LIFE STYLEは、拡大するSaaS領域の新規事業立ち上げをマーケティング・セールスの側面から支援し、これからの日本の未来を描くことを事業としています。
そんな”LIFE STYLE”で働くメンバーのリアルな姿をご覧いただくべく、私マーケティング室の、どうやら室長だったらしい篠原が、たまには筆をとってみたいと思います!
第32弾まで続いたメンバー紹介がひと段落したところですので、今回は話題を変えて、声を大にして自慢したい、LIFE STYLEの“有志プロジェクト”について話をさせていただきます。
LIFE STYLEには“社内プロジェクト(PJ)”という文化があります
一般企業同様に、LIFE STYLEにもクライアントのカテゴリーや提供する機能に応じて組織された部署が存在し、普段は皆この“部署のミッション”に沿って活動しています。いわゆる“業務上のチーム”です。一方、社内のエンゲージメント向上や文化形成を目的としてビルドアップされる“社内PJ”というものが、“業務外のチーム”として存在します。
社内PJは四半期ごとに、なるべく“普段業務でコミュニケーションをとることのないメンバー同士”がチームになるよう、経営陣が考えて組成しています。ひとつのPJごとに10人前後のメンバーがアサインされますので、今のLIFE STYLEの社員数からすると、うまい具合に3チームできることになります。各PJのミッションは代表の古城が考えるのですが、これが毎回絶妙に「それはやった方がいいですね」というテーマになっており、身内ながら、真剣に会社のことを考えているんだなと思わされます。
“業務外のプロジェクト”と聞くと、時代に敏感な方々は「残業」の2文字が頭の中をよぎると思います。それもごもっとも。しかし、10人のメンバーが、3ヶ月間かけて、ひとつのミッションに取り組む活動ですので、按分された時間や労力はそれほどのものではありません。何よりテーマがいいので、みんな楽しみながらやってくれています。
2021年度・第2四半期における社内PJは以下の3つでした。
#新卒入社式PJ
#新卒オンボーディングPJ
#広報PJ
テーマは言葉の意味そのままです。ぜひそれぞれについて詳しく紹介したい気持ちですが、今回は、こんな“社内PJ”の存在によって生まれた、でもそれとは違う“有志プロジェクト”の話をしますので、社内PJについては、次回以降を担当するメンバーに譲りたいと思います。
きっかけは“社内PJ”
#新卒入社式PJ
#新卒オンボーディングPJ
#広報PJ
私はこのうちの“広報PJ”(と“新卒オンボーディングPJ“)に関わっています。広報PJにも、本業同様に専用のチャット部屋があり、日々わいわいがやがや会話しています。今回伝えたいのは、そんなチャット部屋における、私の何気ない一言をメンバーが汲み取り、見事にプロジェクト化してくれたという“ストーリー”です。軽い気持ちで放ったわけではないのですが、あくまで「こうなったらいいね」という希望を言っただけでした。そんな言葉を即座に自らの行動へとつなげ、気づけば会社全体の士気を上げる取り組みにまでしてくれていた、誇らしいメンバーたちによる”有志プロジェクト”の話です。
LIFE STYLEでは、全メンバーが入社当日に必ずワンショット写真を撮影され、各種のビジネスツール(チャット/メール・カレンダー等)のアイコンに設定するよう、HRからディレクションを受けます。最近のスタートアップでは珍しい話ではないのかも知れませんが、私には初めての経験でした。自分の写真を仕事中、常々目にするような経験があまりなかった私には、当初気まずさもありました。でも、数日もすると慣れました(笑)
そして、メンバーの顔と名前を一致させる上で、非常にいい取り組みだと思うようになっていました。
そんなある日、私がクライアントのプロフィール写真を撮る機会がありました。業務上たまたまその担当者の写真が必要になり、たまたま私が一眼レフを持っていたからです。特別腕がいいわけでもなかったのですが、結果大いに喜んでもらえました。“バックがボケているだけで、いい写真に見える”というアレです。“一眼レフ+それなりのレンズ”による魔法ですね。
その後,オフィスに戻った時に思ったんです。
(会社のプロフィール写真、スマホでさらっと撮ってるよな・・・)
(超多忙なHRが研修の合間に撮るんだから。そりゃそうなるよね)
(ちょっと時間をかけて、一眼カメラで撮ってあげるだけで、みんな喜ぶんじゃないかな?)
