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【社員インタビュー vol.4】着実にステップアップできる環境、「やるときはやる」風土のランウェイーーーQAエンジニア O・Mさん

大学を卒業し、IT業界へ

ーーどのような経緯でIT業界に入ったのでしょうか?

大学では英語を学ぶ学部にいました。ただ英語を学ぶのではなく、「英語×何か」というテーマで知識を身に付け、経験していく学部でした。

私は、情報系の「英語×HTML」という授業が印象に残りました。
HTMLというのは、いわばウェブページを作成するときに使う言語です。プログラムの初歩にあたる言語なんですが、当時の私にはとても難しく、課題をこなすのがとても大変だったことを覚えています。
でも、負けず嫌いの性格もあり、なんとかクリアして単位をもらえました。
そのときに、「プログラムって面白い」と思ったのを覚えています。

実際、英語というか言語とプログラムはとても近しいと思います。
プログラムも「言語」と言いますし、なによりプログラムは英語が基本なので、興味が湧きました。

そういった経緯もあり、大学卒業後は、10人程度の規模のIT企業でSEとして働き始めました。
新人として、外部の研修に参加させてもらい、SEとしての基礎的な知識や、実際にプログラムを組むワークもあり、とても身になったことを覚えています。
また、その研修では、他の企業から参加してきた人たちと知り合うことができ、現在でもつながりがあります。
そういった意味で、私の原点の一つかもしれません。


ーーはじめて入ったIT業界、どんな仕事をされたのですか?

最初に入社した会社では、金融系のウェブアプリを開発するチームに配属されました。
立ち位置としては、チームリーダーのフォローとして、資料作成業務やアプリのテスト業務などを担当しました。

資料作成業務は、例えばアプリ開発のための要件定義の工程についての資料や、要件定義された事項をシステムに落とし込むためのシステム設計の資料の作成を行なっていました。

テスト業務については、単体テストと結合テストと呼ばれるものを行なっていました。
単体テストは、小さな単位のプログラムを作成した後に、そのプログラムが正しく実行されるかを確認するものです。
それに対して結合テストは、複数のプログラムを組み合わせた状態で正しく実行されるかを確認するものです。
具体的には、テストをする前にそのテストの基準項目をまとめた資料を作成したり、テスト完了後に「このプログラムは正常に動いている」という記録を残すエビデンス資料を作成していました。

特にエビデンス資料の作成は根気のいる作業でした。
例えば表示される文字が「AAA」となるべきところを「XXX」と間違って表示されていたとして、それをどの画面でも「AAA」と表示されているかどうかを、すべての画面で確認してキャプチャを撮って画面を画像として保存する、というのを延々と繰り返すのです。

アプリが表示する画面の数は膨大で、数ページではおさまりません。
期間としては1~2か月はかかる地道な作業です。ただ、そういった地道な作業を経て資料を作成することには抵抗はなく、むしろ好きな方なので苦ではありませんでした。


ーーランウェイで仕事を始めるきっかけは、どのようなものだったのですか?

私は、一時期テスト業務を行なうだけの期間がありました。
その期間を過ごして思ったのは「テスターとしてだけではなく、もっと自分の可能性を広げたい」というものでした。

IT企業、特にお客様からシステムの開発を受託して行なう会社の業務は、当然ですがテスト業務だけではありません。
プログラミングもありますし、複数のプログラムを一つのシステムに統合して初めてアプリとしてユーザー様が使うことになるので、システム全体をお客様と相談しながら設計していく仕事も、システムの受託開発を行なっている会社としては大事なものです。

テスターとしてシステムの開発に関わっている中で、そういった他の仕事にも興味が湧いてきました。
ランウェイは、比較的規模の大きなお客様から直接システム開発などを受託している、いわゆる「一次請け」という立場になります。

IT企業は、建設業に似たピラミッド構造になっていて、一次請け(元請け)と二次請け(下請け)、三次請け(孫請け)、といった形になっています。
一次請けがシステム全体を設計して、基本的にはプログラミングも全て行ないます。
それがやりきれない場合には、特定のプログラムを二次請けにお願いしたりします。
ランウェイは、一次請けとして全てのプログラムも作成しており、ゆくゆくは色々なことができる環境があります。そこに可能性を感じて入社を決めました。


テスターだけど、テスト以外もやってます

ーーランウェイでは、どのような仕事をされているのですか?

