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Lifunext人事担当の“あろは”です!
最近では「アルムナイ採用」という言葉もすっかり定着してきましたよね。
実はLifunextにも、アルムナイがいるんです!
①Lifunextから別の会社に転職をしたけれど戻ってきた者
②退職を決意したけれど有給消化中にやっぱりLifunextで働きたいと思い退職を撤回した者
③Lifunextの選考途中で他の会社に意思決定し入社したものの、再度転職活動をするなかでLifunextを選んだ者
②と③に関しては「アルムナイ」という意味合いではないかもしれないですが、企業としても一度離れた人が再び戻ってきてくれるというのは、嬉しいことなのではないでしょうか。
今回の記事では、Lifunextから一度離れたあと再び戻るという選択をした時・ひょん・糸田川の3名にインタビューを行い、出戻りした理由や一度Lifunextを離れると決めたからこそ感じたことなどを聞きました!
-まずは、自己紹介をお願いします!
時:2006年にデジタルマーケティング会社へ入社し、広告業界でのキャリアをスタートさせました。ただ、バリスタに憧れを持ったこともあり、大手コーヒーチェーンへ異業種転職することになります。一日の始まりや仕事の休憩時間など、お客様の生活の一部になることにやりがいを感じていましたが、広告への思いが強くなり2011年に前々職とは異なるデジタルマーケティング会社に移りました。
その後、2018年にLifunextへ加わり、SEMからSNS領域まで幅広く担当させていただき、オペレーション部門のマネージャーを任されていました。現在は『スペシャリスト』という役職を任せていただいています。
ひょん:2018年にグローバルITベンチャーへ入社し、インサイドセールスを担当していました。そこではBtoBやBtoCに対して提案を行っていましたが、次第にお客様との向き合い方に疑問を感じ、転職を決意。
その後、一社を経て、ポテンシャル採用という形で2019年にLifunextへ入社しました。未経験から広告コンサルタントとして入社しましたが、2年目以降からはリーダーとしてマネジメント業務を行いつつWeb広告の運用から提案まで一気通貫で携わっていました。
2023年にLifunextを離れ大手広告代理店へ転職。大型案件に携わるメディアプランナーとしてディレクション業務をメインで行っていましたが、2024年に再びLifunextに戻りました。
糸田川:新卒でHR関連のプロモーション会社に入りました。そこで新卒・中途採用の説明会用の映像制作やWEB制作、パンフレット制作などに携わり、制作側と営業側の両方の経験を積んできました。その後、マーケティングに興味を持ち、大手SEO会社に4年間勤務しました。
次に、Saas系メガベンチャーに移り、事業会社でSEOを担当しましたが、半年で退職。2022年にLifunextに入社し、2年ほどSEO責任者として働きました。
現在は、インバウンドマーケティングチームと戦略コンサルティングのチームにジョインしています。
『出戻り』を決意したきっかけとは?メンバーの背景にある出戻り理由
-それぞれ出戻りのタイミングが異なり、辞めるのを止めようとしたメンバーや一度転職したメンバーもいます
各々のタイミングは異なりますが、Lifunextを一回辞めた理由、出戻りをしようと思った理由を教えてください!
