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【2020年/MVPインタビュー】未曾有の状況で、視座高く泥臭く、組織が勝つために行動した1年間 | 宮内智弘

ラフールは、2020年12月25日に社内表彰式「LAFOOL AWARD」を開催しました。
1年間の感謝を全社で共有し讃え合う場である「LAFOOL AWARD」。

その中で、ラフール★ビジョンに圧倒的に貢献し影響を与えた、誰もが認める1名に贈られるMVP賞。本アワードにてMVPを受賞した、宮内智弘にインタビューを実施しました。


宮内智弘 人事戦略室室長 / 保育園グループマネージャー
愛媛県出身。2010年順天堂大学卒業後、人材ビジネスの会社2社で、事業立ち上げやキャリアコンサルタントなど経験。2016年に人事コンサルタントとして独立し、大手企業やスタートアップ企業などで人事制度・採用・ブランディング・教育研修などを行う。また、大学生向けのキャリアコンサルティングや、高校生向けのキャリア授業にも力を入れる。クライアント企業の一つであったラフールのビジョンや社員の温かさに魅かれ、2019年に入社。人事責任者として人事制度・採用・労務領域など幅広く手がける。学生時代からサッカーに打ち込み、全国大会に出場するほどの実力を持つ。

未曾有な1年間での大きなチャレンジ

ー会社としてはどんな1年間でしたか?

1年間を振り返ってみると、コロナウイルスの影響もあり、とにかく大変な1年でした。

2020年2月に完全フルリモートワークとなり、メンバー皆が初めての事だらけで戸惑いもあったと思います。人事としても試行錯誤の連続でした。日々のアクションに社内から色々な意見を貰いながら、少しずつ前に進んでいった感覚があります。

ー1年間を通しての業務内容を教えてください

主には、人事戦略室の業務全般と、仙台市に2園開園している企業主導型保育事業の2つを主軸に行いました。

上期では、採用業務・新卒研修に加えて、0から人事制度の構築に着手しました。6月からは、同時並行で保育園事業の経営に参画しました。まずは足下を整えるためにも、中期経営計画・事業計画の策定・ミッション/保育方針の改定等、組織作りから着手しました。その後は園児獲得の戦略・戦術を練り、保育園ホームページ改修等、1つずつアクションに落とし込んでいきました。その他、同時並行で人事労務、IPO準備業務、内部監査にも携わりました。

一見、「人事戦略」「保育園経営」と華やかな業務をやっているように見えますが、裏方の地味な守りの業務も多かったですね。攻めと守り、縦横無尽に駆け回った1年でした。

組織がどうしたらよくなるかを考え駆け回った

ー人事制度や保育園経営等にチャレンジした背景や想いを教えてください

人事制度は、組織の拡大に伴って課題意識を持っていました。今期を迎えたタイミングで「0からやらせてほしい」と経営陣にコミュニケーションをとったのがきっかけですね。

2-3年間で組織規模が2倍程度に拡大していく中で、明確な人事制度がなかったが故に、モチベーションに影響が出ているメンバーをちらほら目にしていました。今後起こり得る課題を予測した際に、このタイミングで、評価の平等性を担保する為に基準を作るべきだと考え、人事制度の構築に着手しました。

保育園経営の背景としては「経営が適任者を探す中で、自分に白羽の矢が立った」のがシンプルな理由ですね。「会社がよくなるのであれば!」という想いがあったので迷いなくチャレンジしました。振り返ってみると、何もかもがチャレンジの1年間でした。

ーなぜチャレンジできたのか?

「ラフールのビジネスや組織がどうしたら上手くいくのか?どうしたら勝てるのか?」この視点がブレなかったことに尽きると思っています。

元々、個人事業主として活動しており、請けていた案件を全て終了させてまでラフールへ入社した経緯があり、当然、入社を決意した際に相当な覚悟を持っていました。また、自身の性格的にも「やるからには勝つ」という性格の為、困難に立ち向かう強い想いも持っています。その覚悟や性格が今の活力や胆力につながっているのだと思います。


ー経営陣からはどんな言葉をかけられていたのですか?

経営陣からは「頼んだよ」と一言貰いました。言葉が少なかったのは逆に自分にとっては嬉しいことで、信頼を感じました。

人事制度や保育園経営等、経営に関係する重要な業務を任せることは普通は慎重になると思うのですが、言葉少なく任せてくれた事が嬉しかったですね。

結果的にMVP表彰の時には、代表の結木から「感謝してもしきれない」という言葉や、副代表の小梨からは「宮ちゃん以外に誰かいるの?」という言葉をもらい、にやつきが止まらなかった記憶があります。

自分のアウトプットや結果を見てくれて、感謝の言葉をかけてくれるのは本当に嬉しかったです。

ー経営陣の魅力をどのように感じますか?

