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【ベンチャー/スタートアップお奨め】経営合宿を大成功させる『3つのセオリー』

ニューレボにとっての経営合宿

こんにちは、経営顧問をさせて頂いてる武末です。

4/29-30の連休を活用して、経営合宿@熱海に行ってきました!ニューレボにとって経営合宿は大きな意味を持っており、重要なターニングポイントの前には必ず経営合宿を行い乗り越えてきました。

今回は、ニューレボの経営合宿での話を通じて、経営合宿を成功させる『3つのセオリー』をご紹介します。ベンチャー/スタートアップの方以外にも、中規模以上の企業でもご活用頂ける内容になっているかと思います。

#1 : 「オープニングディスカッション」の設定

ニューレボで行っている経営合宿は、私がコンサルティングファームにて勤務していた際に行っていた手法を、ベンチャー/スタートアップ版に改良したものがベースとなっています。経営合宿では、以下のようなことを話す企業が多いのではないでしょうか。

・今後のビジョン
・今後の事業計画
・新サービス案
・現状の課題と解決策  などなど

そして多くの企業が上記のようなテーマを議論するにあたって、いきなり議題に直行する形で議論をスタートしているように思います。しかし、ここには以下の2つの問題があると私は思っています。

・会社の現状に引きづられ「あるべき論」に集中しきれない(発散に欠ける)
・直近のパフォーマンスが微妙な社員は意見を言いづらい

こうした課題を解決するために、ニューレボでは以下のような議論の流れを取るようにしています。

  1. [発散] 「理想のチーム」「理想のリーダー」等の抽象的なテーマを設定し、キーワードを上げていく
  2. [収束/診断] キーワードをグルーピングし、自分たちの思考が不足している部分を議論し全員で埋める
  3. [対話] 2の状態で現状との乖離を議論し、チーム/個人の課題とやるべきことを整理していく

【※議論のイメージ(板書)はこんな感じ(詳細は凝視しないでください笑)】

オープニングディスカッションとして1, 2を行うことが特に重要です。「自社の目標」等を最初から議論すると、特定の人物のみの議論になり、アジェンダが変わっても、同じように議論が終始してしまいます。こうした状況を回避するために、一旦発散段階で「自社に全く関係のないテーマ」を議論し、収束段階で「互いの思考の不足を認識」した上で、対話段階で本格的な議論をしていきます。この段階で気をつけるべきことは、

・皆が思考し発言する「参加者」になれているか?
・日々の関係を一旦忘れ互いに「公平な関係」になれているか?

の2つかと思います。

#2 : 「ファシリテーター」の設置

セオリーの2つ目は「ファシリテーター」の設置です。ここでいうファシリテーターは単なる司会進行の域を超えて、『議論のクオリティコントローラ』の役割を果たします。ファシリテーターは以下の3つの機能を担うと考えます。

・参加者を議論と思考に集中させる
・ワークとディスカッションを使い分け議論の質を高める
・議論不足の部分を指摘しアウトプットの質を高める

参加者を議論と思考に集中させる

参加者自身がファシリテーターとなる場合、その参加者の議論や思考の集中は明らかに低下します。また、そういった参加者の存在は議論自体のテンポを崩し、アウトプットの質の低下を生み出します。

可能な限り、ファシリテーターは議論の参加者とは異なる存在を設置し、参加者に議論や思考への集中を徹底することが必要だと思います。ニューレボの場合は、私がファシリテーターの役割を担うわけですが、役員や社員ではない「ちょっと斜めの存在」の方がファシリテーターとしては適任かと思います。

【ファシリテータがテーマを振った後の議論イメージ】


対話を通じてワークとディスカッションを使い分け議論の質を高める

「合宿だから徹底議論だ!」「考えることは事前に済ませてこよう!」たしかにその意見もごもっともだと思いますが、議論は生き物のため、適切なタイミングで議論を中断し、一人で考える時間を設けることで、議論の質を格段に高めることができます。