糸田川:SaaS系メガベンチャーへの転職が原因で、Lifunextへの入社に至りました。
実は、LifunextとSaaS系メガベンチャーの2社から内定を受けており、当時はLifunextを選択しなかったんです。しかし、選択した企業のカルチャーが自分に合わなかったこと、田村・あろはの人柄に惹かれたこと、この2つを理由に半年ほどで前職を退職し、Lifunextへ入社することに決めました。
前職を退職した理由の中で一番大きかったのは、企業のカルチャーが合わなかったことです。新しい環境で働く中で、同僚や上司の価値観にギャップを感じ、精神的にも辛くなってしまいました。
前職では、力を持った『個』が独立して仕事を行うカルチャーがありました。自分の担当が決まっており『自分の担当領域はのみを守り、自分のチームのKPIのみを追う』というような価値観だったんです。
ただ、私は『自分の領域はもちろん責任を持ちつつ、チーム・部の垣根を越えて、会社のため、サービスを提供するクライアントのために意見を言い合い協力し、会社全体としての利益を追う』という考えを持っていたため、前職の環境に対して窮屈さを感じていました。
Lifunextでは裁量権の大きさやメンバーを始めとして、自分の活躍次第で輝ける場所を自由に見つけられるので、とても大きな魅力を感じました。
また、弊社の社長・田村やあろはの存在も欠かせません。
面接の際に田村に言っていただいた「すべての人を幸せにすることはできないけれど、せめて身近な人たちでも幸せにしたい」という言葉は今でも鮮明に覚えています。自分の社長像を壊してくれた素敵な言葉です。
また、あろはさんにはなぜ一緒に働きたいかの理由を長文で伝えていただきました。
実は、SEO事業の責任者が採用面接の1ヶ月後に退職すると面接中に聞き、将来は責任者を目指したいと思ってはいるものの、さすがにいきなり事業の責任者になるのはこわいと感じていることを伝えた経緯がありました。
ただ、あろはさんから「最初に内定を出した面接時よりも、悩みを率直に話してくれた今のほうがより糸田川さんの人間らしさが伝わってきた。その一面が見れて、前回の面接よりも糸田川さんを魅力的に感じた」という言葉がありました。
その言葉がなければ、今、私はLifunextにはいません。「本音を話してもいい会社なんだ」と思わせてくれたあろはさんには、感謝してもしきれないです。
時:Lifunextを辞めようと思った理由として、家庭とのバランスが取れなくなったことが一番の理由です。自ら仕事に全力で取り組んでいた結果、家族との時間が取れなくなり、どうしても両立が難しいと感じた結果、一度退職する決断をしました。
退職する決断をしたあとは、完全に業務を引き継いでから長期休みに入りました。実は、有給休暇などもあまり使わずに全力で駆け抜けていたため、初めての長いお休みでした。長い間何もすることがない時間を過ごすことになります。
その中で、自分の将来ややってきたことなどについて、じっくり考えることができました。その内に、「本当に辞める必要があったのかな?」と考え直すようになったんです。
物事の優先順位や時間配分を決める方法をより模索するなど、両立のやり方を変えれば仕事と家庭の両方をうまくこなせる未来があったんじゃないか、と。これが、Lifunextを辞めるのを止めた理由のひとつです。
仕事に戻りたいと思いを、すぐに副社長の丸田へ電話で相談しました。正直、戻れるかどうかわからず不安でしたが、丸田はすぐに社長の田村やあろはへ連絡してくれ、その日のうちに二人とお話することができました。
もう戻れないと覚悟を決めて連絡したため「こんなに早く受け入れてもらえるなんて!」と驚きましたが、とても嬉しかったです。やっぱり、もう一度この会社でがんばろうと思いました。
ひょん:僕は糸田川や時とは異なり、一度完全にLifunextを辞めて他社へ転職し、再度入社しました。
Lifunextを辞めた理由を一言でいうと「知りたい」という思いが強かったためです。
現時点での自身のスキルレベル、新たな領域へのチャレンジ、これまで経験したことのない会社規模に対する自身との相性を見てみたいという想いから、外の世界を見てみたいと思ったのが大きかったです。
ただ、大規模な案件に携わることができたのはよかったのですが、提案の自由度が少なく、どんどん窮屈に感じるようになりました。その環境で働き続けることが自分にとって成長できる場所ではないと感じ、再びLifunextに戻る決意をしました。
一度社外から見たからこそわかる、Lifunextを辞めて感じたこと
-ひょんは、一度Lifunextを完全に離れたことで、「Lifunextはこういう会社だった」と新たな気づきがあったかと思います。社外からLifunextを見たからこそ感じたことを教えてください!
