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【Langooメンバーインタビュー vol.8】「言語」に興味のあった私がベンチャーでインターンをした理由

皆さんこんにちは!Langooプランナーの本田美なつです。

今回は、Langooでアプリ内の文言修正やUX改善のインターンをしている廣瀬友佳子(ヒロセ・ユカコ)さんのインタビューをお送りします。

小さい頃から英会話に親しんで来た廣瀬さんが、なぜEd-techベンチャーでインターンをするに至ったのか?

廣瀬さんのインタビューを通し、「教育」という分野に関心をもつあなたに、新しい手段を提示できたらと思います。

プロフィール

廣瀬友佳子(ヒロセ・ユカコ)

2020年3月、国際基督教大学卒業。2020年4月よりオーストラリアに留学。現地の学校で日本語教師のアシスタントとして勤務予定。Langooには、2019年4月入社。言語教育についてのアカデミックな知識を生かし、主にアプリ内の文言やUX改善を担う。

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本田:廣瀬ちゃんは英語が上手やけど、小さい頃から英会話が好きだったんですか?

廣瀬:3歳の頃からお姉ちゃんの英会話教室について行っていて、本格的に自分で通い始めたのは5歳のときです。

親も教師で教育には力を入れていて、小さい頃から通わせてくれていました。

その後小学校で英会話は習い事としてはやめて、高1の夏の海外研修をきっかけに再び語学学校に1年通いました。

本田:途中で一回やめているんですね。

やめてしまっている間も、英語自体は好きだったんですか?

廣瀬:そうですね。英語はずっと好きで興味はありました。

幼い頃に英会話教室で見た、先生たちが英語で楽しそうに話をしている様子がとても印象に残っていて、「私もいつかこの場に混じりたい!」と思っていたんです。

本田:海外研修に行ったのも、その時の気持ちがベースにあるんですね。

大学の進学先でICUを選んだのも、英語が関係しているんですか?

廣瀬:ICUの学園祭に行って、「きちんとビジョンのある学校だな」と思って。学園祭の内容が、世界各国の料理とか、ちゃんとテーマに沿った統一感のある内容だったんです。

学内で英語を話している人もたくさんいてカッコ良いなと思ったので、受験しました。

本田:素敵な学校ですね。ICUでの専攻は何にしたんですか?

廣瀬:メジャーが言語教育、マイナーがビジネスです。

本田:一見すると全く違う二つですね!

廣瀬:そうですね(笑)。

元々は自分がずっと英語を習ってきたから、英語教師になろうと思って言語教育を専攻したんです。

本田:でも廣瀬ちゃんは確か、オーストラリアで日本語教育に携わる予定ですよね?

「英語を教える」から「日本語を教える」にチェンジしたのはどうしてですか?

廣瀬:ICUでは、たくさんのバイリンガルに出会いました。彼らとの出会いで二つの言語を教える、教えられる、を経験しているうちに、自分の中で「私はネイティブに英語を教えてもらいたかったな」という思いが芽生えたんです。

SANTA TOEICの動画講義のように、文法や語法だけだったら本やアプリでも学習できるじゃないですか。

でもネイティブだったら言語教育を通してその国の文化やその言語を学ぶこと自体の楽しみまで教えられる。

それに気付いたとき、自分は英語がネイティブじゃないから、自分の理想とする英語教師にはなれないなと思って。でも自分は日本語がネイティブなんだから、逆に日本語教師としてなら、自分の理想とする言語教育ができると思ったんです。

本田:なるほど、深い理由があったんですね。確かに言語学習の楽しみを教える、というのはとても大切だと思います。

では、なぜマイナーの専攻はビジネスを?

廣瀬:私の親は教師なので、教育の業界に関することはずっと聞く機会がありました。

それでずっと、「教育ってどうしてこんなに儲からないんだろう?」と思っていました。

教育って人を育てることだから、もっと優秀な人がたくさん来るべきなのに、ずっと不人気業界と言われている。

そこを改善するには、もっとお金の回り方や働き方を改善するべきなのではないかと。

その辺りを学ぶために、マイナー専攻はビジネスにしました。

本田:教育業界が抱える長年の課題にすでに気付いていたんですね。すごいです。

ベンチャーでのインターンを始めたのは、ビジネスにも関心があったからですか?

