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『基礎打ちってやった方がいいの?』ディーププラクティスの目線で考えてみた

こんにちは。

株式会社KOKACARE代表取締役の竹内です。

Wantedlyのストーリーでは、社長自ら『KOKACAREのこと』『バドミントンのこと』『スポーツビジネスのこと』などを代表ブログみたいな感じで書いております。他の記事もよかったら見てみてね!


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さて、本日はバドミントンプレイヤーにはお馴染みの『基礎打ち』という練習について、『ディーププラクティス』という目線で考えてみたいと思います。


まず基礎打ちってなに?

バドミントンをやられている方にはお馴染みですが、この記事はバドミントンを競技としてやったことがない、フィットネス関係・教育業界・ベンチャー界隈の方も見て下さっているので、『基礎打ち』の説明からスタートします。

まず基礎打ちとは、

特定のストロークを、特定の範囲で打ち合う約束練習

簡単に言うと「決められたショットを相手と打ち合う練習」ともいえます。人によっては、ウォーミングアップ&練習のような感覚で取り組む人もいます。



ちょっと分かりづらいので、他のスポーツや音楽で例えると…

野球だとウォーミングアップをした後に、キャッチボールを距離を変えたり、ボールの軌道を変えながらやったりしますよね。あれも『基礎打ち』に近いものがあります。

他にはギターとかだと、演奏する前にクロマチック練習をしたりしますよね。あれも『基礎打ち』に近いと思います。ただギターだと一人でやるので、対人という要素はちょっと違います。

まあ、そんな感じで、バドミントンには、

  • 対人で
  • お題(やる内容)が決まっていて
  • 競技している人にとってはほぼ知られていて
  • ウォーミングアップ要素もある …etc

基礎打ち』という練習があります。


ディーププラクティスってなに?

さて、次はディーププラクティスについて説明します。

一流のミュージション・アスリート、有名大学の合格者を育てるコーチや教師は、分野は全然違うため一見やっていることはバラバラのように見えますが、ある共通点があると言われています。

それはどの方法も、『脳のメカニズム』に沿っているということです。

私達の脳の中には、ニューロンと呼ばれる細胞があって、ひとつのニューロンは、他のニューロンとシナプスで結ばれ、人間がどんな行動をしているときにもニューロンからニューロンへ電気的な信号が伝わっています。シャトルを打ったり、ラケットをスイングしたりするときにも、脳の中では猛スピードで伝達されています。



詳しい説明は省きますが、この電気的な信号(インパルス)の伝達スピードと強度が、知能や身体能力に関係があると言われていて、これが著しく優れている人のことを『才能がある』とか言ったりします。

この才能の開花に影響を与えるのがミエリン鞘。ここでは説明しませんので、ググってくださいね(笑)これが成長しているとインパルスの伝達スピード・強度が上がるのですが、基本は子どもの頃に形成されていきます。しかし、大人になってもトレーニング次第で50代までは上がると言われています。

(それ以降は割れ始めてしまうそうですが、トレーニング次第で維持できるそうです❗️)

このミエリン鞘の成長を促すのが、ディーププラクティスです。

高校生物をやっている人は、『そりゃミエリン鞘が成長すればインパルスの伝達スピードは上がるよね❗️』と分かると思いますが、分からない人はすみません。ここで説明すると長くなるので…ググってね(笑)


ディーププラクティスの特徴は以下の三つです。

①少し苦しさを感じるところで練習
②実物に触れて練習
③反復が大事。脳に刺激の多い方法だとより効果的



①はフットサルをイメージすると分かりやすいです。サッカーよりも狭い環境で、すぐに相手選手からのプレスがかかる状況って、普段より少し苦しいですよね。それです!

②は、AEDの研修がイメージしやすいでしょう。ただの座学で研修しているより、実物を使って、実際に見て・触って…、体験した方が効果が高いということです。

③は、バドミントンの筒当て練習が分かりやすいです。単純にスマッシュを何度も打つよりも、筒を狙いながらの方が、筒を見ないといけないので脳への刺激は大きいです。

考察&感じたこと

では、基礎打ちとディーププラクティスを踏まえた上で、今回の議題『基礎打ちってやった方がいいの?』について、ディーププラクティスの観点から考察&意見をしていきます。

基礎打ちは対人で約束練習なので、まず②と③は当てはまりそうです。実物に触れているし、約束練習なので反復にもなる。しかも対人なので、単なる手投げやラケットノックよりも脳への刺激が大きい。

ただ私の意見としては、競技レベルで分けた方が良さそうだと思っています。

なぜなら…

半面が少し苦しさを感じるのか?

という論点があるなと感じるからです。初心者・初級者にとっては、半面コートにシャトルを返すということがコントロール面でも、コート内の移動においても難しい場合があります。つまり少し苦しさを感じるんです。なのでとても良い練習だと思います❗️


しかし、中級者はどうでしょう?この半面というのが逆に苦しさではなく、楽になってくる場合は多くありそうです。もちろん、高い意識で『相手のこの部分に返すんだ!』と取り組める方は別です!

なので、別の制限(コートをさらに狭くする・ネットの高さ+10cmのところに紐を張る…etc)をつけたり、ミスに上限を決めたり、少し苦しさを感じる状況を設定していくと良さそうですね❗️


ESFに終わりはなし

KOKACAREバドミントンスクールでは、ESF(Enjoy, Skill-up, Fitness)を大切にしたレッスンをしています。この中のSkill-upは相手によってコーチが練習方法をアレンジしていきます。

また脳科学など『学問の見地』を踏まえながら練習メニューを開発する『コンテンツ開発室』があるのも特徴的なところです。



私が今回考察&意見として書いた部分も、人によって大きく変わるし、新しい研究がなされ論文が発表すればまた変わってくるところです。だからこそ、日々アップデートしていくことが大事なんです❗️

ESF(Enjoy, Skill-up, Fitness)に終わりはなし!

バドミントンの面白さ・スキルアップ・可能性を追究したい人、カモン!!

今日は、ここで終わりです。


KOKACAREに興味のある方は、こちらからどうぞ❗️

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