ひょん:Lifunextでは、一人ひとりの裁量が非常に大きかったんだということに気付きました。
当時は、その裁量の大きさに苦戦していました。既存の手法にとらわれず、クライアントの成果を出すための仕事の進め方を自分なりに実現できるような環境だったので、仕事のやり方やノウハウを自分で導き出す必要があったんです。
ただ一度Lifunextを離れて他社を経験してみると、自分が苦戦していた点は『枠にとらわれずクライアントに真正面から向き合いやりたいことに挑戦できる環境』だったんだと気付き、自分にとってはそれが非常に魅力的なポイントだったんだと感じるようになりました。
というのも、Lifunextを離れたあとに入社した大手広告代理店では、作業的な業務が多いうえに一日中社内ミーティングが入っていたので、真にクライアントに向き合う時間が取れませんでした。
一方Lifunextでは無駄な時間はなるべく割きクライアントに向き合うことを優先するため、不必要なミーティングはしない文化があります。
業務規模で言えば前職では大きな案件に携われましたが、Lifunextの自由な環境がどれほど自分に合っているのかを一度離れてみて痛感しました。
Lifunextで得たスキルは社外で通用した?
-Lifunextから離れることで、自分の市場価値を改めて自覚するようになるはずです。自分のスキルがどのように変化していたのかについて、教えてください!
ひょん:『定性面』と『定量面』、二つの視点があります。
定性的な面では、以前に比べてあらゆる物事に対して答え(解決策)を導き出せるようになったのは、自分の価値が上がったポイントだと感じています。
Lifunextにはポテンシャル採用で入社したため、最初のころは何も答えられませんでした。そんな中で田村をはじめ諸先輩方と一緒に業務をこなしていくうちに、考え方や効率的な仕事のやり方などを学べたことがスキルアップに繋がったのだと感じています。
次に、定量的な面では、生々しい表現で申し訳ないですが、『お金』です。Lifunextで学んだ自分のスキルや知識が評価され、次の仕事では給料が大きく上がりました。自分の能力が市場的にしっかりと認められた結果だと感じています。
辞めようとした・辞めたからこそわかったLifunextの良さとは?
-他社と比較して、Lifunextの良さとはどういった部分でしょうか?
糸田川:Lifunextでは、他社と比較して風通しの良さが際立っていた様に思います。
先輩・後輩問わず、わからないことはすぐ聞ける環境があり、質問に対して疎ましく思う人間はいません。上下関係なく、分け隔てなく意見を言い合える環境が整っています。
ひょん:そうですね。風通しの良さはLifunextで働く人の良さも関係していると思います。今ももちろんそうですが、一度辞めた際も「人生において大事な時間をこの場所でなら割きたい」と思えるほど、Lifunextで仕事をする時間は楽しかったです。
僕がメンバーと仲を深めるきっかけになったのは、沖縄・石垣島への社員旅行でした。
時:あのときのひょんくんはすごかったよね(笑)
ひょん:圧倒的に飲みすぎました(笑)
誰でも新しい環境に入ったばかりのころは、自分の本当の姿をあまり見せずにどこか遠慮してしまうところがあると思います。
僕もまさにそうで、何を頼まれても「はい、わかりました」と答えるばかりで、自分の意見や本当の感情を表に出さないようにしてたんです。表面上はうまくやっているように見えても、どこか自分を押し殺していました。
ただ旅行中はみんなでお酒を飲んだり、普段と違うリラックスした雰囲気だったりで、飛行機の中からすでにテンションが上がっていて、まるで子どものようにはしゃいでしまったんです。最初は「こんなに騒いで大丈夫かな」と少し心配だったのですが、意外にも周りの上司や同僚はそれを全く気にせず、むしろ楽しんでくれていました。
そこからは、仕事でも普段の自分をもっと素直に出せるようになりました。それまではどこかでちゃんとした自分を演じていた部分があり、職場の人たちとも距離を感じていたんです。しかし社員旅行を通じて、みんなが僕の本当のキャラを理解してくれて自然と受け入れてくれたので、その後のコミュニケーションがすごくスムーズになりました。
その結果、仕事でも「こうしたほうがいいんじゃないか?」や「自分はこう思う」という意見をはっきり言えるようになったうえ、周りも僕のことをもっと信頼してくれるようになったと感じました。
糸田川:イベントを通して他部署とも信頼関係を築けるのはすごくいいよね!