廣瀬:3年生の終わりには、もう1年後にオーストラリアに留学に行くことは決めていました。それに向けてお金も稼がないといけないと思って。

当時バイトはしていましたが、これをずっと続けて将来どれくらいのリターンがあるかなと考えたときに、もっと将来役に立ちそうなインターンで稼いだ方が良いなと思ったんです。

ずっと言語教育を学んできて、Ed-techにも興味があったので、Langooでインターンをすることにしました。

本田:Ed-techに興味を持ったのは、何かきっかけなどあったんですか?

廣瀬:フィリピンでの日本語教師研修がきっかけですね。

フィリピンで日本語を学ぶ学生の学習意欲はとても高いのに、教材が高価で手に入らなかったり経験を積んだ講師が不足していたりして、あまり良い学習環境とは言えない現実に驚いたんです。

だから、日本語教育において教材の開発や教師を育成することの方を改善したいと考えるようになりました。

フィリピンの学生はアプリを使って漢字などを勉強していたので、教材の開発は「Ed-tech」で解決できるのではないか?と可能性を感じ興味を持ち始めました。

本田:フィリピンの学生の様子から関心を持ち始めたんですね。

では、実際Langooでのインターンに、今までの言語学習の体験は生かされていますか?

廣瀬:理論的に生かしているのか分からないけど、自分の経験を折りこむ部分はあります。

私はSANTA TOEICのアプリ内の文言修正やLangooアプリのUX改善に関わっているんですけど、こういう風なUXにしたら勉強しやすいのではないか、とか。

本田:ビジネスを理論で学んだことは、生かされていますか?

廣瀬:そっちはあんまり(笑)。

確かに専門的な用語を知っているか知っていないかだけで、 ミーティングの内容の理解度も変わるので無駄ではなかったと思いますが、やはりビジネスは実践が一番だと思います。

本田:理論と実践はやはり違うんですね(笑)。

では、廣瀬ちゃんの将来の目標について聞かせてください!

廣瀬:私は先ほどもお話ししたように、「先生になること」が目標ではないんです。言語教育、日本語教育にはずっと関わっていくつもりですが、教師の育成など波及性のあることをやってきたいと考えています。

言語の習得って、翻訳ツールがあるからいいや、という問題ではないと思うんです。

言語学習は、その言葉を話す人たちやその文化を理解するために欠かせないツールで、この世界をよくする方法だと思っています。

言語習得を、フィリピンの学生たちのように、働くために一生懸命習得しようとしている人にとって「必ず」達成できるものにしたい。「旅行先で話したい!」などのような動機を持っている人にとってももっと簡単に達成できるものにしたい。

そのためにも、可能性を感じたEd-techという手段で言語学習の理論や研究を実際の教育現場に落とし込み還元して行くのが、私の目指す目標です。

Ed-techは、そうして人々の考え方や生き方を豊かにするツールになれると思っています。

本田:素敵な目標ですね!

「言語教育」に関心のあった廣瀬ちゃんからして、同じような関心を持つ人がEd-techベンチャーでインターンをするメリットって何だと思いますか?

廣瀬:やはり最先端の技術に触れられることではないでしょうか。

言語学習は、技術でコストカットできる部分がたくさんある。それによって、新しい学習手段や方法を使ったりその言語のバックグラウンドまで学んだりする余地が生まれると思うんです。

そういったことを理解し実像を見るために、Ed-techベンチャーでのインターンは意味があると思います。

本田:廣瀬ちゃんのような言語教育に関心のある人にも、ぜひ来ていただきたいですね!

オーストラリアでも頑張ってください!ありがとうございました!

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(編集後記)

廣瀬ちゃんの言語教育・日本語教育に対するまっすぐな思い、伝わりましたでしょうか?

廣瀬ちゃんがインタビュー中で言っていたように、教育業界は長年「不人気業界」と言われ、優秀な人材の確保に苦しんで来ました。

その実情にメスを入れられるのが、Ed-techベンチャーだと思います。

このインタビューを読んで少しでも関心を持ってくださった方、まずはオフィスに遊びに来てください!

お待ちしています ^ ^

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