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盗まれたはずの自転車がMAMORIOのクラウドトラッキングで見つかった話


今日はMAMORIOのユーザーさんの取材記事を紹介させていただきます。

MAMORIOユーザーの福岡の井上さんからいただいた素敵なMAMORIOの利用事例についてです。


福岡在住の井上さんはある日自転車が盗まれてしまい悲しみに暮れていました。そんな井上さんを救ったのがMAMORIOの「クラウドトラッキング機能」。ユーザーの位置情報を活用して大切なモノをみんなで見つけるこの機能を使い、盗まれた自転車を見つけるまでの一部始終のエピソードです。


家族の大切な猫が迷子に。大切なものはなくなるという事実を思い知る。




私がMAMORIOに出会ったのは2017年2月。関東圏に住んでいる妹の飼っていた猫が突然いなくなってしまったことがきっかけです。幸い猫はすぐに戻ってきたのですが、そのときの妹の落胆ぶりは大層なものでした。

自分が大切にしていたものが、ある日突然なくなってしまうーー。
そんなことが身近にあるんだと感じた私は、「何か自分にできることはないか」とインターネットで情報収集をしました。そこで偶然出会ったのがMAMORIOだったんです。

ちょうど自分もお気にいりのロードバイクを購入したところだったので、保険をかける意味でMAMORIOを購入してみました。

購入したMAMORIOはいつも通勤で使用しているロードバイクのサドルの裏側に取り付けていました。万が一盗まれたときにも、取り付けられていることが分からないように、自転車向けの強力な両面テープで固定していました。あまりの小ささに取り付けてからすっかりつけたことを忘れてしまっていたくらいです(笑)

盗まれた自転車。「みんなで、探す。」機能で自転車をトラッキング



「停めてあった自転車が、なくなっている……」
自転車に取り付けてから数ヶ月がたった2017年7月23日。

自宅に停めてあった自転車が盗まれていたことに気が付きました。盗まれた直後は動揺してしまいパニックになっていましたが、1日経って冷静になったときにふとMAMORIOをつけていることを思い出して、慌ててMAMORIOのカスタマーサポートに連絡しました。

そこで勧めていただいたのが、「クラウドトラッキング機能」です。

MAMORIOにはクラウドトラッキング機能と呼ばれる、他のMAMORIOユーザーみんなのネットワークを使い大切なものが探せる機能が搭載されています。これはMAMORIOを取り付けた遺失物の近くを他のMAMORIOユーザーが通り過ぎると、そのユーザーのスマートフォンを経由して位置情報が自動で持ち主に送信され、遺失物がどこにあるのかをアプリからマップで確認できるという機能です。

利用者が増えれば増えるほど見つかる確率が高まりますが、正直そのときは福岡でそれほど利用ユーザーがいると思えず、半信半疑でクラウドトラッキングモードを使ってみました。

機能を使ってみたもののやはりすぐに見つかるわけではありません。いつまでも更新されないマップ画面をみてやっぱり見つけるのはちょっと無理かなぁと少しがっかりした気持ちでした。仕事が忙しかったということもあり、自転車が盗まれたことも忘れ、そのまま1ヶ月が過ぎました。


アプリに突然の通知。画面を見るとそこには「誰かが見つけました」の文字が


自転車が盗まれてから1ヶ月ほどたった8月28日早朝、突如スマートフォンに通知が来ました。

「誰かが見つけました」
慌ててアプリを立ち上げると盗まれたはずの自転車が行ったこともないところの地図に表示されています。

もしかしたら何かの間違いではないかと慌ててMAMORIOのカスタマーサポートに電話をすると、たしかに誰かが見つけているという回答があり、詳しく調査をするとの回答がありました。

マップが指し示しているのは、自転車が自宅から5kmほど離れた、見ず知らずの場所。地図を見るとすぐ近くにはスクラップ場が。もしかして自転車はすでにスクラップにされてしまっているのでは……嫌な予感が頭を駆け巡ります。

いてもたってもいられなくなった私は、会社に有給を申請して早速反応があった場所に向かうことにしました。マップ場でピンが指し示した場所から10mから20mほど離れた道路に面したアパートの駐輪場を覗いてみると、そこには見慣れた自転車が。

防犯登録のステッカーが貼られていた泥除け部分が外されていましたが、確かに自分の自転車であることにありません。近づくとMAMORIOアプリの画面が切り替わります。

「自転車は手元にあります」


間違いありません。自分の自転車です。犯人も結局はサドルの裏側にあったMAMORIOには気が付かなかったみたいです。

盗まれた自転車が見つかったという安堵の感情とともによくも愛車を盗んでくれたな、という怒りの感情が湧いてきます。

駐輪場においてあるのを見ると、おそらく盗んだ犯人が日常的に使っているに違いがありません。さっそく警察に事情を話し自転車を取りに来た犯人を捕まえるべく、自転車をそのままに1日待ちましたが、犯人は現れませんでした。犯人を捕まえるのは警察に委ねましたが、とにかく盗まれたと思っていた自転車が帰ってきた。それだけで満足でした。

MAMORIOがなければ100%見つからなかった。みんなの善意をつなぐ新しいプロダクト


MAMORIOの製品を購入して使いはじめたのは本当に偶然でした。最初は保険にでもなればと思って特に期待せず軽い気持ちでつけていたのですが、こうしてなくなった自転車が見つかって戻ってきてはじめてMAMORIOの素晴らしさをかみしめています。

自転車が盗まれ、気が動転していた私を親身になってサポートいただいたサポートチームの皆様、そして素晴らしいプロダクトをつくったMAMORIOの皆に感謝したい気持ちでいっぱいです。

MAMORIOは2017年現在、交通機関との連携を深めていると聞きました。電車やバスやタクシーといった街を移動する様々な交通機関がMAMORIOのクラウドネットワークとつながればもっとたくさんの大切なモノが見つかっていくんだと思います。

利用者が増えて、世の中から大切なモノがなくならないことを期待するばかりです。少なくとも私の自転車はMAMORIOがなければ100%見つからなかったはずですから。本当に素晴らしい製品をありがとうございました。これからのMAMORIOに期待しています。

記事:supported by PR Table

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