カブクのオンデマンド製造部で購買担当者として働く曽さんにインタビューを行いました。
Q.現在の仕事内容を教えてください
Kabuku Connect(カブクコネクト)でお引き合いのあったお客様に提出する見積りを作成したり、ご注文のあった製品の生産管理から納品までを行っています。
カブクは自社工場を持っていないので、お客様からの見積り依頼や発注は協力工場へお願いしています。スムーズな取引のためには、協力工場の皆様との密な連携が不可欠です。
これまでのキャリアでは、金属の機械加工品を担当してきたのですが、カブクに入社してから3Dプリントの購買担当としても業務にあたっています。日々勉強しながらの実践です。
その他、Kabuku Connectのシステム改善や開発担当者とのやり取りにも携わっています。
Q. 3Dプリント担当者としての新たな挑戦は大変ではないですか?
大変な部分もあります。
これまでは機械加工品を中心に扱ってきました。機械加工というのは、100分の何mmという精度が求められる世界です。
対して3Dプリントの世界では、製法や製造工程が機械加工と全く異なるため、機械加工ほどの精度がでないものですし、表面には積層痕といって機械加工には見られないような独特な特徴もあります。
この点で、製品を見るポイントや感覚が大きく違っています。
3Dプリントに適した構造や形状など、それぞれのよさがあるので、私と同じように機械加工品に慣れているお客様にこの違いを説明するのはなかなか難しいと感じます。
Q.入社のきっかけを教えてください
前職では、機械加工の工場で営業・購買・生産管理担当を兼務するような形でした。
業務に慣れていくうちに、自社だけでお客様からの様々な要望にお応えするのは難しく、より幅広くお客様の課題を解決できるような職場を経験してみたい、と考えるようになりました。
そこからたまたまカブクのことを知り、これまでの経験が活かせそうだと感じたことと、様々な協力工場やお客様とのやり取りを通じてスキルアップしたいと思い入社を決めました。
Q.達成感を感じるときは?
今までの経験や業務で得た知識を使い、お客様の役に立てたり、協力工場の方とのやり取りがスムーズに行ったときです。
また、自身の入社によって、以前解決できなかったことが解決できたり、社として新しい課題に挑戦できるようになった時など、力になっている実感があります。
Q.1日のスケジュールを教えてください。
日中は基本的にKabuku Connectからご依頼いただいた案件の見積作成がメインになります。昼過ぎから、夕方の集荷に間に合うように納品物の検品を行います。
ひと段落した後は日中現場に出られている協力工場の方とのやり取りを行ったり、集中して資料を作る時間に充てています。
Q.カブクで成し遂げたいことを教えてください。
今は、色々な協力工場とのやり取りをさせていただいている分、継続的・安定的で協力工場の方にもメリットのあるお取引をさせていただきたいな、と中国語で「細水長流」というような考え方です。
私の働きで、カブクにも協力工場の方にも、どちらにもより長く利益をもたらすことが目標です!
Q:カブクを志望している方に一言!
カブクはみんな個性豊かですが、お互いを尊重し合える自律した環境です!
新しい環境に飛び込んでみたい方、ぜひ一緒に新しい挑戦をスタートしましょう!