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技術とマネジメントを両立し、育児もこなすエンジニアリングマネージャー小林。入社半年を振り返る。
ーリンクアンドモチベーションへ入社を決めた理由を教えていただけますか?
昨年2019年10月にキャリア採用で入社し、エンジニアリングマネージャーとして、主にモチベーションクラウドの開発に関わっています。転職の際は、いろいろな会社のお話を聞かせていただきましたが、その時に改めて、次に働く会社は、どんな業界の何の業務が面白いかな?と考えました。
その中で、社員のモチベーションなど人に関することをコア技術としているリンクアンドモチベーションで働く経験は、今後どんなキャリアを歩むにしても絶対に役に立つだろうし、面白そうだと思いました。会社やプロダクトのビジョンはもちろん、発展途上であるITエンジニア組織もとても魅力に感じました。
ー小林さんが特に魅力を感じたポイントは何でしょうか?
入社を決めたのは2019年ですが、自分の感覚では、前年の2018年がかなりのHR Techバブルだった印象があります。クラウドサービスがいくつも発表されたり、求人も頻繁に見かけたり、サービスが好調で株価が一気に上る企業があったり。HR Techは、2019年に入って少し盛り下がりを感じつつあったのですが、ターゲットや強みを考えると、モチベーションクラウドは、盛り返して更に大きく伸びていくだろうと感じました。
ITエンジニア組織としても、かなりめずらしい組織です。会社のメイン事業は非IT系ですが、東証一部上場で事業継続性が高い一方、システムの内製化を進め始めたばかりで、ITエンジニア組織はまだまだ立ち上げのタイミングです。
ある程度、中長期での計画や開発を行いつつも、まだまだ小さなITエンジニア組織づくりに関して裁量や貢献余地はかなり大きいです。
メインプロダクトであるモチベーションクラウドも、ユーザーの増加に備えてスケールする仕組み作りを行ったり、ルールを整えていかなければいけないフェーズです。
私は、システムが安心安全にスケールしていくための開発として、セキュリティや性能の改善、複数プロダクト展開にあたるワンプラットフォーム化などを行っています。エンタープライズ対応や大規模化などの対応は、個人で勉強してもなかなか身につけにくく、仕事で関わってこそ伸ばせるWebエンジニアとしてのスキルだと思うので、スキルアップの観点でもとてもいいタイミングだと思いました。
ーエンジニアマネージャーとしてご入社されていますが、コードは書いていないのですか?
自分は技術とマネジメントの両立をしたく、実際に自分も手を動かしてシステム開発に参加しソースコードレベルで理解した上で、エンジニアリングマネージャーとしても働きたいと考えています。このあたりの働き方はかなり希望を聞いてもらっており、初めはシステム理解のために開発メインの仕事をさせてもらい、現在はマネジメントや組織ルール整備等を徐々に増やしている段階です。
ITエンジニア組織をスケールさせるための活動として、各種ルールやドキュメンテーションの整備、システムの継続的な改善、若手の指導、エンジニアがもっと採用に関わっていくための改善を行っており、少しずつ力を発揮できているんじゃないかなと思っています。
ー入社してみて、それ以前のイメージとギャップを感じたことはありましたか?
メンバーのスタンスとか前のめり感に驚きました。モチベーション向上やメンバー間の交流に関する組織施策も、思っていた以上に力が入っていて、ITエンジニア組織としてはかなり異質かなと感じています。
会社のビジョンやプロダクトに共感していただける方でないと、このあたりはギャップが大きくて辛いかもしれませんが、一方でメンバーの団結はとても強いです。
個人的には、組織の施策はやりすぎるくらいやらないとみんなに浸透しないと思っているので、少し大変なときもありますが、チームとして力を発揮していくために重要だと思っています。
オンボーディングや標準化は、まだまだ改善の余地があると思います。しかし改善もかなりのスピード感で進んでいて、日々良くしています。
エンジニアが働きやすい環境もまだまだ発展途上ですが、こちらも改善していきます。個人的なこだわりで言うと標準が4Kディスプレイではなかったのですが、ルールを決めて希望者に導入しました。今はルールがないだけで、根拠を示したり自分で主導すれば、受け入れてもらえる土壌があります。
ーエンジニア組織が抱えている課題はどういう点だと思いますか?
リンクアンドモチベーションのITエンジニア組織は、技術面で登壇やブログ等の対外的なアウトプットがほとんど無く、実態がとても分かりにくいのが現状かなと感じます。
これは入ってみるといい意味でギャップが大きく、技術スキルを伸ばす機会も多いです。
アドバイザーとしてレクター社(CTO協会)等、他社でCTO経験がある方に手伝ってもらったりもしています。中途エンジニアもとても優秀で、自分もスキルアップしみんなで成長していきたいと思っています。
今後は採用にエンジニアがもっと関わり、イベントやWeb上でのアウトプットを増やしていきたいです。
まだまだ全方位的に人が足りない状況です。
自分が作ったプロダクトでお客様に喜んでもらいたい!世界の組織を変えていきたい!一緒にITエンジニア組織も作っていきたい!という方と、一緒に働けることを楽しみにしています。