2026年6月、LINNASにジョインしS-TOKYOで活動するMiyabiさん。
中学・高校はハンドボール部、大学時代はスポーツコミュニティの運営や、コロナ禍では貧困家庭の子どもたちに勉強を教えるボランティアに精力的に取り組んできました。
新卒で入行した銀行では3年間、法人営業と業務効率化の部署を経験。
「安定」の象徴のような職場を離れ、次に選んだのは10人規模のホスピタリティカンパニー、LINNASでした。
入社して数日というフレッシュなMiyabiさんからみたLINNASや、キャリアチェンジのストーリーについて話を聞きました。
「みんなが繋がれる居場所を作りたい」という気持ちは、ずっとあった
——これまでのご経歴を教えてください。
中学から大学まで、ずっとスポーツに関わってきたんですけど、特に大学時代はスポーツコミュニティの運営をしていて。
イベントの企画をしたり、参加者を楽しませたり、人と人を繋げたりするのが好きで、すごく自分に合ってるなって感じていました。
あの頃、イベントを考えるのがめちゃくちゃ楽しかった、という記憶が後のキャリアにもじわじわ効いてきましたね。
コロナでオンライン授業が増えて時間ができたこともあって、貧困家庭の子どもたちに勉強を教えるボランティアも結構頑張っていました。
そこでは、家庭環境や不登校など様々な事情を抱える中高生に対し、学習支援を行っていました。
家庭でも学校でもない「第三の場所」として居心地の良い場所づくりを大切にし、学校には通えていない子が私の授業には休まず来てくれることに大きなやりがいを感じていました。
大学卒業後はNPOでの活動の継続も考えましたが、寄付への依存や待遇面など、活動の継続性に課題を感じるように。
「お金をしっかり稼ぎながら、社会にとっていい活動がしたい」と考えるようになりました。
——それで銀行に?
そうです。お金を稼げそうな仕事、と考えた時に銀行が真っ先に浮かんで。
入行後の3年間は、最初の2年間が法人営業で、いわゆる半沢直樹みたいな仕事です(笑)。その後の1年間は本部で事務効率化の推進をしていました。
銀行の「営業」と「本部」という2つの世界を両方経験できたので、組織の全体像みたいなものは見えた気がしていて。
そこで自分の中で満足できた、という感覚がありました。
「好きじゃないことで稼げるほど、社会は甘くない」
——銀行からの転職を考えたのはなぜですか?
最初は「みんなが嫌がる仕事をすればお金を稼げる」という発想でいたんです。
銀行ではそう育てられましたし、自分でもそう信じていました。
でも色々な人と話すうちに、「好きじゃないことを仕事にして稼げるほど、甘くないよ」という話を聞いて、それがすごく腑に落ちてしまって。
それからは、「まず好きで得意なことを仕事にして、そこに熱中した先にお金がある」という考えに変わりました。
だから転職活動では、お金は一旦後回しにして、何をしたいかを先に決めることにしました。
——その「やりたいこと」はどうやって見つけましたか?
自己分析をしていく中で、大学時代にコミュニティ運営で企画をしていた頃の記憶が蘇ってきて。あの時間が本当に楽しかったよな、って。
それと同時に、銀行で感じていた「手触り感のなさ」も浮かびあがってきました。
誰かに喜ばれている感覚が薄いというか、「マイナスをゼロにする」インフラ的な仕事じゃなくて、「ゼロをプラスにする」、人の感情が上がるような仕事をしたいなって。
旅行やホテルがもともと好きだったので、「旅行・ホテル×企画」という軸で探していったらLINNASにたどり着きました。
「代表がベンチャーっぽくない。銀行の上司にはいないタイプだと思った」
——数ある会社の中でLINNASに決めた理由は?
まず、大企業にいたからこそ、次は小さい会社で経営の全体像を学びたいと思っていたんです。将来的に自分で事業を作ることも視野に入れていたので、10人規模の会社に絞って探していました。
その条件でホテル系の求人を探したら、ほとんど選択肢がなくて。
その中で見つけたLINNASのAkiさんと面談をしていくうちに、「あ、この人のもとで働きたい」という直感がありました。
ベンチャーの社長って、ガンガン資金調達してリスクを取りまくるイメージがあるじゃないですか。
でもAkiさんは、しっかりリスクを抑えながら着実に経営していて、かつ好奇心も前向きさも持っている。そのバランス感覚がすごいなと思って。
「こういう人になりたい」って直感で思いました。あと、銀行の上司にはいないタイプの、高圧的じゃない方だったのも大きかったです。
「なんでもやっていい感じが、すごくワクワクする」
——大企業からの転職に不安はなかったですか?
