写真は昨年、屋久島で撮影したものです。現地の方にここまで綺麗な夕焼けはなかなか見れないと言わしめた一枚です。
毎年春先になると、ウォンテッドリーの記事をリレー形式で書くことが恒例となっております。
そういえば、時期的に受験後のことは記事にしていますが、受験前のことには触れてなかったなと思うので、直前期の受験生に必ず伝えているメッセージについて書こうと思います。
タイトルが強烈ですが、元ネタは某予備校講師がテレビ番組で伝えたメッセージです。私も共感できる点が多く、半分受験生へ、半分自分へ言い聞かせています。
ざっくり言うと、
とにかく1ヶ月頑張ること。
間違っても、1ヶ月も頑張れなかったけど、なんか受かっちゃったという人間にはなるな!
という内容です。
学生時代は、なんだかんだで学力や地頭でポジショニングを取れてしまうことが多いです。苦手なことから距離を置いても、誰にも叱られません。
しかし、いざ働き始めると、これまで以上に様々な能力が求められます。難しいことを説明したり、全く知らない業務を行ったり、同じことをひたすらやり続けたり、トラブルに対応したりなどなど。
当たり前ですが、このように苦手なことをやらなければならない場面は必ず出てきます。そういう時に必死に頑張って乗り越えられるかどうかで、その後の人生は変わってくるのだと思います。
若い時、特に10代のうちに必死に頑張った経験をしていないと、社会人になって、そういう忍耐力や根性を試される場面に遭遇した時に、頑張ることができない人が多いように感じます。
1ヶ月頑張るのは簡単なように見えて、結構大変です。でも、1ヶ月頑張る習慣が身につけば、1年頑張れますし、1年頑張れば10年、10年頑張れば一生頑張れます。
受検を通じて、一気に大人びたというケースを見かけますが、「困難を乗り越えた、死にものぐるいでやり遂げたぞ」という自信から来るものだと思います。そして、この自信を持っているかどうかで、物事の向き合い方も変わっていくはずです。
もちろん、勉強だけではなくて、スポーツでも音楽でもいいですし、仕事にも言えることだと思います。何かに一生懸命に取り組むということ、それを多感な若い時に行うことはそれだけ大きな意味を持つのだと思います。
目に見える合格という目標を第一に考えていますが、一方で、目に見えない自信を作り上げることにもつながっています。そう思うと、受検勉強も、それに携わる教えるという仕事も価値があるがあるのだろうと感じております。