(そもそも「撮られる」ってことも事前に知りたいんじゃないかな。特に女性とか・・・)
そんなことをそのまま、当初設立間もなかった広報PJのチャット部屋でつぶやいたわけです。もちろん思惑ゼロだったわけではありません。広報PJには“写真/カメラ好き”を公言するメンバーが何人かいて、「まぁ時間があれば・・・」ぐらいのリアクションはくれるんじゃないかという、淡い期待はありました。
発足! “プロフィール写真撮影(ProFile Photo)PJ”
なにげなく発した私の「一眼カメラで撮る方がよくない?」に対し、返ってきた最初のリアクションをご覧ください。
(広報PJのチャットから抜粋)
“やります”前提の姿勢
“具体的”な提案
“ちゃんとやりたい。だからルールも決めたい”という責任者意識
自分のちょっとした投げかけに対し、期待以上のレスポンスをくれたことがありがたかった。
最初のリアクション”をくれたのは、こちらの美咲(みさき)さんです。
写真大好き女子で、撮るのもいじるのもセミプロ級。けども、超絶忙しいんですこの人。超重要クライアントのプロジェクトでマーケティングを担当していて、海外とのミーティングなんかもしょっちゅう。とてもこちらから追加指名はできない。
ただ、志願してくれるならば、そこはマーケティング室(Wantedlyの運用をはじめ、社内外向けの広報活動を担当する部署です。詳しくはまた別の機会に紹介します)の実質的なリーダーでもある彼女です。思い切って、任せることにしました。
続いて、実に心強いメンバーも参戦。
駿介(しゅんすけ)と申します。
“クリエイティブチーム”という360画像からスチール写真、動画などをゴリゴリに触る部署での仕事を本業としつつ、プライベートでも“LIFE STYLEカメラ部・部長”の肩書きを持つ益荒男(ますらお)です。ジョインしてくれるなら彼以上のメンバーはいません。ただ、美咲さんと違い、駿介はマーケティング室のメンバーではありません。今後継続的に発生する業務にアサインしてしまっていいものか。迷っていたのですが、「上司のOKはもらってます!前からプロフィール写真かっこよくしたいねって話を美咲さんとしてたんです。ぜひやらせてください!」との言葉に、そのまま甘えてお願いすることにしました。
続いて手を挙げてくれたのが、こちらの鈴(りん)さん。
私がみているBPO事業部で活躍中の新卒です。学生時代に写真を撮っていた経験があることは聞いていましたが、なんと言っても新卒です。本業でしっかり結果を出しながら、業務外のこともすすんで取りに行く働き者。これ以上タスクを負わせることに正直不安もあったのですが、彼女もマーケティング室のメンバーであり、まっすぐな目で「やらせてください!」と言われたら、あらがうことはできませんでした。
ちなみにLIFE STYLEでは、メンバーを”姓”ではなく”名”で呼びます。当然私[シノハラ マサノリ]も”(あだ)名”で呼ばれているのですが、”マサ”という人が先に存在(LIFE STYLE創業者)したため、名前の後半をもとにした”ノリ”、という人生初の呼称を頂戴しています。
閑話休題。
こうして、
ディレクター美咲さん、メインカメラマン駿介、アシスタントカメラマン鈴さん。
以上3名による“プロフィール写真撮影PJ”が、私の声かけ当日に発足したのでした。
実際の写真は[後編]でご覧いただきます。