はじめに
こんにちは。malnaの採用広報チームです。 今回の社員インタビューは、2026年にmalnaへジョインした藤原さんにお話を伺いました。
社員数2,000名超の独立系SIerからmalnaに転職した、藤原さん。マーケはほぼ未経験。それでも今は、Web広告、SEO、アプリマーケティングと幅広い領域を任され、自律型AIエージェントを相棒に、自分のスキルを「1.5倍にも2倍にも引き上げながら」働いています。
malnaが掲げる「AI Growth Marketing Firm」を、日々体現している一人。 大手で物足りなさを感じたところから転職した今、彼の半年を等身大の言葉で語ってもらいました。
プロフィール
藤原 將 ─ 同志社大学卒。独立系SIer企業に新卒入社、デジタルマーケティング部門に配属。その後ベンチャー企業を経て、2026年にmalnaへジョイン。現在はWeb広告運用・ディレクション、SEO、アプリマーケティングまで幅広く担当。
「ホワイトすぎる」ことへの危機感
ー まず転職の理由から聞かせてください。新卒で入った会社は、どんなところだったんですか?
従業員2,000人を超える、ITエンジニア派遣を主力とするSIer企業でした。僕はそのなかでデジタルマーケティング部に配属されました。規模も大きいし、待遇も悪くない。普通に考えれば、不満なんてないはずだったんですよ。
ただ……正直に言うと、「ホワイトすぎる」と感じていました。
一見ありがたい環境なんですけど、定時でしっかり帰れるし、先輩や上司からのフィードバックも基本的に当たり障りのないものばかりで。「本音・本気で改善点を指摘してくれる」みたいな場面が、ほとんどなかったんですよね。
このまま居続けたら、自分は何も身につかないまま、慢心して終わるんじゃないか──そういう焦りが、日に日に大きくなっていきました。
ー それでベンチャーに転職を?
そうですね。大企業の規模感ではなく、少人数で裁量を持って動ける環境のほうが、自分の今後のキャリアに活かせるスキルを身に付けられるはずだと考えました。
実は代表の高橋とは、最初の転職活動のタイミングで一度お会いしていたんです。そのときは別の会社を選んだんですが、結果としてまた縁があって、入社したという経緯です。
「広告のことだけ」では済まない世界
ー 入社してみて、ギャップはありましたか
「バリバリ働く会社だろうな」という想像は、その通りでした。
ただ、想定以上だったのは求められる知識の量と幅ですね。malnaはマーケティング全般を扱うので、「広告のことだけ詳しい」では全く通用しない。お客様の成果を最大化するために、必要な施策を全部洗い出した上で、こちらから提案しないといけないんです。しかも、それを成功させるための知識まで自分で揃えておく必要がある。
教え方も手取り足取りというよりは、「やりながら慣れる」が基本。インプットされたことに対して、自分で一次情報を取りに行く。良くも悪くも、毎日なんとか食らいついている感覚です。
でも、振り返ると入社当時とはレベルが全然違う。それは自分でも実感できるくらいです。
AIは"ドーピング"──スキルを2倍に引き上げる相棒
ー malnaは「AI Growth Marketing Firm」を掲げていますよね。藤原さん自身は、AIとどう働いていますか?ここはぜひ詳しく聞きたいです。
正直に言うと、僕にとってAIは「ドーピングできるツール」なんですよ。
強い言葉ですけど、僕の感覚に一番フィットするのがこれなんです。
自分が本来持っているスキルに、1.5倍でも2倍でも上乗せしたアウトプットを返してくれる存在。だから今、もしAIを取り上げられたら、急にレベルが下がりそうでむしろ怖いです。
だからこそ、地力のマーケティング力を上げることが重要だと思っています。
ー AIを使って業務をしてみて感じていることを具体的に聞きたいです。
クライアントにより価値の高い提供ができているなという実感があります。
一般的な生成AIだと、こちらの「文脈」を読み込ませるのが難しいんですよ。自分は分かっていても、AI側にこの案件の背景やお客様の好みまで理解させるのは、なかなか厳しい。
でも、僕らが使っているClaude CodeやCodexのような自律型エージェントは、コンテキストを読むのがとにかく得意なんです。情報を蓄積させていけば、どんどん「クライアントへの価値提供に向けてに育っていく」。クライアントから過去に指摘されたこと、好み、「こういうアウトプットのほうがいい」という方向性──そういうものを溜め込んだAIを用いながら、意思決定をしていく。
もちろん、最終的な意思決定やアウトプットのクオリティなどの確認は私たち人間が行いますが、たたき台を作ってくれるという点では非常に助かってます。
ー ここまで聞いていると、かなり高度なAI活用をされているように見えますが、藤原さん自身は最初からそんなにAIを使いこなせていたんですか?
いえ、全然です(笑)。むしろ、めちゃくちゃ恥ずかしい話していいですか?
