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片足での華麗なゴール!アンプティサッカー全国大会

こんにちは。Link Sportsでインターンをしております、河合晴香です。

突然ですが、サッカーをするときに、一番大切な身体の部位ってどこだと思いますか?

私は足だと思います。即答します。多くの方が同じ答えでしょう。

でももし、2本の足のうち、片方が十分に使えなかったら?
膝から下がなかったら?サッカーはできないのでしょうか?

答えはNOです。片足でもサッカーはできるのです。


11月11日・12日に川崎の富士通スタジアムで、アンプティサッカーの全国大会が開催されました。

アンプティサッカーとは、下肢(キーパーは上肢)に切断障がいを持った人々によるサッカーです。

選手はロフストランドクラッチ(噛みそうな名前ですね)と呼ばれる杖を使いながら、
切断していない方の足でボールを奪い合い、シュートを決めます。

前々からこの競技の話を聞いていたものの、なかなか観戦する機会がなかったのですが、
今回ついに!取材も兼ねてアンプティサッカーを観に行くことができました。


伝わりますでしょうか、この、写真がブレてしまうほどのスピード感。

そう、とにかく速いんです。

松葉杖を使った方でしたらお分かりかと思うのですが、杖と片足での歩行ってとても大変です。
腕の力も必要だし、片足にすごく負荷がかかります。(体験談)

ですから松葉杖で走るなんて、そんな疲れること普通はやりません。

しかしアンプティサッカーでは、走らないといけない。サッカーなので当然です。

クラッチと片足でぐんぐん進み、ボールを追いかける選手たちを見ていると、
「足が1本しか使えない」のではなく、「足が3本ある」ように見えてきました。

本当にクラッチを身体の一部のように使いこなしていました。


大会中、選手の方々にも少しお話を伺うことができました。

去年からアンプティサッカーを始めたという佐藤直美選手(AFC BumbleBee千葉所属)は、
改めてスポーツができることの喜びを感じていると話してくれました。

「アンプティサッカーを始めて、思いっきり走れるようになってすごく爽快。
転んだりしても、青タンができるのが嬉しくて」

国内初の女性プレイヤーとなった秋田真弓選手(FC九州バイラオール所属)は、
初めてアンプティサッカーを見たときの衝撃が忘れられないといいます。

「試合を観に来たら切断者の多さに圧倒されたんです。
このフィールドだけでこんなにいるんだから、世界中にはもっともっと切断者がいるんだって。
そう思ったらなんだか楽しくなってきました」

私もその日、会場に来てから同じようなことを感じていました。

初めこそ切断障がいを持つ人の多さに驚いたものの、
数時間いると片足が使えないことに違和感を覚えなくなっていたのです。

また、秋田選手はアンプティサッカーのプレイヤーには
元々サッカーをやっていた人が多いという印象があると話してくれました。

事故などで下肢を切断をし、一時はもうサッカーができないと思った人々。
しかし秋田選手自身もそうだったように、アンプティサッカーに出会い、
またサッカーができる喜びを知った人々がたくさんいるそうです。

「サッカーなら、どんな障害も超えられる。」

会場内のいたるところで目にしたこの文言。

強く、前向きで、素敵な言葉です。

サッカーを楽しむために、本当に必要なのはサッカーが好きだという気持ちなのだろうと思いました。

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