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エイプリルフールの作り方(2018メイキング)

2018年のエイプリルフール企画では、スマートスピーカーアプリ「SHACHIKUN(しゃちくん)」が、お客様対応、上司や部下への対応を行い社畜を救うというストーリーをお送りしました。1000シェアで商品化企画ですが・・集計はまた後日発表します(休みだったしゆるしてください)。

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お客様ならびに社員のご家族には多大なご心配をおかけするのでは、という懸念もありながら、一切手を抜かずに企画させていただきました。たくさんのシェアありがとうございました。「実用化して欲しい」「これ超欲しい」というツイートなどもたくさんいただき、身が引き締まる思いです。

割と頑張ったのに1日でサイトを下ろすのも心が痛いので、今回もメイキングをご紹介。今後エイプリルフールを企画しようという方のご参考になれば幸いです。

なぜ社畜を救う企画になったのか?

きっかけは、新技術活用班が開発した、展示会でスマートスピーカーが勝手に商品紹介するアプリの名前を考えていたときでした。

24時間365日、疲れを知らずに商品説明できるから、「『俺より働くヤツがいた』ってコピーはどうですか」「なら、アプリ名は『社畜』とか」「『しゃちくん』にしますか」「字面ローマ字『SHACHIKUN』がかわいいですね」ということで、即決。

で、ちょうどエイプリルフール企画を考えていたときだったので、このままこれをネタにしちゃおう、ってことで草案を作成しました。要するに、思いつきと勢いです。だいたい企画はこんなもんです。

<企画時の草案>

企画を代表の永吉に持っていったところ、即答されました。

「やりきれ」

「社畜感」を追求した撮影

撮影日。

代表の永吉は、オーダー通りの服装で圧巻の演技でした。演技力がありすぎるあまり、舌を出して悪い顔をしている写真は怖すぎて却下になりました。

社畜役の中西と金谷には、「ちょっと髭伸ばしてきてね」とオーダーしたところ、見事に数日帰宅していない感じに伸ばしてくれました。

撮影を始めたのですが・・

ちがう・・・!!

デスクとか、使用用途を間違ってるモニタとかはデフォルトで社畜感が満載だけど、社畜本人がちょっとキレイすぎる。社畜感がないんです・・。もうちょっと汚くしたい。

広報「中西さん、袖を3回くらいまくってもらえます?首のボタンをもうひとつふたつ外して、襟をちょっと立ててもらえます?あと、髪の毛は3日お風呂入ってない感じでベタっとさせたいです。」

オーダー後。

社畜感を出すのは、だいぶこだわりました。丸めたネクタイをデスクに置いたりペットボトルを置いたりいろいろ試しました。こういう細かい気遣いが、いいものを作れるのだと信じています。

そして、Take2。

マンガにするので、小さいコマでどういうアングルにすると映えるかとか、吹き出しを入れる位置取りとか、社畜ぽい姿勢とかいろいろ考えますよね。コマごとにいくつかのパターンを撮影しました。残ったのは今後いろいろ使えるフリー素材にしようと思います、お楽しみに。

ちなみに、ちゃんと演技指導もしています。

「こうやって、息絶え絶えな感じで手に乗せて持っていって、それを迎えに行く感じで」

企画した広報は真剣そのものなんですけど、ちょっとウケる中西と金谷。

「カメラ側にちょっと体向けてスピーカー高くあげられます?3日完徹後で腕がプルプルするような感じで」

「もうちょっと髪くしゃくしゃにして、ネクタイ曲げますか」

一番の迫真の演技はここ。「腕をクロスして引き上げる感じで、『売上どうなってんねん!』とお願いします」演技中は役員も上司も関係ありません。徹底的に。

SHACHIKUN開発後、きれいになった社畜シーンも、翌日ちゃんとひげをそってもらってから撮影を実施。

「あっちを指差して欲しいんです、見るんじゃなくて・・・(犬かい)」

「レフ板やってみたかってん」

ちなみに最後唐突に出てくる「細胞レベルでシェアしてる?」は、なんとなく撮ってみたらデザイナーさんに「これ、入れたいです!入れましょうよ!」と押され、採用されたものです。

最終的には、なんだかよくわからない感じになりましたが、なんだかわからないけど最後まで読んでシェアしてしまうというものを目指しました。

最後に

昨年初めてのエイプリルフールに続いて、引っ込みがつかなくなって企画した第2弾でしたが、ご覧になった方がくすっと笑っていただけたならとても嬉しく思います。年々ハードルが高くなるんじゃないかと不安でいっぱいですが、今期も1年間、様々な情報を発信してまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

ちなみに、KDLでは本当に自動応答するスピーカー向けアプリを開発してビジネス活用に向けた研究開発・実験・プロトタイプ開発支援を行っています。ぜひぜひスピーカー活用やChatBot系の開発もお問い合わせください。メディアの皆様、エイプリルフールの取材もお気軽にご連絡ください。。

お客様、社員のご家族の皆様、採用に応募をお考えの方には大変なご心配をおかけしましたが、KDLではテレワーク(自宅勤務)制度や産休・育休・時短、リフレッシュ休暇など働き方改革に向けた取り組みにもかなり力を入れています。ご安心ください。

たくさんのシェアありがとうございました!(こっちもまだシェア受け付けてます。)

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