1
/
5

工具メーカー界のApple!?車、バイク好きなら誰もが知るX社とのサクセスストーリー!

こんにちは!
黒坂塗装工業所の採用担当者の矢野です。

今回は、私たちが数年前からお取引させて頂いております

【京都機械工具株式会社様】

とのサクセスストーリーについて、ご紹介させて頂きます!

手動工具メーカー界のApple!国内トップシェアを誇るKTC社!

車やバイク、DIYが好きな方であれば、一度は京都機械工具株式会社(KTC)様のお名前を聞いたことがあるのではないでしょうか!?

京都機械工具株式会社、通称KTC様は、
総合工具メーカーとして、生産量・販売量を含めて日本一のシェアを獲得している企業です。

分かりやすい例で言うと、スパナやラチェットなどの手動工具に加え、
ドリルや計測器などの動力工具などを生産から販売まで担っていらっしゃる企業様になります。

そんなKTC様は、言うなれば手動工具メーカー界のApple

あなたのご友人にも、Appleが大好きで「スマホはiPhone、PCはMac、時計はアップルウォッチ」と、
出来る限りApple製品を使用されている方はいませんか?

それと同様、特にneprosシリーズと呼ばれるKTC様のブランドは、多くの整備士の憧れであり、
工具箱の中身がKTC様の製品で埋め尽くされている人も日本全国に沢山いるほどなのです!!!


そんな日本を代表する企業様と私たち黒坂塗装工業所。

この2社のつながりは、挫折からのスタートでした。

社長憧れの会社からの依頼!契約はまとまるか…!?

当初は塗料メーカー様のご紹介で、KTC様より工具箱の塗装見積り依頼がありました。

ありがたいことに、このように塗装の技術力を高くご評価頂き、
ご紹介や口コミからご契約頂くことが多いのも弊社の一つの特徴です。

代表の黒坂も当時は、

「私は、物を分解したり組立てたりするのが好きで工具を子供のころからよく使っていて、KTCさんのブランドは昔からファンでしたし、出来たらKTCさんの工具を使ってみたいと思っていました。ですので、是非取引をしたいと思っていました。」

と語っています。

そして私たちは受注獲得のために、KTC様の工具箱のテスト塗りに挑んだのでした。
しかし、テストをする中で

・箱状になっていること
・可動部分(蝶番のようにパカパカと動く部分)の多さ

によって、極めて塗装がしにくく生産効率が悪いことが分かったのです。

「箱を塗装する」と聞くと、一見簡単そうに聞こえるかもしれませんが、
「大量生産」×「高生産効率」×「高品質」の3つを実現することはとても難易度の高いことでした。

生産効率が悪いということは、コストがかかるということ。
結果、両社で見積額は合わず、契約は一度白紙になってしまいました。

リベンジの時!黒坂塗装の真髄「工夫力」を発揮した結果…!

そこから2,3年の月日が経ちました。
ある日突然、銀行様からの紹介で再びKTC様とお話しできることになったのです。

そこで私たちは、KTC様が現在抱える「塗装でのお困りごと」を丁寧にヒアリングしました。
ですが話を聞いていても、私たちが塗装経験のない分野だったこともあり、

・製品の塗装のしにくさ
・コストの増大
が代表の黒坂の頭をよぎります。

「今回も受注するのは難しいかもしれないな…」そう考えたときもあったそうです。

だが、KTC様は夢の詰まった製品を作っている会社。
私たちも簡単には諦めたくはありませんでした。

「まずは出来ることはやってみよう!諦めるのはそれからだ!」

そう決意した私たちは、
「どうすれば量産×効率×品質の3つを実現することができるのか」を試行錯誤し始めました。

・どのように製品を吊り掛ければ、可動部の塗装が可能か?
・上下左右など、どの向きで塗装をすれば品質と効率を高められるか?
・どんな長さ、太さのハンガーを使用すれば、効率がよいか?
・どれだけ補助工具を使用すれば、最適な効率となるか?

など塗装に関わるあらゆる条件を、黒坂塗装の「生産技術職」の総力を挙げて何日も何日も考え抜きました。

そして、ついに試作品が完成。
テスト塗りを終えた工具箱をKTC様に届けた結果……

念願の成約!多種多様な製品の塗装も任されるように!

ありがたいことに、KTC様からは高い評価を頂き、
すぐにでも量産化して欲しいということになりました!!

特に、
・塗装の肌がキレイ
・塗装が滑らかで均一であり、ムラがない
・不具合率が極めて低い
というお声も頂きました。

そうしてKTC様の工具箱の量産化に乗り出した黒坂塗装工業所でしたが、その後も

・継続して行っている塗装方法の工夫
・仕上がり具合の積極的な提案
・迅速な対応
などを高くご評価いただき、次々と新たな製品の塗装も任されるようになったのです!!!

当初はWin-Winの関係性を築くことができなかったKTC様ですが、
今や毎年のように「工具箱の新色をどうするか」について、企画の段階から
打ち合わせをご一緒させて頂いております。


確かな技術力と工夫力で、世界中に塗装を届ける。

そんな黒坂塗装工業所とKTC様との㊙話でした。
あなたも、私たちと共に新たなるサクセスストーリーを作っていきませんか?

株式会社黒坂塗装工業所's job postings

Weekly ranking

Show other rankings