信頼を獲得できるプロセスがあってこそですが、「任せて信じてくれる」ことが魅力だと感じています。個人的にも、経営陣からは「ボードメンバー」と声かけをしてくれていて、その言葉を聞くたびに本当にラフールの土台を支えているメンバーとして見てくれているんだな、と実感があります。

なので、単純に与えられたミッションを達成するのは当たり前な感覚で、120%の「圧倒的な成果」を出すことは絶えず意識しています。その当事者意識を強く持っていたことが、結果への責任感と行動量に反映されたと感じています。

「念ずれば花開く」を座右の銘にしていて、思いを持っていれば行動が変わり結果がでると信じているんです。

ー1年間での壁はどんな部分でしたか?

初めてのことや変化が起こると様々なレイヤーから意見が出てくる中で「視座を経営〜現場のどこに持っていくべきなのか」とすごく葛藤がありました。

経営は当たり前ですがビジョン達成に向けて突き進んでいきます。その中で、マネジメントレイヤーや現場レベルでは課題が起きていて、温度感に差が出ることも当然あります。

温度差を埋めるために「現場のケアをしなければ」と1on1等を重ねていたのですが、次第に、人事責任者である自分がこの視座で動いていることが最大のボトルネックになりかねないなという考えに至ったんです。

人事責任者の仕事は経営が求める成長戦略やビジョン、想いを最大化させることだと捉えています。現場を引き上げていくポジションにもかかわらず、自分は引き上げるよりは寄り添いにいってしまっていた。その点は大きな反省点としてありました。もちろん、寄り添うことは大事なんですけどね!表現が難しいところです。

現場を引き上げるアクションと、寄り添いに行くアクション。この塩梅をどうするのかという葛藤や気付きがあった2020年でした。

ーMVP受賞時の感想は?

純粋に感謝しかなかったです。

ただ、あまり余韻に浸れなかったというのが、率直な感想でした。

結果を出せた自負はありましたが、目の前にまだ解決するべき課題が山のようにあるので、「ありがたいな」と感謝を思う数秒後には「あれやんなきゃ」と次の課題解決やチャレンジにすぐに頭がシフトされたのを覚えています。笑

いまのラフールに必要なこと

ーラフール★ビジョン達成のために、会社として今後の1年間で必要なことは?

来期の1年がラフールにとって、非常に重要な1年になります。1人1人が与えられたミッションにコミットし、とにかく結果を出すことが大事です。経営陣や自分含めた上位レイヤーが背中で見せた上で、どんどん現場を引き上げていくことが必要だと思っています。

本当に全員が当事者意識を持って、一枚岩となり行動できるかが大切になってきます。

色々と課題のある会社ですが、この会社のフェーズに働けることには大きな魅力があると思っています。落ちそうなボールを拾って、自分自身が主体となって仕組みを作ることができたり、自身の成長が会社の成長へ直結する体験ができたりと、非常にやりがいのある環境であると捉えています。

そして、そのような環境での経験が、自分自身の市場価値やスキルを圧倒的に高められると思っています。

一方で、ラフールの行っているメンタルヘルステック事業は、ラフールが発展すればするほど、救われる人が増えるという社会貢献性のあるビジネスだと考えていますので、個人軸だけでなく、会社軸でもワクワクしながら働くことができると思っています。

レイヤーに関係なくチャンスは平等にあると思っていますし、主体的にミッションに取組みながら「圧倒的に成長していきたい!」という気概がある人にとっては、いい環境だと思っています。

ー宮内さんの今後の目標を聞かせてください。

先ずは、短期ミッションで掲げているIPOを成し遂げることが目下の目標です。

テクニカルな部分でいうと「一人一人の幸福度を高めたい」というのは考えとして持っていています。
自身の将来の夢である「キャリア塾を開く」の根本の想いは、「仕事をやらされている人」を少なくし、「仕事をしている人」を増やしたいということなんです。

なので人事の立場から、ラフールメンバーが迷いなく仕事に打ち込めるために、ビジョン浸透や教育制度の充実、ピープルアナリティクスによる配属の適性化など、色々と模索していきたいと考えています。
ほとんど全員の採用に関わっているので、メンバーのことが本当に好きなんです。

みんなで楽しく仕事して、みんなで勝ちたいですね。

ー勝つとは具体的にどのような意味ですか?

勝つ=「安堵感」だと思っています。

ただ、それをどのタイミングで感じられるのかはまだ分からないのが正直なところです。

IPO達成の時に思うのかもしれないし、グローバル展開して海外支社がたったときなのかもしれないし、新卒メンバーが活躍してコアメンバーになっているときに感じるのかもしれない。

何かを達成した時に、みんなで感極まってウルウルしているときが、そのタイミングだと思います。

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