【社員インタビュー】一棟ホテルの総支配人として新天地へ。マネジメントへの情熱を胸にモチベーションを高める環境づくりへの思いを語る。
今回はカソク株式会社のインタビュー第一弾として、サンリオット大阪本町の総支配人として活躍されているkakuwaさんにお話を伺いました。多彩な経歴を持つkakuwaさんがなぜ新天地・大阪で支配人として働くことを決意したのか、また日々の業務に込める想いとは何か。今回のインタビューを通してその全貌を明らかにしていきます。
― まずは自己紹介をお願いします。
現在、宿泊事業部 ホテル開発管理ユニットでホテルサンリオット大阪本町の総支配人を務めておりますkakuwaです。2016年にESPミュージカルアカデミーを卒業後、舞台制作や編集サポート、営業職など、様々な業種を経験してまいりました。こうした経歴の中で培ったマネジメント力を活かし、現在はホテルサンリオット大阪本町で現場を指揮しながら、スタッフと共により良いサービスの提供を目指しております。
― 前職で大切にされていたことは?
営業マンとして最も重要なことは「成果を上げること」 だと考えていました。なぜなら、成果を上げることで自己成長を実感し、モチベーションが高まり、それがさらなる成長につながるからです。そして、優れた営業マンが増えれば増えるほど、店舗全体の雰囲気が良くなり、業績も向上するという好循環が生まれます。
そのため、自分の営業ノウハウを部下に伝授し、彼らが成果を出せるよう全力でサポートすることに注力してきました。ただ教えるだけでなく、成功体験を積ませることで自信を持たせ、彼らのモチベーションを高めることはとても大切なことだと考えております。
結果として、部下が稼げるようになり、それぞれが自立して営業を楽しめるようになると、店舗全体が活気づき、組織としての成長にもつながりました。こうした 「個人の成功がチーム全体の成功につながる」 という考え方は、今のマネジメントにも活かされています。
― カソクに入社を決めた理由
前職の営業職では、自分が成果を出せるようになった後、「部下に教え、成長させること」 にやりがいを感じるようになり、その過程で「やはり自分はマネジメント職が好きかもしれない」 と次第に考えが変わっていきました。しかし、個人営業では基本的に小規模の指導が中心であり、より大規模なマネジメントには限界がありました。そこで、 もっと広い視点で、数十人規模のチームをマネジメントする環境に挑戦したいと考えたのです。そんな時、長年親交のあるバイト先の先輩からカソクを紹介されました。
実は、もともと私は専門学校のマネジメント課を卒業しているのですが、当時は音楽業界のマネジメントに興味が持てず、その能力を活かす機会がありませんでした。そのため、カソクの環境を 「最後のチャンス」 と捉え、全く新しい業界に飛び込むことを決意し、カソクなら、これまで培った営業経験や指導スキルを活かしながら、本格的にマネジメントに挑戦できる。そして、実際に自分の考えを反映させられる環境があることも大きな魅力でした。これが、カソクを選んだ理由です。
― 仕事を行う上で大切にしていることは?
私は ”スタッフのモチベーションが上がる環境を作ること” を最も大切にしています。スタッフが楽しく、やりがいを持って働ける職場であれば、自然と仕事の質も向上し、顧客満足度の向上にもつながります。そのためには、個々の努力や成長を適切に評価し、できるだけポジティブなフィードバックを行うことを心がけています。
”できなかったことができるようになる瞬間”を増やすことは、人材育成において非常に重要なポイントだと感じています。人は自分の成長を実感したとき、内側から自信が湧き、次の挑戦に対する意欲が自然と高まります。例えば、あるスタッフが初めて新しい業務に挑戦し、見事に成功を収めたとします。周囲がその努力をしっかり認め、称賛することで、本人は「自分にもできるんだ!」と実感します。この「できるようになった」という感覚こそが、さらなる成長の原動力となります。
個々のスタッフが成長すると、仕事が楽しくなり、自然と良い雰囲気のチーム になっていき、チームの雰囲気が良くなることで、スタッフ同士が協力し合い、さらに店舗全体の雰囲気も良くなります。
そんな小さな成功体験を積み重ねていくことで、スタッフ一人ひとりが自信を持ち、チーム全体の士気も上がっていきます。結果として、組織全体のパフォーマンスが向上し、お客様にもより良いサービスを提供できるようになるのです。私は、この”できなかったことができるようになる瞬間”を意識的に作り出し、スタッフの成長を後押しすることが、マネージャーとしての大切な役割だと考えています。
― カソクの魅力とは?
カソクの最大の魅力は、「スタッフ一人ひとりが主体的に行動できる環境が整っていること」です。この会社では、上下関係にとらわれず、自分の意見や提案を率直に伝えることができます。
私自身、業務フローの改善を提案した際、先輩方が迅速かつ的確にサポートしてくださり、提案してからわずか数日で、新しいフローが実際の業務に取り入れられました。多くの企業では、提案から実現までに時間がかかったり、そもそも実現しないことも珍しくありませんが、カソクではスピード感を持って提案が形になるため、スタッフのやる気や主体性が大いに引き出される環境が整っています。
さらに、カソクの環境では、職位や入社年次に関わらず意見が尊重される風土があり、新卒社員や中途社員も遠慮なく自分のアイデアを共有でき、会社全体が前向きな雰囲気に包まれています。この風通しの良さとサポート体制こそが、スタッフ全員が安心して自分の意見を述べ、主体的に行動できる原動力となっていると感じております。