レッジの大久保です。
レッジ主催のAIビジネスカンファレンス『THE AI』。
1回目は600人以上、7/26に行われた2回目は750人以上を動員し、国内でも有数のAIビジネスカンファレンスまで成長しています。
裏でどんなことが行われていたのか? イベントの担当者である新倉に突撃してきました。
来場企業のAIビジネス利活用を少しでも前進させる
──THE AI 2ndお疲れ様でした。早速ですが、THE AI 2ndについていろいろとお話を聞かせてください。まず、このイベントのそもそもの狙いについて教えてください。
ありがとうございます。まずは、無事に終えることができてほっとしています。そして、多くの方々に参加していただき大変うれしく思っております。
レッジでは『日本産業をAIでアップデートする』というミッションを掲げています。AIの技術的進化はブレイクスルーであることは間違いなく、今後はさまざまな産業やビジネスの現場へ導入が進んでいきます。
ただ、自社でAIを利活用しようとすると多くの壁が存在します。そもそもAIでどういうことができるのか、さらにはどんなAIを使うと自分達のビジネス価値が向上するのか、さらにはそのためにどんなデータがどのくらいあればいいのか、といったことがひとつひとつ障壁になっていきます。
これだけAIがメディアでも多く取り上げられているにも関わらず、そういった現場で本当に役に立つ情報やノウハウはあまり市場に出回っていません。
だからこそ私たちはメディアで情報を発信したり、導入のコンサルティングをしたりという形で多角的にAIのビジネス利活用をお手伝いしています。
今回のTHE AI 2ndもその一環であり、提供したことは大きく3つあります。
・AI導入企業の講演
・各企業のデモなどが並んでいるブース展示
・ネットワーキングができる懇親会
AIのトップランナーたちの生々しい自社でのAI活用事例を聞く機会や、そのような企業の方と懇親会という形で気軽に話せる機会もなかなかありません。ですので、このイベントを通じて来場企業のAI活用が少しでも前進できたらと思っています。
──前回との違いはどんなところでしょうか? また今回のイベントにこめた想いも教えてください。
イベント自体のメインテーマは、前回と変わらず「未来ではなく、今のAIを話そう。」でいきました。ただ、今回はビジネスの場でどうやって課題を発見していくのか、それはAIでどう解決できるのかといった観点を重視し、そこを強める形で各企業様に講演していただきました。AIの利活用に悩んでいるビジネスマンがTHE AIで今の事例に触れることによって何か新しい一歩を踏み出せたらいいなと思います。
レッジをAIのトップランナーとして認識してもらいたい
──「何か新しい一歩を踏み出せる」そのようなきっかけづくりにもなれる場所なんですね。では、どのようにイベントを作り上げたのでしょうか?
メインメンバーとしては5名でやってきました。準備期間は今年の3月から4ヶ月しかなく、かなりバタバタでした(笑)。
それでも今回やって思ったことは意外とできてしまうものだな、と。もちろん、課題もたくさんあるんですけどね。
イベントとして特にこだわったポイントとしては、来ていただいた方々にレッジをAIのトップランナーとして認識してもらえるかどうかを常に意識し、細かい意思決定をしていきました。
会社設立から1年も立っていないスタートアップではあるものの、Microsoft様やSONY様をはじめとする、大企業をイベントに呼べるというネットワーク力であったり、これだけ大きなイベントを回せるということで、企業としての安心感も伝えられたのではないかと思っています。
また、登壇していただいた企業だけではなく、どういったゲストをアサインできるのかということもこだわった点になります。今回の講演の目玉では、メディアアーティスト、実業家と様々な肩書を持つ落合陽一さんに出演いただきました。
今、AIといえば旬な人なのでそのような方を呼べるイベント=レッジは凄いというブランディングになるのではないかと思い、キャスティングには慎重に交渉を重ねていきました。
お陰様で、来客いただいたお客様からは「レッジのネットワーク力すごいね」「落合さんを呼べるなんて凄いね」という声もいただけましたので、まさに狙い通りといった感じでした。
THE AI 3rdでは1200人以上を動員予定
──狙い通りに当たった瞬間はとても気持ちいいですよね!
それでは最後にこのイベントを今後どうしていきたいのか?そして、参加した人たちにはどうなってほしいのかを教えてください。
まず、告知になりますが、次回は2019年2月13日に虎ノ門ヒルズで行う予定です。次は1,200人を動員しようとしており、すでにイベントに向けて動き出しています。準備期間もがありますので、前回の課題も踏まえて、更に良いイベントにしていきたいと思っています。
ブランディングの強化はもちろんですが、次回ではイベントへ来ていない人やTHE AI自体を知らない人へのアピールを強化していきたいと思っています。
参加した方々には、よりAIへの興味を持っていただきたいと思っていますし、そこからAIを活用した新たなビジネスが生まれることを願っています。
まだまだ課題はたくさんありますが、次はもっと良いイベントになると確信してます。改めて、この場を借りて当日お手伝いをしてくれたメンバーや協力をいただいた方々に感謝します。本当にありがとうございました。
──これからもレッジの動向から目が離せません!本日はありがとうございました。
がんばります!こちらこそありがとうございました。