【レッジ社員紹介】運命的な出会いでレッジに 新入社員が語る「出る杭は出るとこまで出す」雰囲気とは〜Data Strategy事業部ディレクター首藤さんインタビュー
※この記事は2021年11月10日にnoteで公開した記事をそのまま転載しています。
こんにちは!レッジでインターンをしている田守と申します。
レッジでは月一回ほどのペースで、メンバーにフォーカスを当てインタビューを実施した社員紹介記事を公開しています。
今回インタビューさせていただいたのは、9月にレッジに入社したData Strategy事業部ディレクターの首藤真由さんです。
首藤さんには、レッジに転職した理由や、レッジに転職してからの変化などを伺いました。記事末には首藤さんが大好きな餃子店のランキングも……!ぜひ最後までご覧ください。
海外への憧れを抱き始めた学生時代 きっかけはじっちゃんのような両親
ーーはじめに過去の経歴を踏まえ、自己紹介をお願いします。
首藤真由と申します。今年で社会人2年目の24歳です。新卒で前職の物流会社に入社し、航空輸出関連のフライト手配や在庫管理などのオペレーション周りの仕事をしていました。前職では1年4ヶ月働き、9月にレッジに入社しました。
レッジではData Strategy事業部で、チャットボットの開発の中での上司のサポートやマーケティング周りも少しだけやらさせていただいています。
ーー新卒で物流会社に入社された理由を教えてください。
もともと海外への憧れが強く、国際的な仕事をするということを就活の軸にしていたんですよ。その中でも輸出関連のロジスティクスなことをやりたくて、前職を選びました。
ーー海外への憧れを持ったのに何かきっかけはありますか?
高校のとき、2週間の語学研修でオーストラリアに行ったことです。でも最初は、海外に興味はなかったんですよね。両親と研修の引率だった担任に勝手に申し込まれて、行かざるを得ない状況になってしまい行ったんです。
いざ行ってみるとすごく楽しくて、「日本以外も面白いじゃん!」と思いました。オーストラリアに行くことになった過程は無理やりでしたが、今では両親に感謝しています。
▲オーストラリアでの一枚(右から2番目が首藤さん)
ーー始まりは強引だったかもしれませんが、そのオーストラリアでの2週間がなければ学生時代にバックパッカーになったり、物流会社に入社していなかったりと、首藤さんにとって大きな転機となったように感じます。
そうですね。まさに両親がきっかけをくれたオーストラリアでの2週間がターニングポイントになりました。
両親はドラゴンボールに出てくる「じっちゃん(悟空の育て親、孫悟飯)」みたいな人なんです。じっちゃんはいきなり悟空を山に連れて行って修行をさせるんですが、私の場合、それがオーストラリアだったという感じです。
父は変わっていて、「人と同じことをやるな。面白いことをやれ」と言われてきました。集団意識の強い日本のなかで人と違ってもいいと教えてくれたので、伸び伸び育つことができたと思います。
ーー学生時代にバックパッカーになったのにも、お父様の「面白いことをやれ」という教えが活きているのでしょうか?
そうだと思います。
昔はすごく人見知りで、人の目を見て話すことができませんでした。そんななかで高校生のとき、このままじゃまずいから大学生になったらアルバイトでお金を貯めて、バックパッカーになろうと思ったんです。
バックパッカーになり多くの人と出会えば人見知りが直るんじゃないかと思っていましたし、時間のある学生のうちに何か面白いことをやりたかったんですよ。
ゲストハウスに滞在し、そこで出会った人とご飯や飲みに行ったり、観光したりと強制的に初対面の人と関わるようにしました。いろんな人と出会う中で人見知りを直すには、相手に興味を持つことが一番だと気づきました。それまでは相手に興味を持って質問をするコミュニケーションができていなかったんですよね。そこを意識するようになってからは、人見知りせずに人と話せるようになりました。
ーー人見知りだとただでさえ初対面の人と話すのが大変なのに、それをあえて言葉の通じない厳しい環境に身を置き直そうとしたのですね……。
ちょっとアホですよね(笑)ただ、本当にどうしようもないくらいに人見知りだったんです。それを直すための極論が、バックパッカーでした。
▲バックパック中の首藤さん
ーー前職を退社された理由に「自分の望んでいた成長がなかった」と以前のインタビューでおっしゃっていましたが、首藤さんの望んでいた成長はどのようなものだったのでしょうか?