給料と福利厚生は、正直不安でしたね。
ただ、Akiさんが面接の段階で経営の方針——会社の利益の使い方や給与への還元の考え方——をオープンに話してくださっていたので、こちらも覚悟が決まりました。
大企業のボーナスって毎年ほぼ同じになりがちだし、「自分が頑張ったから増えた!」って思いにくいじゃないですか。
LINNASは少人数だからこそ、自分が頑張った分が直に反映されやすいし「会社の利益の何%は私が頑張った分」と思えるっていうのは、いいなと思っています。
——楽しみにしていたことはありましたか?
何も決まっていないことが、逆に楽しみでした。
自分がやることも、ルールも、まだ決まっていない部分がたくさんある。
「全部言われた仕事をやる」じゃなくて、「仕事から作ってきていいよ」という雰囲気を感じていて。LINNASらしさにハマっていれば何でもやっていい感じが、すごくワクワクしました。ベンチャーに来た意味、あるなって。
「LINNAS愛を隠さない。遊びの延長で、好きなことを仕事にしている人たち」
——入ってみてLINNASの印象はどうですか?
「LINNAS愛が強い」というのが第一印象でした。
みんなのSNSのプロフィールに、普通に「LINNAS Crew」って書いてあるんですよ。
自分のパーソナリティの一つとして会社を捉えているというか、遊びの延長で好きなことを仕事にしている人が多いな、と。
すごくいい意味で驚きました。会社への誇りを持っている人たちだなって。
銀行時代はコンプライアンス的にも会社名を書けなかったりしたので、ポジティブなギャップでした。
——社内の雰囲気はどうですか?
バイトスタッフも含めてめちゃくちゃ雰囲気が良くて、やる気もあって。
明るく前向きで、やる気のある人たちで溢れているなと思います。ポジティブなエネルギーで満ちてる。
金沢のメンバーに会ったらさらにキャラが濃くて、エネルギーに圧倒されました。
Akiさんが「採用には自信がある」とおっしゃっていたんですけど、それは本当にそうだなって。
「スタッフじゃなくて、個人個人としての出会いを大切にしている」
——LINNASらしいな、と感じた瞬間はありましたか?
スタッフが制服を着ていないことに最初びっくりしました。
みんな好きな服を着て、好きな髪型をしている。
それって、スタッフ全員をまとめて「スタッフ」として見てほしいんじゃなくて、個人個人としての出会いを大切にしているからなんじゃないかなって。
ちょっと、ホテルのイメージが変わりました。
スタッフがゲストの名前をさらっと呼んでいるのも印象的でした。
ホテルでスタッフに名前を覚えてもらえることってあまりないじゃないですか。
でもLINNASは、一回泊まった方のお名前を覚えていたりして。
それってすごく素敵だなと思いました。
「S-TOKYOらしいコミュニティの形を、これから探していく」
——今後LINNASでやってみたいことはありますか?
社会人になると、「家か会社か」という二択になってしまう人が増えますよね。
うちの母もよく「友達がいない」と言っていて、銀行時代の上司を見ていても孤独そうな人が多い。そういう人が気軽に居心地よく入れる、サードプレイスみたいな場所を作りたいとずっと思っていました。
S-TOKYOって、まさにそういう役割ができる場所だなと思っていて。
S-TOKYOはノマドワーカーや一時利用の方が多いので、「S-TOKYOならではのコミュニティの形」みたいなものを模索しながら作っていきたいなと思っています。
まずはイベントを積極的にやって、認知を広げていくところから。
——将来的にはどういうことをしたいですか?
いつかは海外にも挑戦したいです。
英語も正直まだまだなんですけど、昔から海外で働くことへの憧れがあって。
LINNASなら、案件さえあれば行かせてもらえそうな雰囲気があるので、案件を取るところから自分で頑張りたいです!
モルディブに旅行した時に、ホテルがいくつもアクティビティを用意していて、宿泊者とスタッフが一緒にビーチバレーしたり卓球したりして、そこで仲良くなったりして——その体験がすごく楽しくて。
そういう、自分自身が泊まりたいと思えるホテルを、いつかは海外でも作れたらいいなと思っています。
——貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。