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10年間働き続けたからこそ、体験できたことがある。会社の歴史は、自分の成長の歴史。STAFF INTERVIEW

エムハンドのメンバーをクローズアップして紹介する、社員インタビュー。今回は、在籍10年、エムハンドの成長を支えてきた社員の登場です。今もトップディレクターとして現場で活躍しながら、後輩の育成やチームのマネジメントも手掛けるなど、多忙な日々を送る奥村にエムハンドのこれまでの変化とこれからの可能性についてじっくりと話を聞きました。

奥村勝利 Katsutoshi Okumura | ディレクション部マネージャー / シニアディレクター

京都産業大学卒業後、WEB業界へ。デザイナーとしてキャリアをスタートし、WEBサイトのデザインやコーディング、FLASHアニメーションの制作などに携わる。25歳の時に企画の仕事をしたいと思うようになり、エムハンドに転職。入社後は代理店担当などを経験し、ディレクターに転身。マネージャーとして、後進の育成やチームのマネジメントにも力を入れている。みんなから頼りにされる存在。

この10年間で変わったこと。変わらなかったこと。

--今日は、よろしくお願いします。さっそくですが、奥村さんはエムハンドに入社してもう10年になるんですよね。

奥村:こちらこそ、よろしくお願いします。そうですね。気が付いたら10年たっていましたね(笑)。

私が入社した当時、4名が採用されて一緒に入社したのですが、そのときの社員数は全体で10名でした。ディレクター業務も代表自らが行っている状況で、ちょうど今後ディレクターを増やしていこうという時期。その頃から考えれば、社員数85名の今のエムハンドはもう全く別の存在。ひとつの歴史と言ってもいいかもしれない変化がありましたね。

--10名から85名まで、一気に成長してきたんですか?

いえ、私の入社後5年くらいはディレクターの数も大きくは増えず、全体の従業員数も15名程から大きく増やすことはせず、ディレクターが案件全体を管理する体制で仕事を回していました。今思うと、よくやれていたなと思うようなハードワークが続きましたが(笑)、振り返ってみると、この時期に築き上げた実績がその後の飛躍の大きな礎になっていると思いますね。

その後、WEB集客への需要がドッと出てきて、その波に乗って規模を拡大していく方向に踏み切って、中途採用だけでなく新卒採用も開始しました。そこからはどんどん大きくなって、およそ5年間で一気に85名体制まで拡大しました。100名を超えるのも時間の問題だと思います。

--なるほど。タイミングをつかんで急成長したわけですよね。社内の変化も大きかったのではないですか?

そうですね。一番の変化は、やはり組織ができたことでしょうか。代表が全員を直接管理するフラットな体制から階層を持った組織体制になり、上司・部下という関係が生まれました。それに伴って、それまでの「個人個人の力でなんとかしていく」というマインドも大きく変わりましたね。以前が「少数精鋭」なら、今は「強い組織」という感じでしょうか。

扱う案件のスケールも変わってきました。例えば、制作料金を例にとってみると、私が入社した当時は受注金額30~40万円という案件が多くて、100万円を超える案件を受注したら、もう賞賛の嵐でした(笑)。それが今では100万円は平均的な受注額になり、1,000万円を超えるようなシステム案件を受注することも珍しくなくなりました。

もちろん、クライアントの規模も大きくなり、大手上場企業のサイト制作に携わることも増えてきて、ニーズも幅広くなってきています。チームのみんなで力を結集して取り組まないと、ベストな結果を出せなくなりましたね。

--なるほど。では、それだけの変化があった中でも、「ここだけは変わらない」ということはありますか?

う~ん、そうですね。企業の10年生存率は10%未満、20年では0.4%などとよく言われますよね。それだけ厳しい市場の中で、エムハンドが17年という歴史を築き上げてくることができた要因は何かと考えてみると、「常に結果を意識して妥協しない」という代表の姿勢が基本にあって、それが会社全体に浸透していることが大きい気がします。逆の言い方をすれば、このいわば基本哲学が変わらないからこそ、どんどん変化してくることができたのかもしれません。

ちなみに、結果主義というと効率重視という印象があるかもしれませんが、決してそうではありません。エムハンドの結果主義の前提としてあるのは「頑張っている、評価されるべき人を、公平に評価するべきだ」という考え方なんです。そして、それを実現するための評価制度がきちんとあるので、社員全員に自然に「結果主義」が浸透していると思います。

--具体的には、どのような評価制度なんですか?