スピード感や裁量権を持って働けるようになることです。
物流業界はまだアナログのところも多いですし、会社として個人の色はあまり重視されていませんでした。当時は下から改善提案をしても「昔からの仕組みだから」と言われてしまい、何も変わらないような、完全なトップダウンの環境で働いていました。国際的な仕事に憧れて入ったものの、スピード感や裁量権を持って働いていきたい自分には、このような環境で働いていくのは合っていないと思いましたね。
1年ちょっとで判断して辞めるのは早すぎるという世間の声もあると思いますが……。
ーー確かに「新卒で入社した会社では3年働け」ということを言う方もいますよね。
正直、3年働け論は何を根拠にして言っているのかわからないです(笑)言葉だけが一人歩きしている気がするので、鵜呑みにしなくて良いと思います。それに、年数関係なく自分が成長できる環境に身をおき続けるべきではないでしょうか。
▲長かった緊急事態宣言が解除され、対面でのインタビューを再開
「出る杭は出るとこまで出ちゃえ」やりたいことに挑戦できるレッジの雰囲気
ーーここからはレッジでのお話を伺います。レッジに入社されたのは、自分の望む成長をするためでしょうか?
それもありますが、地方創生に注力していることに心惹かれました。父が福岡出身で、母方の祖母が長崎出身なので、幼い頃からよく九州を訪れていて九州には特別な思い入れがあります。だからこそ人吉(熊本県)を中心に地方創生に力を入れているレッジには、運命のようなものを感じました。
やろうと思えば東京にいても地方創生をしていけるとは思いますが、やっぱり人吉にサテライトオフィスを開設して人を送って……という行動力やスピード感から覚悟が見えましたね。
ーー他社からも内定をもらっていたそうですが、レッジに入社することにした決め手は何だったのでしょうか?
人ですね。社長の小瀧さん(代表取締役社長:小瀧健太さん)や箕部さん(Business hub unit GM兼メディア事業部部長:箕部和也さん)とお話させていただくなかで、お二人についていきたいと思いました。
小瀧さんと共にレッジに入社されたのは箕部さんだけではないと聞いていますが、ついていきたいと思わせる何かがあるのだと思います。私もそれに吸い寄せられてしまいました(笑)
ーー入社されて1ヶ月が経ちますが、実際に一緒に働いてみていかがですか?
もっとついていきたいと思うようになりました。こんなことを言うのは失礼ですが対等な関係でとても話しやすいです。「いいからやってみよう!やりたいことはやろう!」という姿勢が前職にはなかったので新鮮でもありますね。
お二人だけでなく、レッジは個性的な方が多いと感じています。それに「出る杭は出るとこまで出ちゃえ」みたいな、良いところはみんなで伸ばしていこうといった雰囲気がありますね。まだ2社目なので何とも言えないですが、レッジの雰囲気はすごく珍しいと思います。
ーーレッジに入社し働き方やご自身の心持ちなど何か変化はありましたか?
働き方としてはメリハリをつけて働くようになりました。やるときはやる、遊ぶときは遊ぶレッジの雰囲気が自分には合っていますね。
心持ちでいうと、良い意味で軽い気持ちで働けるようになりました。前職での上からの指示をそのままやる、みたいな働き方には窮屈さを感じていたので、レッジのやりたいことに挑戦できる雰囲気のもとで、頭を使いながら楽しく開放感を感じながら働けています。
ーー輸出関連のオペレーションといった業務内容だった前職と、首藤さんの現在の業務内容は大きく異なると思うのですがいかがですか?