半年前まで、スプレッドシートの関数は基本的な関数しか理解していなかったです。GAS(Google Apps Script)についても、スクリプトエディタを開いた瞬間、そっと閉じたくなるレベル(笑)
それが今、AIを使うとゴリゴリ進められるんですよ。しかも出てきたコードを眺めながら、「あ、ここってこういうことか」って徐々に理解できてくる。業務を回しながら、自然と引き出しが増えていくんです。
お客様の事業を成長させるために「今こういう課題があるから、こういう施策を打つべき」と考えるときも、自分一人では思いつかなかった視点をAIに洗い出させて、提案の幅を広げる。AIは効率化だけじゃなくて、自分の成長プロセスそのものを加速させるツールなんです。
ー 個人がここまでやれているのは、会社のカルチャーが後押ししている部分も大きそうですね。
これがmalnaが他のマーケ会社と決定的に違うところだと思っています。
全社員、初回研修でClaude Codeを叩き込まれます。マーケターが直接ターミナルからClaude Codeを動かして、データ集計の自動化スクリプトを書いたり、繰り返し作業のワークフローを組んだり、社内ナレッジを引き出すエージェントを構築したりする。「マーケ会社の社員」のイメージから、たぶん相当ズレていると思います。感覚としては、僕らマーケターはもう"プレイヤー"というより、複数のAIエージェントを束ねるチームリーダーに近いんですよ。何をどのようにAIに任せて、どこで自分が判断を入れるか。チームを率いる時の発想と、本当によく似ています。
社内では今、業務そのものをAI前提で再設計するプロジェクトが同時並行で進んでいて。労務、議事録、請求書、社内APIコストの最適化──「なんでその作業をAIじゃなくて人がやってるの?」みたいな会話が日常的に出てくるような水準です。
ー 個人のAI活用と、組織のAI活用、両方が回っているんですね。
そうなんです。個人がどれだけAIを使い込んでも、組織にナレッジが溜まらなければ"足し算"で終わる。でもmalnaはそうじゃなくて、ちゃんと組織として複利が効く仕組みになっている。
象徴的なのが、SlackのAI関連チャンネル「FYI AI」。社員が日々X、note、AIベンダーのニュースリリース等でキャッチアップした最新情報を、誰でも気軽に投下する文化があるんです。「これ業務に応用できそう」「このプロンプト効きました」みたいなナレッジが、毎日流れてきます。
他社にいたときは、情報を発信するのが特定の一人だけ、ということがよくあったんですが、malnaでは違うんです。みんながXで拾ってきた知見や、広告運用のアップデートを、当たり前のように共有し合っている。新人インターンが拾ってきた一次情報に代表が反応するみたいなことも普通に起きる。つい先週まではAI関連の進捗共有ミーティングを毎日開いていたほどで、組織全体のキャッチアップ速度が、個人で頑張る速度を完全に超えているんですよ。
「AI Growth Marketing Firm」って言葉、入社前は正直ちょっとマーケコピーっぽく聞こえていたんです(笑)。でも入ってみたら、これは本当にそのまま体現されている。世の中の最先端を、会社まるごとで走り続けるための仕組みが、ちゃんと組まれている。この熱量は、たぶん他社では味わえないと思います。
派手な瞬間より、毎日の"成長痛"
ー 半年で一番成長を実感した瞬間はありますか?
これ、ちょっと残念な回答かもしれないんですが──「どでかい壁を一つ越えた」みたいな劇的な瞬間は、まだないんですよ。今まさに、絶賛"成長痛"の真っ最中という感じで。
ただ、振り返ると入社当時とは全然レベルが違う。自分でも実感できるくらい上がっている。
代表の高橋もよく言うんですが、「昨日の自分よりちょっとずつできることを増やしていく」。それをひたすら積み重ねている感覚です。毎週のように「これ何だろう」って知らない業務や気づきが出てくるので、退屈する暇がないんですよね。
派手じゃないけど、確実に階段を上っている。そういう手応えがあります。
malnaのカルチャー──「タスクが浮かない」という誠実さ
ー malnaに入って意外だったカルチャーはありますか?
これ、入る前は意識していなかったんですが、入って一番「すごいな」と思ったのが、社内メンバーのオーナーシップですね。
大企業にいると、「これ結局、誰がやってるんだっけ?」って毎週確認するような場面が、よくあるじゃないですか。タスクが宙に浮く、みたいな。malnaにはそれが基本的にないんですよ。全員が自分のタスクの期限を自分で握って、責任を持って進めていく。
これが、”オーナーシップをとる”というmalnaのバリューにそのままつながっているんだなと。社内でも、お客様に対しても、最後まで至誠を尽くす。そういう文化がちゃんと根付いています。
「20代のうちに、燃やせるなら燃やしたほうがいい」
ー 最後に、かつての自分と同じように「このままでいいのかな」とモヤモヤしている20代に向けて、メッセージをお願いします。
少し言葉が強くなっちゃうかもしれませんが(笑)
40代になって、ある日突然リストラされ、社会に取り残される。──その可能性は、今の世の中、決してゼロじゃないって思っています。もしそうなった時に、自分自身に自力で稼げたりほかの会社でも通用する様なスキルがないです、みたいな状態になっているのって怖いなってふと思ったんです。
だったら20代のうちは、楽な道を選ぶより、ある程度しんどくてもスキルを身につけて、「どこに行っても通用する、価値のある人材」になっておいたほうがいい、私自身は考えています。2年前の僕にも、たぶん同じことを言うと思います。
その意味で、malnaは自分の成長速度に、自分が一番驚く場所だと思います。半年前まで関数すら分からなかった僕が、今はAIと協働しながらクライアントの事業に向き合えている。これ、入社前の僕に言っても絶対に信じてもらえないです(笑)。
モヤモヤしている人。何かしらの不安や焦りがある人。それを、前向きなエネルギーに変えて燃やせる場所だと思います。
僕自身、まだ全然道半ばで。1年後には、どこに行っても恥ずかしくないハードスキルを身につけて、いずれはチームを率いて、チームの数字に責任を持つ立場になりたい。そういう景色を目指して、明日も成長痛と格闘します(笑)。
ー 藤原さんのこれからの活躍、楽しみにしています!ありがとうございました。
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