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コンシューマチームで患者さんの不安を素早く解決!エンジニアリングで医療をより身近なものへ

こんにちは、人事の友永です。テックブログにも記載した通り、エムスリーは2020年度末までにエンジニアリンググループを120名体制にしていくことを目指しています。エンジニアの皆さんの協力のおかげもあり、2019年9月末時点で約80名の体制になりました!

最近ではブロガーの会社と呼ばれるなど、注目度も上がってきており、強いエンジニアの人たちがエムスリーに入社をしてくれるのは本当に嬉しい限りです。

エンジニア組織を強くする目的は「医療現場と患者さんの課題を解決するユニークなプロダクトを生み出し続けるため」です。そのために、エンジニアの皆さんの力が必要で採用を強化しています。

先日、エムスリーのエンジニア組織を大公開!!というイベントを開催したところ、ご好評をいただいたので、今回は少し違った角度でエンジニアリンググループのチームを紹介していきたいと思います。

現時点のエンジニアリンググループは全16チームで構成されています。また特徴的なのが、各チームの技術スタックが本当に(ほんとうに!)様々であること!エムスリーは特定技術の会社ではないですし、隙あらば新しい技術を導入しようとする人たちが集まっているのでおもしろいです。

今回は「コンシューマチーム」について、チームリーダーの愛宕(アタギ)さんにお話を伺いました。まず、チーム概要はこのような感じです。

ー 愛宕さん、こんにちは。まずは自己紹介からお願いします。

愛宕:コンシューマチームでエンジニアリーダーを担当している愛宕です。エムスリーには2017年11月に入社しました。まず私のプログラミングとの出会いからお話ししたいと思います。

ー プログラミングとの出会いから話すところがエムスリーのエンジニアっぽいですね笑

ー 愛宕:小学生の頃にファミコンを買ってもらえなかったんです。ただ家に古いパソコンはあったんですよね。それで自分でゲームが作れることがわかり、プログラミングの本を読みながら独学でゲームを作ってみたことがきっかけです。

ー えーファミコン買ってもらえなかったんですね、我が家にはありましたよ。でもそこから自分でゲーム作っちゃうところがすごい!

愛宕:そうなんです。そこから高校生の頃までプログラミングに情熱を注いでいたんですが、大学の頃は興味が別の方向に向いており、文系を選択しました。でも、その後やりたいことがみつからなくて、自分で事業を興してゲームを売ったりしましたが、うまくいかなかったです。これは黒歴史ですね笑

ー 愛宕さんの黒歴史初めて聞きました笑

ー 愛宕:その後、友人のベンチャーでプログラマーが足りなかったのでバイトで1年半くらいエンジニアをやって、これが初めてのエンジニア業務です。その後いろいろあって、小さなインターネット広告代理店へ入社しました。その時はコードも書いたし、デザインも作ったりしていました。これまたいろいろあって、そこからぐるなびに入社し約9年間くらいエンジニアとして業務していました。ぐるなびではメインサービスであるお店の検索を担当していて、最終的にはマネージャーを担当し15人くらいのチームをみていいました。マネージャーだったので、人を見る仕事が多く、実際に手を動かす機会が減ってしまったこと。また、もっと少人数で技術的な裁量も大きなところに行きたいなと思いエムスリーに転職しました。入社後はコンシューマプロダクトを担当するチームでエンジニアをしています。

ー ありがとうございます。次にコンシューマのプロダクトについて教えてください。

愛宕:コンシューマチームはAskDoctorsを中心に約6個のプロダクトを展開しています。AskDoctors(以下Ask)とは自宅にいながらweb上で医師に質問ができるプロダクトです。病院に行かなくても医師に意見を聞くことができてます。しかも回答スピードが早いことが特徴で、質問してから最短だと5-10分で回答が来ることがあります。また複数人の医師から回答がもらえるので、セカンドオピニオンとしても使えるプロダクトですね。これらは圧倒的な医師会員数を抱えているエムスリーだから実現できる世界かなと思います。

ー なるほど、困っている時にすぐ回答がもらえるのはいいですよね。具体的にどんなシーンで活用されることが多いですか。

ー 愛宕:お子さんがいるお母様からの質問が多いと思います。例えば、子供が怪我をしたけど病院に行くべきかどうか迷っているとか。SNSでAskのエゴサーチをするのですが「月300円+税で医師に聞けるのはいいね」と言ってもらえたり、他にも持病がある方だと継続してサービスを使ってくださるケースもあり、役に立っていると感じられるのが嬉しいです。私もここ1ヶ月くらい風邪が治らなかったので、Askで医師に質問してみたところ、別の病院に行くことを勧められたり、医師から直接アドバイスをもらえるのでとても便利だなぁと実感したところでした。

