって行きたいとか、明確なビジョンがありませんでした。
その中で、まずはしっかり社会人として基礎的なことを学んだり、財務や新聞をちゃんと読めるようになるとか本当に初歩的なことなんですけど、そういったちゃんとした知識を付けて、社会でどんなことをやって行きたいのか考えたいと思って銀行に入りました。
ー銀行では、どういったお仕事を担当されていたんですか?
入社してまず、岐阜県の法人営業部で企業の担当をさせて頂いて、岐阜県の中小企業の金融周りのお手伝いをさせて頂いてました。
その後、本社のトレーダーの部署に異動になりまして、債権や為替を取り扱ってトレーディングする部署におりました。
日本の中小企業のオーナー様や財務担当の方と一緒に仕事をしたり、トレーダーでは世界の景気や経済をちゃんと分析・調査しながら自分でリスクを取るという仕事をしていたので、そういった意味では新卒時に思い描いていた仕事が出来たのかなと思っております。
ーやりがいもあられたのかなと思うんですが、なぜ転職されようと思ったんですか?
まず、勉強しなければいけないという思いで銀行に入ったので、ずっと銀行にいるかどうかも決めずに入社していました。
その中でやりたいことが出来て、次どういうことをやっていかないといけないのかと考えました。
トレーダーで日本や世界の景気を見る仕事をしていたので、どういう仕事が日本に必要になってくるのかなと思った時に、M&Aという仕事が中小企業様にとって一番必要になってくる、且つ、自分の強みが生かせる仕事なんじゃ無いかと思って転職いたしました。
ー転職の段階ではM&Aの業界に絞ってご転職されようと思ってたんですか?
実はそういう訳ではなかったんですが、最初はいろんな業界を見てその中でもM&Aの業界がこれからの日本の中小企業様に必要になってくるというところと、自分の強みが一番生かせるんじゃ無いかと思って最終的にはM&Aの業界に絞っておりました。
ー他にはどんな業界を見てらっしゃったんですか?
転職時にはいろんな業界を見ていたんですが、コンサルティング業界も結構見ていました。
企業の経営の課題を解決するという意味で銀行の財務的な支援よりもっと深く踏み込んで提案が出来るかなと思ったんですが、資料の作成やフレームワークを考えることがメインのイメージがありました。
そこで、M&Aの方がより企業のオーナー様の悩みや課題が解決出来るのかなと思いM&A業界にしました。
もう一つは、報酬体系ももちろんございまして、前職でトレーダーをやっていたので、上司や部下、会社名などに関係なく常に自分の儲けた金額が結果としてついてきていました。
ただ、大手日経の銀行にいると給料が年功序列という風になっており、そこに違和感を感じていましたが、M&A業界は、自分の成果が自分の報酬となって返ってくるというところも非常に魅力的と感じました。
ーちなみに、前職の銀行と比較してM&Aの業界がより魅力的に感じられた部分と言うのはどんな部分だったんですか?
銀行に入った理由としては、企業の経営者のサポートをしたいとの思いだったんですが、「お金を貸した後にサポートします。」と言いつつも財務的な支援がメインになってしまうなと正直思います。
それと比較すると、M&Aというのは企業のオーナー様の経営に対する課題だったりこれから先の不安とか、後継者がいらっしゃらない方でしたら後継者の問題を解決する一手として、より深くオーナー様の不安や悩みに寄り添えるお仕事なのかなと思ってそこが魅力的だと感じました。
ーいくつかM&A仲介会社さんを受けて、なぜM&A総合研究所を選ばれたんですか?
M&A業界はこれから間違いなく伸びるということは確信めいたものがあったんですが、その中でもより一番これから成長していく会社に入りたいと思ってM&A総合研究所を選びました。
今、東証一部上場している会社は3社しか無い中で、これから上場していく企業も増えていくのかなと当時思っていたことや、すでに出来上がっている組織の中で仕事するよりも、これから成長していく段階の企業に自分自身も一番成長できると思ってM&A総合研究所に入社を決めました。
ーご自身の成長というところを考えて選ばれたかと思うんですが、入ってみていかがですか?
入社前と入社後のギャップが本当に少なかったです。
元々、代表の佐上と話していた中で、業務の効率化にM&A総合研究所はこだわっていて、まさにそこが体感として感じることが出来ています。
本当に無駄な作業が無く、オーナー様にとって一番良いご提案を考えることに時間割けるので、成長する機会ももちろんございますし、ストレスなく働くことが出来ているのかなと思います。
ー具体的にどんな作業が削減できてると感じられますか?
手紙の手折りが無いことは勿論なんですが、NDA(秘密保持契約書)の作成も今はワンクリックで出来てしまいますし、財務の入力などもほとんど自分ですることはございません。
これらも、最初からこうなっていた訳ではなく、当社の場合ですと自社の営業管理システムや、自社でエンジニアを抱えていたりするので、営業マンが日々感じる「こうしたらもっと効率よくなるのにな。」というものを社内で吸い取ってすぐに改善してくれる仕組みが出来ています。
6000回ぐらいシステムの改善がされているみたいで、入社した時に比べると今の方がより働き安い環境になっていると思います。
ー猪狩さんは在籍が比較的長いメンバーでいらっしゃいますが、営業されている中で実際に感じる他社と比較した際の優位点というものが明確にあれば教えてください。
重複するところがあるんですが、DX化・業務効率化が出来ている会社なので、私もそうですが一人一人の担当できる案件・企業数っていうのも当然多く、他社様と比べると優位な点なのかなと思います。
それから、無駄な作業や時間が無いので、企業様・オーナー様により良いご提案を考えることに時間を割けるので、そこが優位点になっていると思います。
ー様々な案件をご担当されてこられたと思うんですが、実際にM&Aの業界でお仕事されて、やりがい・楽しさを感じる部分はどんなところですか?
いろんな業界のいろんなオーナー様と対等な立場で仕事が出来ますので、その分仕事の難易度は非常に高いんですが、非常にやりがいを感じております。
もう一つは、M&Aは一つのオーナー様と半年〜1年ぐらいは一緒に時間をかけて仕事をしますので、一番大切な瞬間に自分がお手伝いできるというやりがいも非常に感じています。
ー会社の雰囲気・社風はいかがですか?
自分でいうのもあれなんですが、若いメンバーも多いので非常に活気があっていい会社だと思っています。
それから、若い会社でもあるので、経験者・未経験社、入った順番など関係無く、みんなが活躍できるような体制が整ってきていると思いますので、非常にいい職場になってると思います。
ー最後に学生の方へメッセージをお願いします。
M&Aは非常に大変な仕事だと思いますし、難易度の高い仕事にはなるんですが、それ以上にビジネスパーソンとして成長できる環境になってると思います。
それから、自分の努力次第で成果に見合った報酬をもらえるのも必ず自分のモチベーションになってくると思います。
しっかりと経験者がサポートしていきますので、ぜひ一緒に働きましょう。
ーでは、まだ色々とお伺いしたいこともありますが、こちらで猪狩さんへのインタビューは以上にさせて頂きます。
前職での専門的な知識や経験を生かし、難易度の高い仕事に対し誠心誠意向き合う猪狩さんの素敵なお話をお伺いすることが出来ました。
自分の努力は成果に繋がり、それが報酬となって返ってくることでモチベーションのアップにも繋がる、良いサイクルが作り出せる環境であることが伝わってきました。
M&A総合研究所に少しでも興味を持たれた方はお気軽にお問合せ頂ければと思います。
本日はありがとうございました。