やっていることは全然違いますが、仕事のスタンスは生かされていると思います。社会人経験が浅いので大きなことは言えませんが、前職で教わった2つのことは今でも意識しています。
1つ目は、わからないことはすぐに聞き、一人歩きしないことです。最初は聞きにくいですが、自分で考えてもわからず疑問を抱えたまま進めるのは危険だし、周りにも迷惑がかかりますよね。そもそも「あれ?」と思ったことは大抵間違っていると思うので、素直に教えてもらうことが大切だと思います。
2つ目は、相手の気持ちを考えて仕事をすることです。返信の速さやメールの見やすさなど些細なことを常に意識して、また一緒に仕事がしたいと思ってもらえるようになりたいです。
この2つは当たり前のことですが、これからも意識していきたいですね。
▲オフレコでは野球、とくに阪神タイガースについて盛り上がりました
年数を重ねても失いたくないものは”攻める姿勢“
ーーここからは、今後のお話を伺っていきます。今後の働き方やキャリアで目指すことを教えてください。
これからさまざまなライフイベントがありますが、ずっと働き続けることが大前提ですね。仕事が好きなので。女性という立場だと出産などを機に専業主婦になる道もありますが、専業主婦になる自分は想像がつかないです……。
働き続ける中でいろんな経験、知識をつけていくと思いますが、保守的にはなりたくないと思っています。
ーー仕事に対して保守的にならない、とは具体的にどういうことでしょうか?
働いていく中で経験や知識を積み上げると、必然と勘も働くようになると思うんです。だからこそ、挑戦を避けて安定を求めがちになるかもしれません。ただそんな風に仕事をするのは悲しいので、挑戦する姿勢を失わずに攻めていきたいです。
ーーなるほど。地方創生に関して地方出身の立場だからこそできるアプローチは何かお考えですか?
そうですね……。まだ人吉の案件に関わることができていないので、今アピール中ですね(笑)
個人的には地元茨城の地方創生にも取り組めたらと思っています。私が住んでいたつくば市は人口が増え続けている街なんですが、交通インフラが整っていないんです。車社会なので高齢者が増えると、必然と交通手段がなくて困る人も増えますよね。
私はゆくゆくは地元に戻って人生を終えたいと思っていますし、いずれは老いて交通手段に困る身です。だからこそ動けるうちに愛する地元をより良くし、今困っている方や自分含めこれから困るであろう方の助けになれたら良いなと思います。
▲首藤さんのご実家前の芝生
餃子好きの首藤さんによるおすすめの餃子ランキング!
ーー最後にインタビューとは関係なく、個人的に田守が気になることを伺います。首藤さんは餃子が好きだそうですが、おすすめのお店を教えてください。
3位までのランキング形式で紹介しますね!
3位 独一処(トクイッショ)(葛西)
おすすめは大葉餃子です。餃子にしそがまるまる一枚入っていて美味しいです。
2位 亀戸餃子 (亀戸)
このお店は結構有名で、昔からあるそうです。餃子がすごく軽いので、ぱくぱく食べれます。
1位 丸長(つくば)
薄皮でニンニク感が強い味です。ひとつひとつが大きいですが、重たくなくて食べやすいです。シンプルなので飽きの来ない味だと思います!
ーーご丁寧にありがとうございます。聞いているだけでお腹が空いてきました……。今度必ず食べにいきたいと思います。今日はありがとうございました!
あとがき
今回のインタビューでは、首藤さんの優しい人柄やエネルギーを感じることができました。
とくに印象に残ったのは、首藤さんの向上心です。人見知りを直すためにバックパッカーなったり、より成長するために転職を決断したりと、自分の成長のために厳しい環境にも身をおけるような行動力がある方だと思いました。私はどちらかというと楽な環境に身を置いて甘えてしまう節があるので、首藤さんのような行動力を身につけていきたいです!
そして最後には、首藤さん一押しの餃子のお店を教えていただきました。緊急事態宣言も解除されましたし、皆さんもぜひ行かれてみてはいかがでしょうか!
首藤さん本当にありがとうございました!