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経験も知識もなく、ただ向上心があるだけ。そんなあの日から、必要不可欠と言われる存在にまで成長した2年間の軌跡【先輩インタビュー】

きびだんごインターンシップ、先輩インタビュー第8弾!

今回は、PR/広報チームの一員として活躍する久保亜香里さんにお話を伺いました。

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\インターン生紹介/久保亜香里さん

早稲田大学スポーツ科学科の4年生。2019年よりきびだんごにてインターンを開始し、輸入業務やPR/広報からプロジェクトページの制作まで、幅広い業務を担当。大学では主に健康や障がい者スポーツについて学び、ボランティアなどにも従事。マイノリティと言われる人も含め、誰もが過ごしやすい個性溢れる社会に貢献できる人になりたいと思い、日々精進中。

▼きびだんごでの主な業務:
<PR/広報>
・メルマガ作成
・LINE配信
・インフルエンサーキャンペーン
・イベント開催
・ブログ運営
・Instagram運営

<製作>
・ティザーページや活動報告の制作

<その他>
・素材撮影/レビュー

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2年前の春。カゴの中の鳥をやめ、不思議の国のアリスへ転身

夢の実現や就職活動への準備など、明確な目的をもってインターンへ臨む学生が多い中、「社会(人)ってどんななんだろう?」というぼんやりとした思いからインターン先を探し始めたんですと話す久保さん。

久保:
「2年生の冬の終わり頃に、めちゃくちゃアルバイトを探していた時期があったんですよね。それまでも塾講師としてアルバイトをしていたんですけど、もっといろいろな人と関わる場所で働きたいと思ったんです。

別に何か特別なきっかけとかは無くて、自分の周りにいる人やもの以外の、未知の世界への渇望みたいな感情がムクムクと湧き出してきて(笑) 言葉にしにくいですが、当時はとにかく新しいなにかを求めていた気がします。

そんな折に、代表の松崎さんと以前の職場で同期だったゼミの教授から紹介してもらったのがきびだんごでした」


環境のマンネリ化がインターン探しの大きな要因だった久保さんですが、きびだんごとの出会いは現状の打破に繋がったのでしょうか。

久保:
「きびだんごに入るまでは、例えるならカゴの中の鳥でした。高校がかなりのお嬢様学校で……。大学に入学して少し気持ちがリフレッシュされましたが、それでもまだ“外の世界を知りたい”感覚はあって。

でも、きびだんごでインターンを始めてからは、鳥から不思議の国のアリス状態になりましたね(笑) 全然知らない未知の世界に急に迷いこんで、右も左も分からなくて、当初は困惑することも多かったです。

というのも、とにかく社風に開放感がありすぎたんです。髪型や服装とか外見面の自由さはもちろん、キャラクターも経歴もそれぞれ個性的で、あちこちで発言があがっていて、衝撃でした。

入りたてのインターン生のアイデア一つも、マネージャーや代表まですぐ届いちゃうんです。窓もドアもなにも仕切りがない部屋で、ましてやカゴの中の鳥なんてやってられないですよね」

「何をしたい?」「PRとか興味あります」「じゃあやってみて」

晴れてカゴの中の鳥を卒業した久保さんですが、それから2年弱をきびだんごのメンバーとして活躍されています。きびだんごでは、具体的にどのようなお仕事をされていましたか?

久保:
「知識も経験もゼロだったので、最初はできることからやってみようとなり、ページ制作の一部と配送業務を担当しました。

印象的だったのは、何をやりたいかを良く聞かれたことですね。当時は英語ができるインターン生を募集していたんですが、私は英語が話せなくて。でも、英語ができなくても、やりたかったら海外営業やってもいいよって言われたんです。「できるかどうか」よりも「何をしたいか」を問われたんですね。

それで、イメージ的にも面白そうだったし、将来経験があると入りやすい部署なのかなとかいう若干の打算のもと、PRチームを希望したんです。で、あっさり叶っちゃいました。この個人のやりたいことへの受容度と柔軟性は、他にはない魅力だと思っています」


PR/広報と一口にいってもその業務は多岐に渡りますが、なかでもインフルエンサーキャンペーンは久保さん一人で対応されていました。

久保:
「もちろん大変な作業ではあるんですけど、インフルエンサーのキャスティングは、検索がもともと得意なこともあり楽しんでやっていました。この人がこの製品をレビューしてくれたら面白い動画になりそうだなとか想像をしながら探すんです。できあがった動画の再生回数が伸びている時は特に達成感がありますね。「私が連れてきたんだぞ」っていう感じです(笑)

