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震災から5年。私たちと被災された方々をつなぐもの。

東日本大震災の発生から、今日で5年が経過いたしました。

今現在、震災によって全国各地で避難生活を余儀なくされている方々は17万人以上。うち、被害の大きかった岩手・宮城・福島では、11万人以上の方々が仮設住宅などで暮らしています。

また、福島県ではいまも9つの市町村に避難指示が出されており、震災以前の生活に戻るにはまだまだ時間がかかる見通しです。

現在、岩手・宮城・福島を拠点に「MakeShop」を利用してネットショップを運営されているショップ様は、310ショップ。震災前には457ショップ様がいらっしゃいましたので、震災により147のショップ様が残念なことに運営を断念されたことになります。

あれから5年経ち、最近では、新たにネットショップ運営を開始されるショップ様も増えてきており、お申込み状況や流通額の推移から、被災地域での経済活動が日を増すごとに活発になっているようです。

そうした中、私たちは昨年12月、震災から4年半をかけ、福島県から宮城県へ工場を移し、ネットショップ運営を再開された和菓子屋さんにお話を伺うことができました。そのインタビューを、改めてここでシェアさせていただきます。

▼東日本大震災で工場閉鎖。 4年半後、不屈の精神で見事に復活。お客様から喜びの声

http://www.makeshop.jp/magazine/interview_konohata/

インタビューで、株式会社木乃幡の木幡様が実際にあったお客様とのやり取りを教えてくださいました。

「南相馬の多くの方は被災し住む場所を失いました。地元に住むことを諦め、慣れ親しんだ故郷を離れてしまう方が増えました。地元に住む人はひとり、またひとりと減っていきました。
私たちも同じで、断腸の思いで南相馬での再起をいったん見送り、工場を宮城県へと移し、ネットショップ運営を再開しました。するとその噂をどこからかお聞きになったお客様がひとり、またひとりと増えていきました。
そして、「やっとネットショップで小さい頃食べていた味が食べられるようになった」「懐かしい。故郷を思い出す」と、幼少期の思い出と地元への想いが綴られた手紙を頂くようになり、遠く離れていても、今でも私たちの商品を懐かしみ、喜んでくれるお客様がいる、と思うと、すごく胸が熱くなりました。」

このことを電話越しに聞いたMakeShopの女性スタッフは、溢れてくる涙を抑えられなかったようです。

ネットショップを通じて繋がる世界。私たちにできること。

昔と変わらないお菓子を再び作り、ネットショップを通じ、お店に通ってくれたお客様と再び繋がることができた木乃幡様のお話は、ネットショップのインフラを提供する私たちにとって非常に嬉しく誇らしいことでした。

震災によって、昔あった大切なお店はなくなってしまったかもしれませんが、今ではネットショップを通じてお客様へ商品を届けることができます。そしてこの繋がりを通じて、ショップ様とお客様、どちらにも笑顔が生まれています。

震災によって商売の道を断たれ、強い思いをもってお菓子作りを再開されるまでには想像を絶するご苦労があったことと思います。

そして、ネットで売ろうと我々のMakeShopを再び選んでいただいたことを大変誇りに思うとともに、

ショップ様とお客様の生活や未来をご支援させていただくため、

最高のサービスを提供しなければいけないと改めて痛感します。

MakeShopのタグライン

”EC for a better future”

社会インフラを提供する、我々の使命です。

ECによって未来をより良くする。

ショップ様にとって、その先にいらっしゃるお客様にとっても、明るい未来となるよう

私たちは最高のサービスを提供するため、これからも本気で取り組んでまいります。

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