株式会社KINCHAKUは、2021年11月30日にシードACラウンドで新規投資家として近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社を引受先とする第三者割当増資により、資金調達を実施したことをお知らせします。
両者が連携して、観光地型MaaSや交通のDX化を図るとともに、現場のアナログ業務効率化を目指します。今回調達資金では、プロダクト・事業開発をさらに加速させるだけでなく、人材・R&Dへの投資も両輪で積極的に行なっていく方針です。
引受先からのコメント
【近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社 代表取締役社長 藤田 一人氏】
ウォレットパスは、日本でも今後さまざまな領域で普及が進んでいくと想定しています。
そのウォレットパスの活用をワンストップで提供するKINCHAKUは、交通、レジャー、旅行、飲食、宿泊など近鉄グループが展開する多くの事業領域で活用可能性があると考えております。
今回の資本提携を通じて、まずはKINCHAKU社と鉄道やバスなどの交通事業領域におけるウォレットパス活用の仕組みを構築し、紙式の乗車券、定期券等を運用している交通事業者のデジタル化(デジタルチケット・パス)支援として提供していくことを目指します。
これにより特に中小の交通事業者が抱える紙式乗車券類の課題解決が少しでもできればと考えております。