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茨城県の常陸の国は、元は日高見国とされていた土地。7世紀に令制国として常陸国が誕生。『常陸国風土記』によれば大化の改新(645年)直後に創設されたとある。古い里山だけに多くの文化遺産が残る。

今回は、東日本大震災の難をも逃れた築150年の古民家「荒蒔邸」を拠点に9つのワオ!な体験をする。まずは、常陸太田市の河合地区で100年以上続いてきた「ほうき」作りの最後の1軒となったご夫妻が、長年受け継いできたホウキモロコシを種から育て、ほうきの生産が行われていて、このホウキモロコシの収穫の援農を行う。畑の土から作る本物の国産ほうきで、長持ちして丈夫な地域自慢の逸品だ。

次に地元でも秘境の滝巡り、自然栽培農園での収穫体験、夜は本物の火や囲炉裏を囲んだ談義と自分達で仕込んだ自然食を頂き下鼓を打ち、そして冷たいスイカと花火で夏の日の夜の思い出を刻む。

翌日には、今も住人が住み続ける300年を超える古民家「菊地邸」で主人の話を聴く。そして、国常立尊、大国主命、イザナギノミコト、イザナミノミコトなど層々たる神々が祀られている御岩神社周辺をゆっくりと散策。御岩山(かびれ山)全体がご神域になっており188柱もの神様を祀っているという。かつてアポロ14号の宇宙飛行士、エドガー・ミッチェルが、宇宙から地球を観た時、一ヶ所光の柱が見える場所があり、緯度経度を調べたらこの御岩神社の位置だったとのこと。後年、氏はこの神社を訪れている。また、向井千秋氏もスペースシャトルから眺めた日本の地より光の柱が観えるという同じ体験をしている。

このような素晴らしい里山で2日間共に過ごす程、贅沢な時間はないだろう。里山の人たちとの交流や自然・大地の恵みを得ながら、ライフコーチ、スピリチュアルカウンセラーの森裕美子先生と共に人生の本来の目的を思い出し、明日への道を見出したいと考えている。素晴らしい機会となることを確信している。

「常陸の国の里山古民家で過ごすビジョナリーツアー(8月20日・21日)」主催:藤井利幸
http://www.geocities.jp/kanglocorp/isz2016_082021.html