Lifunextではバーベキューイベントや月一のオリエンテーションなど、イベントが豊富なんです。人によっては一緒にスキーへ行ったりキャンプへ行ったり、学生のように関係性を構築しています!
時:同じく、社員同士の交流がとても活発なのはLifunextのいいところだと感じます。私も月に一度は誰かと飲みに行っていますし、家庭ぐるみでの交流もあります。
出戻りは気まずい?出戻りする葛藤はあった?
-出戻りを伝える際の葛藤はありましたか?
糸田川:内定を辞退した会社にもう一度選考をお願いすることへの抵抗はありました。
時:私も一緒です(笑)
糸田川:SaaS系メガベンチャーとLifunextから内定をいただいていましたが、当時は前者の会社を選びました。面接から前職の退社まで半年の期間があり、「もう覚えてもらっていないだろう」という思いがあったのですが、あろはさんや面接の担当者は私を覚えていてくれました。
あろは:珍しい苗字だから「あれ!?」って思ったのを今でも覚えてるよ(笑)
もちろん苗字だけではなく、面接でどんなことを話していとりんのどんなところに惹かれて内定を出したかもきちんと覚えてる!
糸田川:意気込んではいたものの、肩透かしを食らうほど暖かく迎え入れていただけたので、今では勇気を出して連絡を取ってよかったとしみじみ思います。
時:私の場合、『辞める』という言葉の重みに対して信頼が損なわれてしまうのではないかという葛藤がありました。
というのも、辞めることを伝えてから引き継ぎもすべて終わらせたのにもかかわらず、一ヶ月も経たずに前言撤回して復職したからです。
復帰に対して少し申し訳なさを感じましたが、戻ってきてくれたことを喜んでくれる社員も多く、それが大きな支えになりました。
ひょん:僕もふえちゃん(時)が戻ってきてくれたことを喜んでいる人間の一人です!
時:ありがとう(笑)
ひょん:僕の場合は、前職を4年は続けようと思ってLifunextを退職したのですが、実は9ヶ月で戻ってきてしまいました。
復職前は申し訳なさと気まずさがあり、もう一度戻りたいとは簡単に言えませんでした。ただ、少し焦りを感じていた中で、たまたま田村と食事を共にする機会があったんです。
その際に、「戻りたいのか戻りたくないのか、どっち?」と聞かれました。その瞬間はすごく悩んでいたため、どうしたらいいのかわかりませんでしたが、田村から「今、楽しめてる?」と言われた瞬間、自分が全然楽しめていないことにハッと気づいてしまいました。
それまでは何となくモヤモヤしていた感情がその言葉で一気にクリアになって、「楽しんでないなら何か変えなきゃいけない」と思い、今の自分にとって何が一番楽しいのか、何が自分を本当に幸せにするのかをしっかり考え始めました。
最終的には楽しさや満足感を感じられない現状を変えたいと思い、出戻りを決断しました。今では出戻って本当によかったと感じています!
今後のキャリアについて
-出戻りする前とした後とを比較して、キャリア形成に違いが生じると思います。今後のキャリアを教えてください!
糸田川:Lifunextのマーケターを目指したいです!
SEOで得た経験を活かして、戦コンの経験も深めて『戦略・戦術』の両方ができるようになります。
時:『スペシャリスト』として復職させていただいたので、ある意味自由な位置にいると思ってます。
これからは、本当にいるべき場所はどこなのか、どこのポジションにいることが自分にも会社にもベストなのかを探していきます!
ひょん:スーパープレイヤーを経て、第一目標としてマネージャーを目指します!
また、社内外の両軸で会社を盛り上げていきます!