インフルエンサーキャンペーンではないですが、最近でいえば、製品の試乗会や写真撮影会の企画・運営に携われたことが良い経験でした。企画の裏側というか、イベントが作りあげられる過程を知ることができて、興味深かったです」

若くても、無知でも、インターン生でも、私の声には価値がある

PR/広報チームの一員として日々業務に励む中、久保さんがふと抱いた気づきがあったそうです。それは、“自分の意見を主張することの大切さ”だと言います。

久保:
「私はもともと、自己主張をするタイプではなかったんです。でも、きびだんごに入ってからは、アイデアやなにかに対する印象、関連する知識など、自分の意見を聞かれることが本当に増えました。

みなさんから気軽に久保さんはどう思う?と聞いてくださるので、「あ、私も発言していいんだ」とある時ストンと気持ちが整ったんです。とんちんかんな発言をしたことも間々ある気がしますが、みなさん、分からないなりの意見をないがしろにはしないんですよ。否定して終わりはないですし、意見を取り入れてもらえることも多くて」


風通しの良さにくわえ、きびだんごだからこそ得られた経験や知識も多かったと思う、と続ける久保さん。

久保:
「きびだんごくらいの規模の会社でインターンをするメリットの一つは、実際に手を動かすほどの関りは無くても、ひとつひとつの業務を把握できるということだと思います。営業、PR、経理、企画など、字面だけでは実際の仕事のイメージがしにくいですが、小規模なぶん中身の仕事が見えやすいんです。特に私は就職活動前にインターンを始めたこともあり、この知識が就職活動において会社や部署選びにとても役に立ちました。

それから、周りの人の動きや仕事量、仕事の仕方をみて、全体の動きを意識しながら作業をする能力を身に付けられたことも大きな成果ですね。これもまた、ある程度関わる人が限定的になるからこそ、この短期間で身に付けられた習慣だと思います。

あとは柔軟な働き方が個人的な推しポイントです。基本的には週3勤務でしたが、テスト期間中などのお休みは相談をすれば都合がつきましたし、まだコロナ禍前でしたが、就職活動の間は土日に時間があるときに作業をしたり、自宅からのフルリモートもさせてもらえました」

“抜けて痛い”と思われる存在になった、その先にある新たなスタートライン

1月末できびだんごを卒業となる久保さん。4月からは、本格的に社会人としての生活がスタートします。

久保:
「4月からはモバイル業界に進みます。まだB to C関連ということしか決まっていないんですけど、障がい者の方々に深く関わっていた経緯もあって、すべての人にとって生活しやすい世の中の創造に貢献できたらいいなと思っています。

なかでもスマホは必要不可欠な物ですし、電子決済システムとかアプリとか、より日常生活に入り込んだ仕事ができるのかなと今からわくわくしています。

それこそ良いアイデアが生まれて、プロジェクトオーナーとしてきびだんごに戻って来られたら面白いですね」


久保さんの退職が決まったときに「(久保さんが抜けると)痛いな~」という声も多く聞かれました。インターン生でありながら、そう惜しまれるほど会社にとって大きな存在に成長したということの証明だと思います。

久保:
「そう言ってもらえることは、とても嬉しいです。みなさんのサポートのおかげで、ここまでやってくることができました。やりたいと思ったことを、例え経験や知識がなくても任せてくれて、そして支えてくれる環境に恵まれたことに感謝しています」


きびだんご一同、久保さんの明るい前途を願っています。

久保:
「ありがとうございます。

最後になりますが、具体的なイメージはなくても現状をどうにか変えたいと思っている人、なにか刺激や変化が欲しい人、幅広い経験を持ったいろんな人と話してみたい人、そういった方がいれば、ぜひきびだんごに来てもらえればと思います。向上心と自主性が高いほど、価値のある経験を得られる場所です」


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クラウドファンディングサイト「Kibidango(きびだんご)」を運営するきびだんご株式会社では、英語を使った海外営業メンバーをはじめ、PR/広報やWEBエンジニア、経理、貿易業務など、幅広い分野でインターンシップ採用を随時行っています。
日本未上陸のプロダクトを世の中に広めるというビジョンに共感してもらえる方、英語を使った仕事に興味があるかた、そして久保さんのように、今まで経験したことのない世界に飛び込んでみたい方は、ぜひきびだんごでのインターンシップに挑戦してみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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