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新卒ゼネコンから転職&生粋のSaaSオタク! ケップルを選んだ2人の目的は「徹底した社会人基礎力」の獲得

今回は、2021年1月でケップルのインターンを卒業する林さん・小宮さんにお話を伺い、これまでを振り返っていただきます。

お二人はカスタマーサクセス職のインターンとしてケップルに入社され、投資家の業務効率化を支援するサービス『FUNDBOARD』の運営に携わってこられました。ケップルで働く中で、何を感じ、どう成長したのでしょうか?

ケップルでHRインターンをしている金井からお二人に聞いてみました!

◆プロフィール

林さん:慶應義塾大学経済学部出身。新卒でゼネコンに入社し、施工管理技士として勤務したのち退職。2019年8月にカスタマーサクセス職のインターンとしてケップルに入社。インターン卒業後は「個人間でものの貸し借りを行うプラットフォーム」を運営するスタートアップ企業に入社。好きな飛行機のパーツはBoeing787のエンジンカウル後端。


小宮さん:立教大学社会学部社会学科4年。大学ではSNSビッグデータ分析のゼミに所属。2020年1月にカスタマーサクセス職のインターンとしてケップルに入社。ケップルのメンバーからは「SaaSオタク」「スタートアップオタク」と評される。大学卒業後は、SaaS系の会社で営業職として勤務する。好きな牛肉の部位はハラミ。

なぜスタートアップでインターン?

金井:まず、ケップルというスタートアップ企業でのインターンを始めるまでの経緯を教えてください。

小宮さん:父の仕事がスタートアップに関連していることもあり、スタートアップ企業というものは割と身近な存在でした。大学に入ってからは2年間ほど飲食のアルバイトをしていましたが、大学3年の秋ごろからスタートアップ関連の勉強を始め、インターンを探し始めました。Wantedlyの求人を片っ端から見た結果、ケップルに入社したという経緯です。

林さん:私は現在学生ではなく、新卒での就職を経験しているんです。就活では飛行機のパイロットの仕事を志望していたのですが内定を得られず、飛行機の環境を整える仕事をしようと思ってゼネコンに入社しました。しかし施工管理技士として空港で働いているうちに「やはりパイロットになりたい」という気持ちが強くなり、勉強時間を確保するために退職を決めました。それでアルバイトやインターンを探し始めたのですが、目標の職種に就くことが厳しかった場合のためにビジネスの経験などを身につけておこうと考えた結果、今に至ります。

ゼネコン時代の林さん。空港の地下でピース。

なぜケップルに?

金井:ケップルを選んだ決め手は何だったんですか?

小宮さん:「ベンチャーキャピタル向けのスタートアップって面白いな」と感じたことが大きいです。ただ当時の私はスタートアップやベンチャーキャピタル、ソフトウェアに強い興味を持っていたものの、カスタマーサクセス(以下CS)という職種に関しては名前を聞いたことがある程度でした。それでも面接でお話ししたCS担当者の鈴木さんは熱心に説明してくださり、その熱量に驚きながら入社を決めました。

林さん:私の場合、新卒で入った会社は3か月で辞めてるんです。なので他の会社でお話しする機会があっても「仕事が続かないんじゃないか」という心配をされることが多く、なかなか実のある話ができませんでした。でもケップルの人事担当の方は「なぜそういう判断をしたか」という点に対して前向きに興味を持ってくださったので、自分の話もしやすかったですし、こういう人たちと働きたいなと思いました。

焼肉屋でアルバイトをしていた時の小宮さん。バイト仲間のミュージシャンが撮ってくれたとのこと。

社会人基礎力をつけるためのインターン

金井:インターンを通して抱いていた目標はありますか?

小宮さん:アバウトな感じでしたが、最初は「社会人に向けたスタートダッシュ」という捉え方をしてました。会社に入ると、同じ組織でも全く別の仕事をしている人とかがいますよね。そういう人とのコミュニケーションとかホウレンソウとか汎用的な所を学びたいという思いがありました。

林さん:社会人経験はあっても、働くための基礎体力みたいなものは無い状態だったので、社会人としての土台をしっかりと築けるように働きたいなという考えは常に頭の中にありました。また、ケップルのCSチームは当時できたばかりだったので、組織として事業を推し進めていくために、自分に足りない力をどう補っていくかということも考えていました。

金井:お二人ともいわゆる社会人基礎力をつけたいという気持ちがあったんですね。

意外だった「チームプレイ」

金井:では、実際にインターンをしてみて意外だったことなどはありますか?