ディレクターに適用されるのは成果給制度で、ランクごとに達成売上額が設定されていて、その達成度合によって歩合が変動したり、ディレクターランクのアップ・ダウンが決まったりするというものです。一見厳しそうに見えるかもしれませんが、明確な成果給の基準がつくられていて、評価すべき人を評価できるしくみになっているので、成果を出しているスタッフほど、よりモチベーション高く働くことができています。

一方、デザイナーやエンジニアの場合は、売上などの数字で評価するのは難しいですよね。そこで、ポイント制度というユニークなシステムが導入されています。例えばデザインやコーディングといった個々の作業ごとに、基準工数に応じた作業ポイントが割り振られ、その獲得ポイントが給与に反映されるというしくみです。

わかりやすく言うと、生産性に応じたインセンティブという感じでしょうか。効率よく数多く仕事をこなしたスタッフはポイントを多く獲得でき、給与に反映されます。「毎日残業してよく頑張っているから」というような主観評価の場合、ゆっくり作業している人ほど評価されて給料を多くもらえるなどという不公平が起きてしまいますよね。そうではなく、集中して効率的に働いている人、評価すべき人を評価するためにポイント制度を導入しています。納得感・公平感があり、スタッフからもとても好評な制度です。

長く働きたいと思える会社に出会えた幸せ。

--少し奥村さん自身のことについてもお聞きしたいのですが、10年の間には、環境を変えてみたいなんて思ったこともあったのではないですか?

WEB業界は、転職は当たり前の業界です。でも私の場合は、そういうことを考えたことはなかったですね。先ほども話したように、この10年で会社はどんどん変化してきましたし、それに伴って自分自身にもいつも新しい課題があって、役割も責任もどんどん重くなってきたので、ひとつの会社に居続けたという感覚は全くないんです。

エムハンドでの仕事のやりがいをひと言で表すなら、「成長」という言葉に集約されると思うのですが、それは会社自体がひとつのところにとどまることなく、常に次を目指しているからだと思います。ちょっとオーバーな表現になるかもしれませんが、転職するよりも多くの変化をエムンドの中で味わってきたような気がしますね。

どんどん転職してステップアップしていくという考え方もあるとは思いますが、ひとつの会社の中で歴史をともにすることで、会社の成長とともに自分も成長していけるという今の状況にはまた別の充実感があります。この先も長く働きたいと思える会社にいられることを、私は幸せなことだと思っています。会社全体としてみても辞める人は少なくて、長く働いている社員が多いですね。

やる気がある人ほど、チャンスがいっぱいある会社!

---奥村さんがエムハンドで、これから一番やりたいことは何ですか?

そうですね。やはり、後輩の育成やチームのマネジメントでしょうか。そこにもっともっと力を注いでいきたいと思っています。この点ではまだまだ経験不足もありますが、みんなからより信頼されるように人間力を高めて、一回り大きくなりたいなと思ってます。

会社の規模も大きくなり、本拠地の京都だけでなく、東京・大阪の拠点も成長してきています。今後は、それらの連携の強化なども視野に入れて、より大きなスケールで発想していきたいと思っています。プロジェクトマネージャとして、大きな規模の案件も積極的にこなしていきたいですね。

--では最後に、これから応募してくる方に向けて、エムハンドの魅力や求める人物像についてお話していただけますか?

はい。エムハンドは、やる気さえあればチャンスはいくらでもある会社です。仕事をポジティブにとらえてどんな状況にでも楽しみを見つけられる人、変化を楽しめる人にとっては最高の職場だと思いますので、ぜひ、どんどん応募してきていただきたいですね。

今もオフィスのリノベーションを行っているところですが、働く環境は最高にいいですよ。全員にハーマンミラーのアーロンチェアが用意されていますし、個人の作業スペースも広々としていて、デュアルディスプレイが標準になっています。能率も上がりますし、 何より気分良く快適に働ける職場になっています。

制度面でも、成果報酬制度が明確で頑張れば報われるしくみがありますし、フレックスタイムの導入など自身で仕事を管理しながら、能動的に自由に働ける環境が用意されています。そして、教育環境。これも大きいですね。入社後の研修制度はもちろんですが、セミナー補助制度、ブックシェアリング制度など、学び成長するための支援が充実しており、OJTだけではなく、OFF JTでも成長できる環境がエムハンドにはあります。

会社は人がつくるものだという考えが基本にあり、人にはどんどん投資する会社です。エムハンドで働きたいと思う方は、ぜひエントリーしてきてください。いっしょに、次の夢を目指しましょう!

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