こんにちは、ラワンセ 遠藤(ネットワークエンジニア)です。
ネットワークの基礎を学ぶシリーズの第11回として、CCNAの問題を題材に知識を身につけていきます。
□前回の振り返り
前回はポート番号について解説しました。
1つの機器の中でどのアプリケーションに通信するかを識別するための仕組みでした。
今回は、そのポート番号の中でもあらかじめ用途が決められている「well-knownポート」について解説していきます。
目次
■問題
■選択肢
■回答
■解説
□代表的なポート番号
□なぜ必要なのか
□初心者ポイント
□もう一歩理解を深める
■まとめ
□今後について
■問題
well-knownポートの説明として正しいものはどれか?
■選択肢
A. 動的に割り当てられるポート番号
B. 特定の用途のために予約されているポート番号
C. 通信速度を制御する番号
D. IPアドレスを変換する番号
■回答
B. 特定の用途のために予約されているポート番号
■解説
well-knownポートとは、特定のサービスで使用することがあらかじめ決められているポート番号のことです。
これにより、どのポートに通信すればどのサービスに接続できるのかが分かるようになっています。
□代表的なポート番号
代表的なwell-knownポートには以下のようなものがあります。
HTTP(Web) → 80
HTTPS(Web) → 443
FTP → 21
SSH → 22
DNS → 53
このように、サービスごとに使用するポート番号が決められています。
ここに記載したものはCCNAでも頻出のポートなので覚えましょう。
□なぜ必要なのか
もしポート番号が自由に使われていた場合、どのポートでどのサービスが待ち受けているのか分からなくなってしまいます。
あらかじめ決められていることで、クライアントは正しいサービスに接続することができます。
□初心者ポイント
「ポート番号は毎回変わるのでは?」と思うかもしれませんが、サーバ側のポート番号は基本的に固定されています。
一方で、クライアント側のポート番号は通信ごとに動的に割り当てられます。
この違いも重要なポイントです。
□もう一歩理解を深める
ポート番号は大きく3つの範囲に分かれています。
0〜1023 → well-knownポート
1024〜49151 → 登録済みポート
49152〜65535 → 動的(エフェメラル)ポート
特にwell-knownポートは、主要なサービスで使用されるため必ず押さえておく必要があります。
■まとめ
well-knownポートは用途が決められているポート番号
代表的なサービスごとに番号が割り当てられている
通信先のサービスを特定するために重要
ポート番号には範囲ごとの役割がある
□今後について
ここまでで、ネットワーク通信の基本的な仕組み(IPアドレス・ポート・TCP/UDPなど)を一通り学びました。
次回以降は、より実務に近い内容として「MACアドレス」や「ARP」など、ネットワークの内部動作について解説していきます。
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