小宮さん:スタートアップってゴリゴリガツガツした人間の集まりで放任主義、みたいなイメージだったんですけど、良い意味でギャップがありました。特にCSの業務ではチームの連携が必須なので、インターンが個人個人で動くのではなく社員さんから指示を受けて着々と進めていくという流れも多かったです。それでいて周りがフォローしてくれるというのが僕の当初のイメージとは大きく違いましたね。

林さん:小宮君と同じく、個人で結果を出さないと仕事って認められないんじゃないかと思っていました。でもここで働いている方々は、わからないことをわからないと言える環境作りであったり、気持ちよく仕事をするためのチーム作りにすごく前向きだったことが印象的です。

CSチームのリモート集合写真! 笑顔が輝いてますね

金井:林さんは一度就職されていると伺いましたが、ケップルでのインターンに対して抱いていた印象は新卒で働いていた時の経験に基づくものなんですか?

林さん:それは大きいですね! 施工管理技士だったときは……

小宮さん:施工管理技士って何なんですか?(笑)

林さん:簡単に言うと、工事をするための人や資材や進捗をすべて管理する立場の人です。ただ、僕がいた現場ではいわゆるオンボーディングが全くなかったんですよ。上司からも「とりあえずこの書類とか設計図見といてね」「自分でやれるようになっておいてね」という感じで。

金井:それは大変ですね。でも、林さんが入られたときはケップルもまだオンボーディングは無かったんじゃないですか?

林さん:たしかに無かったですね(笑) そもそもCSチーム自体ができたばかりだったので、チームとして何をするべきか模索していました。そんな中でもインターン同士で勉強しながら投資や財務に関することを学んだりできたので、長い時間をかけてオンボーディングを受けたような感覚です。

小宮さん:僕は林さんより数か月あとに入ったので、丁寧に教えてもらったんですよ。林さんともう一人のインターンの方が準備してくださったんだなと思います。

◆企業の成長に立ち会える

金井:業務の中で「ケップルならでは」と感じた点はありましたか?

小宮さん:新しいクライアントを迎えるたびに作業の仕組みを毎回考えることです。クライアントごとにそれぞれ作業の進め方が変わるので、社員さんやインターン生と細かく確認をする必要があります。そういう細かいタスクについてのコミュニケーションもしやすい雰囲気でしたね。

林さん:あとは、数字で成長を感じる機会が多かったです。FUNDBOARDを導入していただいたクライアントの数やケップルの社員の数など、様々な面で会社が大きくなる過程を目の当たりにできる環境でした。大きいクライアントが決まった時とか、すごかったなあ。

小宮さん:あったあった! 神先さん(ケップル代表)が「決まった!」って言った時でしょう。

林さん:オフィスに地響きが起こったよ。

小宮さん:成長に関しては、プロダクトが増えていくスピード感もありましたね。僕が入った時はFUNDBOARDくらいでしたけど、株主総会クラウドやスタートアップTVも始まり、みんなが四苦八苦しながら進んでいく様子を見て「これがスタートアップか」と感じました。同時に、こういう環境で目的を持って働くメンバーの姿からはとても刺激を受けました。焦りとエンジョイが混ざった感覚というか。

林さん:楽しみながら苦労を積める環境だったね。

身についた「基礎力」

金井:インターンを通して変わったこと、身についた力などはありますか?

林さん:「書く・読む・話す・聞く」という基礎の技能を徹底的に鍛えられたと思います。書くことなら、先方への質問や社内でのテキストコミュニケーションを重ねることで「相手にとって読むスピードと理解するスピードが一致するような文章っていうのはどういうものなんだろう」という考えがついたり、読むことなら財務諸表などから会社の経営状態を理解できるようになったり。 特に聞くことや話すことに関しては「相手の視点に立って話の意図を汲み取り共有する」という姿勢をCSの社員さんから学びました。

小宮さん:僕は目的と優先度の再確認を徹底することですね。最初の頃は「今の作業って何のためにやってるんだっけ」みたいな場面が多かったのですが、上司の鈴木さんが「目的に立ち返りましょう」ということを頻繁に仰っていて、その考え方が定着しました。それを踏まえて割けるリソースや期限を考えた場合に、何を優先して取りかかるべきか、と自然に考えるようになったのが最も変わったことだと思います。

変顔の本気度は人それぞれ。

最高のスタートダッシュを!

金井:最後に、ケップルでの経験をどう今後に活かしていきたいですか?

林さん:ケップルでは、身につけたかった基礎の部分をしっかりと磨くことができましたし、自分の成長を支えてくれる環境に身を置くことができたと感じます。新たな会社でも「チームや会社全体を良くしていこう」と各個人が思える環境を作りたいです。

小宮さん:目的や優先度の再確認って、当たり前のことだけど最初からできる人は少ないと思うんです。この力を少しでも持てているというのは大きなアドバンテージだと思うので、誰よりも良いスタートを切って最高のキャリアを歩みたいです!

金井:カッコいい締めありがとうございます!



最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。ケップルにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご応募ください。カジュアル面談にてお話しできるのを楽しみにしております。

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