今は、テスターとして働いています。先ほど説明したテスト業務に加えて、テストの準備から実行、エビデンス作成、それらの進捗の管理まで、テストを自分ひとりで完結させられるようにステップアップをさせてもらっています。

テスター以外の仕事もしています。システム開発はチームで行なうものですので、スケジュールの共有や必要な情報をタイミングよく連携することがとても大事です。

しかし、関わる人が多くなればなるほど、それは難しくなります。
そういった、いわゆる「プロジェクト管理」のようなものを、業務改善の一環としてやっています。
本来であれば、プロジェクト管理はリーダーが行なうものですが、ランウェイではリーダーであろうがメンバーであろうが、改善できるところを見つけたら改善策を考えて実行する風土があり、自分たちで何かできないかといつも考えながら仕事をしています。

また、システム開発は、タスクが非常に膨大になりがちで、一つ一つのタスクも時間がかかることも多いです。
そのために、スケジュールを伸ばすか、関わる人を増やすかしないといけない局面も多くあります。
これもまた、リーダーだけが考えるのではなく、チームメンバー全員が自らの課題として考えています。「それはリーダーの仕事ですよね」「これは私の仕事じゃない」
といった態度をとることはなく、常に全員で課題を共有している一体感がありますね。


ーー仕事をしていて大変だったことはありますか?

仕事をどのように効率的に早く終わらせるかは、おそらくランウェイも含めたシステム開発会社の永遠のテーマだと思います。

テスト業務に関していえば、今私がやっていることの一つに、テストをする(携帯)端末の管理があるのですが、これが簡単にはいかないんです。
言ってみれば、テストに必要な端末を準備して、テストして、テストが完了したら保管場所に戻す。それだけなんです。
でも、他のテスターや動作確認のためにプログラマーやエンジニアがいろんな場所で端末を使うのです。使ったらそのまま机の中に入れてしまい、「あれ?あの端末どこにあるの?」と探さなければいけなかったりします。
そういった余計にかかってしまう時間をどれだけなくせるかが課題であり、大変なところだと感じています。

また、チーム間や部署間の連携も、まだ工夫の余地があると思っています。
スケジュールが押してしまい、テストするためのプログラムデータがなかなか来ずに、それにともなってテストの時間も先送りになってしまったり。
必要な情報が適切なタイミングで共有されていなかったり。
これも、仕事をする中で改善すべき点だと思います。



ーー逆に、どんなところにやりがいを感じますか?

スケジュール内にテストを終わらせることができたとき、とても充実感がありますね。
修正された文字がちゃんと直っているか、機能はきちんと動いているか、デザインがおかしくないかなど、膨大な数のテスト項目のチェックが全部埋まると、「終わった!」という満足感でいっぱいになります。
でも、それはスケジュール通りにいかないと、個人的には「もっとやれたはず」と思ってしまいます。
予定通りに物事を進めることは、特に組織で仕事を行なうのであれば必須だと考えています。
スケジュール内に完全にテストを終わらせることができて初めて「ちゃんと仕事を全うできた」と思えます。

それと、個人的にはテスター用の資料をドキュメント化したことには、やりがいを感じました。
テスターへのテストの指示で「言った言わない」の問題になることを避けるため、細かい部分もドキュメント化して記録を残すことができてとても良かったです。

「やるときはやる」人に

ーー今後はどうなっていきたいですか?

今後は、まずテスト業務の管理者として、スケジュール通りに仕事が進められる仕組みを作っていきたいです。それから、プログラマーとしてアプリの修正をしていけるようになり、ゆくゆくはエンジニアになりたいと考えています。

テスター、プログラマー、エンジニアという明確なキャリアパスがある環境なので目標を立てやすいです。

そのために、今、最初に入った会社のときに受けた新人研修で知り合った人たちと、自主的にプログラムを作っています。自分でも仕事についてのスキルを磨いて発揮できるようになっていきたいです。


ーー職場の雰囲気や魅力を教えてください?

ノリツッコミです!(笑) 皆、仕事には真面目ですが、やるときはやるし、ふざけるときはふざける。これは入社当初から変わらないランウェイのイメージです。

また、ランウェイは社員の言葉を積極的に採り上げようとしてくれる雰囲気があると感じています。
すぐには反映されないかもしれないけど、ちょっとずつでもいいからやっていこうという姿勢が魅力の一つだと思います。
具体的には、社員の思いや考えの聞き取りの仕組みがあり、悩みとか改善要望などを伝えて、それを反映させるというものです。この仕組みはとても良いと思っています。


ーー最後に、ランウェイに向いている人、一緒に働きたい人はどんな人ですか?

向いている人は、ちゃんと自分の意見を持っている人ですね。こだわりがあって、自分の考えをもとに改善点を言葉にできて伝えられる人が向いていると思います。

一緒に働きたい人は、ノリが良くて、やるときはやる、オンオフの切り替えがしっかりしている人ですね。ノリツッコミはできなくてもいいです(笑)


ーーテスターとして実績を積み重ねながらステップアップしているO・Mさん。プログラマーとしての活躍も期待しています!!

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