私はこの思考と議論のことを「ワーク」と「ディスカッション」と呼んでいますが、ファシリテーター自身がワークとディスカッションをアジェンダ立案の際に適切なタイミングで設置し、議論をリードしていくことで、時間効率の良いが議論を実現することができます。

議論不足の部分を指摘しアウトプットの質を高める

合宿で議論は盛り上がったが、時間の関係で議論できなかったり、そもそも議論が漏れていたりすることを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アジェンダや論点を正確に理解したファシリテーターの存在は、こうした問題を未然に防ぎ、アウトプットの質を高めることに貢献します。

#3 : 「イベント」の実施

3つ目のセオリーとして、合宿における「イベント」の重要性について触れたいと思います。ここで言っているイベントとは、「議論以外のアトラクション」のことを正に指しているのですが、そこの意図は皆さんの想像しているものとは少し異なるかもしれません。

イベントの目的は、

・メンバー間の関係性を良好にする
・メンバーの組織に対する所属意識を高める 等など

本論の議論とは異なる形で実施されがちです。しかし、イベントを以下のような形で設定することで、本論の議論の質をより高めることに貢献してくれます。

・制限時間内に議論できた場合に、イベントを実施する(ご褒美としてのイベント
・議論した内容の振り返りや延長戦として、イベントを実施する(ラップアップとしてのイベント

例えば、ニューレボの場合、今回の合宿では「皆でカレーを作ってみんなで食べる」というイベントを実施し、制限時間内で議論がおさまるか否かで、カレーの材料費を3倍にできるという形にしました。(「豚肉カレーが高級牛肉カレーになる」みたいな!)加えて、ビジョンのようなテーマは日中議論しつつも、論点を詳細化して、カレーを食べて飲みながら延長戦をするようにしました。

【みんなでカレー作りました(もちろんいい肉で)】

【盃を交わしながらビジョンを議論(昼話せよという意見をメンバーが出したり、、)】

ご褒美としてのイベントの設定は「皆で協力して時間内に最高のアウトプットを生み出そう」という一体感と緊張感を生み出します。オフサイトで合宿の高揚感を活かせば、ちょっとしたイベントも成果に直結するものへと変貌します。

ラップアップとしてのイベントについて、テーマ設定がイメージしずらいと思いますが、ラップアップを通じて以下のような部分を詰めていくことを前提に、テーマ設定出来ればよいかと思います。

・正直納得できない部分はないか?
・実は言えなかったことはないか?
・実際やろうとしたらできなさそうなことはないか?

ラップアップは正に議論したことの「腹落ち感」を高め、実行されない原因を全員が認識し事前に潰すことを目的としています。仮に潰せなかったとしても、事前に全員が原因を認識していることで、決めたことが進まない場合のリカバリーが容易になったり、実行者がスタックしている場合に信頼感を損なうことがなくなるなど、実行時の問題への対応力を格段に高めることができると思います。

まとめ

今回は合宿を大成功させる3つのセオリーとして、以下の3つを取り上げました。

  1. 「オープニングディスカッション」の設定
    1. 抽象的なテーマで発散し、グルーピングを通じて収束/診断し全員を対等の関係で参加者化
    2. 議論不足な部分を共に現状との乖離を把握し、打ち手について対話
  2. 「ファシリテーター」の設置
    1. 参加者に議論と思考に集中させる
    2. 対話を通じてワークとディスカッションを使い分け議論の質を高める
    3. 議論不足の部分を指摘しアウトプットの質を高める
  3. 「イベント」の実施
    1. ご褒美としてのイベント
    2. ラップアップとしてのイベント

上記に加えて、ニューレボでは「議論のフレームワーク」を意識していますが、ファシリテータ自身に経験と思考力が求められるため、今回は割愛させて頂きました。話を聞きたい人はfacebookより武末までご連絡頂くか、wantedlyより気軽にお声がけください !

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