ー 気軽にお医者様からアドバイスをもらえるのは便利ですね。今後Askはプロダクトとしてどう進化していくイメージですか。

ー 愛宕:継続してプロダクトを利用してくれる方がいる一方で、1度登録して辞めてしまう方もいるんですよね。私は健康って毎日の積み重ねと考えているので、継続して使ってもらえるようにしていきたいと思います。例えば、健康状態や飲んでいる薬を普段から入力してもらうことで、一人ひとりの健康状態を加味した、より質の高い回答ができるようにできるなど。ユーザーの情報を集める仕組みは作ったので、実際に活用するところをこれから作っていきたいと思います。

他にはPSPのような法人向けのサービスにも力を入れており、これまでとは少し別の角度から患者さんの健康に貢献できるようにアプローチをしています。

ー ありがとうございます。次はコンシューマのチームメンバについて教えてくれますか。

ー 愛宕:まず、一人ひとりが自立しているのが特徴です。一方で自分の仕事だけやっているのではなく、みんな他メンバーのことを気にしていて、サーバントリーダーシップを持っている感じです。例えば、宙に浮いたタスクも誰かが拾ってボール持って進めてくれたり、直接自分に関係のないことについて困っている状況だと、何かできることがないか聞いてくれたり、そんな感じです。

あと、エムスリーのエンジニア全体に言えることですが、みんな技術に対する向上心が強いです。放っておいても成長しています。どこで新しい技術のキャッチアップしているのかと思う程です笑。昨年入社した新卒のエンジニアも毎週末勉強会に出ているし、学んできたものをちゃんと実際の業務に生かしているんですよね。

ー 隙あらば新しいものを入れてくるスタイルですね!チームリーダーとして普段何か意識していることはありますか。

ー 愛宕:なるべくメンバーの話を聞くようにしています。口を挟むと本来言いたかったことが妨げられてしまうのと、話しているうちに本人も気付くことも多いので。また、私はリーダーとしてチーム内で浅く広く見ざるを得ないところもあるので、一番情報を持っている担当メンバに任せつつ必要なところでアドバイスする感じです。

また、Askは10年以上続く歴史の長いプロダクトなので、改善しないといけない面もあれば、プロダクトの発展に寄与していく面の両方があります。それらをどう優先順位を付けて進めるかのディレクションはリーダーとして行っています。

ー コンシューマチームに入ると楽しいことを教えてください!

ー 愛宕:既存のプロダクトを担当しながら、新しいプロダクトの立ち上げに関わることできるので刺激のある環境だと思います!実際にここ1年半で新しいプロダクトが2つ生まれています。私は新規プロダクトを作るだけじゃなくて、脆弱性を潰したり、山積している問題を綺麗にするのも好きなのでちょっと変わっているタイプかもしれませんが笑

他には、ロジカルに考える人が多いので、考え方に刺激を受けることが多いです。ビジネスとの距離も近く、少ないコストで大きなビジネスインパクトを出す仕組とか、賢い人と一緒にプロダクトを作っていく感じが面白いです。

ー たしかに、コンシューマチームとして一体感がある印象を持っていました。愛宕さんはどんな方と一緒に働きたいですか。

ー 愛宕:まずは技術的な好奇心が高い人。とにかく話していて楽しいです。何の技術使うかは決まっていないので、初めての言語にチャレンジできたり、柔軟に対応できる人がいいです。技術以外にも担当範囲を決めつけない人がいいですね。例えば、Askは機械学習の要素を取り入れてプロダクトを改善する余地もあると思うのですが、たとえ機械学習のガチ勢でなくても自分の知識や技術を生かしてプロダクトを改善していけるような。自分の立場を固定しない人がいいです。

あとはエムスリーは自分で考えなければいけないことが多く、自分事として物事を前進できる人がいいです。一緒に仕事をしていても張り合いがあります。

また、曖昧な問題を具体化したり、気付いていない課題を発見し、筋道たてて自分で進めていくことが求められるので、現職で細かく指図されたりマネジメントされて窮屈だな、と感じている方にはとても向いていると思います!!

ー 医療をより身近にしていきたい方、技術的なチャレンジ&課題発見から担当したい方は是非ご応募ください!愛宕さん本日はありがとうございました!

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