GEEK GARAGE iOS vol4を開催しました | MAMORIO株式会社
MAMORIO株式会社でiOSエンジニアをしている佐藤です。 先日2018年2月19日、久しぶりに GEEK GARAGE iOS vol4を開催しました。 そのレポートを書きたいと思います。 MAMORIO株式会社が主催している勉強会です。 ...
https://www.wantedly.com/companies/mamorio/post_articles/109302
こんにちは。佐藤です。
MAMORIO株式会社は今年の3/1〜3/3まで行われたSwiftカンファレンス、try! Swiftのシルバースポンサー、スカラシップスポンサー、バッグスポンサーとして協賛しました!
開催から2ヶ月たってしまいましたが、スポンサーならではの裏話を書きたいと思います。
try! Swiftは、プログラミング言語 Swift に関するコミュニティ主催の国際カンファレンスで、日本での開催は今年で3年目になります。
日本で行われるSwiftカンファレンスの中でもかなり大規模なものの1つで、海外からの参加者が多いことが特長です。セッションは英語/日本語どちらもありますが、英語がわからなくても心配ありません。さすが国際カンファレンスというだけあって、同時通訳が提供されています。
try! Swiftですが、私は1回目は一般参加、2回目はボランティアスタッフとして参加しており、とても馴染みのあるカンファレンスでした。3回目の今回どう関わっていくかを考えていた際、MAMORIO技術顧問であるあきおさん(昨年のtry! Swiftのオーガナイザーを務められました)に「企業スポンサーはどうでしょう?」と勧められ、代表の増木にも相談してみたところ、スポンサードすることが決まりました。
MAMORIOは以下の3つのスポンサーになりました。
・シルバースポンサー
・バッグスポンサー
・スカラシップスポンサー
シルバースポンサーは通常のスポンサーの1つです。バッグスポンサーになると、参加者全員に配られるノベルティバックにtry! Swiftのマスコットキャラクター「Riko」と一緒にロゴがプリントされるので、参加者のみなさんに存在をアピールすることができます。そしてスカラシップスポンサー。これは学生の参加者さんたちの参加費をサポートするもの。これからコミュニティを担っていく若者たちを支援したい、という思いから協賛しました。
さて。スポンサードすることは決まりましたが、どんな方法なら我社のPRになりつつも、参加する方にもHappyな気持ちになって頂けるのでしょうか? 様々な形を社内で模索しました。そして最終的には「IoT企業として紛失防止タグ『MAMORIO』の開発・販売を行っているのだから、それ自体を配布するのが参加するみなさんに我社のことや思いがストレートに伝わる一番の方法なのでは?!」とシンプルかつインパクトのある解にたどり着き、製品版のMAMORIOをカンファレンスバッグに入れることになりました。
実は、ノベルティとしてカンファレンスでMAMORIOを配布するあたって、当時のアプリ仕様には、1つの懸念点がありました。
それは「登録時に未登録のMAMORIOのBluetooth電波を複数検知した場合、エラーとする」という仕様でした。
本来は誤登録を防ぐために実装された仕様ですが、会場内で多くの人が同時にMAMORIOを開封すれば、登録時に複数のMAMORIOの電波が存在する状況になることが容易に想像できます。
このままでは「会場でMAMORIOをアプリに登録することができない」事件が多発してしまうでしょう。
これはまずい。
そもそもこの仕様は、try! Swiftのようなイベント会場だけでなく、一般のユーザー様でも複数MAMORIOをセットアップしようとした場合、2つ目以降の登録は他のMAMORIOの電波が届かない状況でないとできない、という問題も抱えていました。
早速、仕様を改善。「強い電波を連続3回検知したらそのMAMORIOを登録対象にする」ようにしました。これで周囲に複数のMAMORIOがあってもMAMORIOを登録することができます。
開発スケジュールに組み込み、try!Swift開催の約1ヶ月前である2018/2/7にバージョン3.2.0としてリリースできました。
try! Swiftのスポンサーということで、いろいろtry! Swiftを応援したい!という思いから、try! Swift のプレイベントを開催しました。MAMORIOではiOS開発者向けのイベントを定期的に行っています。今回はtry! Swiftをテーマにみなさんにお集まりいただき、try! Swiftを楽しむ方法や心構えを共有しました。
さらには、try! Swiftオーガナイザーの一人、@d_dateさんも参加していただけたので、直接イベントの疑問点などを聞ける場を設けることもできました。
当日はちょっとした事件がありました。
実は、運営の方からお話を伺った結果、ノベルティで配布するMAMORIOは600個を考えていました。
「第2回目のチケット購入者は700人ちょっとだった」「実際来場する人数はチケット数より少なくなるもの」 このことから、余らず配りきれるようにと、MAMORIOを用意しました。
ところが、フタを空けてみると予想が外れ参加者が800人に!
1日目でノベルティにMAMORIOが入っていない人があちらこちらに。Twitterには悲しんでいる声がいくつも流れています。
社内で検討した結果、2日目は社内のMAMORIO在庫を持っていき、MAMORIOが当たらなかった参加者に配ることにしました。
Twitterでカンファレンスのハッシュタグをつけ、まだ受け取ってない方へ呼びかけツイート。追加で持って行った分は全て配り切ることができました。
参加者のみなさんにはご迷惑をおかけし、一喜一憂させ申し訳ありませんでしたが、結果、いろいろな参加者の方と直接お話することができたのは嬉しいことでした。
最後にtry! Swift Tokyoのオーガナイザーである八谷さん、他オーガナイザーのみなさん、スタッフのみなさんに改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
特にイベント2日目には急遽受付にてMAMORIOの配布も行っていただくなど、柔軟な対応には大変感謝いたします。おかげでTwitterなどSNSでの反響は大きく、MAMORIOのPRをすることができました。
また、嬉しいことにtry! Swiftで知り合った学生の下村さんがインターンとしてjoinすることになりました!
有意義かつ楽しいカンファレンス、本当にありがとうございました。
今回だけでなく、次回もスポンサーとしてtry! Swiftを盛り上げられれば、と思っています!
執筆: 佐藤
校正: ゆこびん