こんにちは。ジュニ採用担当の醍醐です。
今回は先日コーポレートサイト制作を担当させていただいた「株式会社 2nd STAR PRODUCTION」(以下、セカプロ)の代表取締役社長 佐藤 貴文さんと、取締役副社長 子川 拓哉さんにお話を聞かせていただきました。
創業についてお二人の熱い想いと、ジュニのクリエイティブについてどう感じているのか、リアルな声をお届けします。
クライアントとの関係性が分かるインタビューとなっておりますので、ぜひご覧ください。
▼登場メンバー紹介
佐藤 貴文(株式会社 2nd STAR PRODUCTION 代表取締役社長)
2010年より株式会社バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコスタジオ)に在籍し、ゲーム・アニメを中心に300曲超の楽曲制作とサウンドディレクションを手がけた。『アイドルマスター』シリーズをはじめ、キャラクターの物語性を音楽で構築する演出力に定評がある。2024年配信タイトル『学園アイドルマスター』では音楽プロデューサーとして全楽曲をプロデュース。2025年、株式会社 2nd STAR PRODUCTION代表取締役社長に就任。
子川 拓哉(株式会社 2nd STAR PRODUCTION 取締役副社長)
2010年よりナムコ(現バンダイナムコアミューズメント)入社後、コンセプトカフェの運営や新規事業企画などを経て、2019年よりバンダイナムコエンターテインメント所属。『ASOBINOTES』『電音部』の立ち上げ・総合プロデュースを手がけた。『学園アイドルマスター』ではレーベルプロデューサーを務めた。2025年、株式会社 2nd STAR PRODUCTION取締役副社長に就任。
岡村 雅宏(株式会社ジュニ 代表取締役社長)
プログラマー/ネットワークエンジニアとしてのキャリアを経て、広告制作会社へ転身。プランナーとしての基礎を築いたのち、2014年に株式会社ジュニを設立。WEBを軸としたデジタル広告の企画・提案を得意とし、「電音部」をきっかけにエンタメ業界の仕事に携わるようになる。現在では「アイドルマスター」「学園アイドルマスター」「ヴイアライヴ」などのデジタルプロジェクトでも実績を重ねている。
「リミットのない」クリエイティブ
――よろしくお願いします。早速ですが、セカプロさん立ち上げから約半年が経ちましたが、現在の心境はいかがですか。
佐藤: 楽しいですね。会社員時代と比べて一番の違いは、「やろうと思えばどこまでもできる」という感覚がすごく大きいことです。外に出てからの方が制限なくクリエイティブを追求できるようになりました。社内外の仲間と協力しながら、やれる範囲がいくらでも広がっていく感覚があります。人手は足りないですが。
子川: 僕も同じですね。仕事の幅も増えましたし、加えて自由にやれるのは嬉しいです。株主もいないので、誰かに許可を得る必要がなく、自分たちで即決できる。時間も自由につかえるので、そのスピード感と自由さは、独立して一番良かったと感じる部分ですね。
――ありがとうございます。大変さもあると思いますが、それを感じさせない楽しそうなお話を聞けて嬉しいです。改めてですが、なぜジュニを今回の2nd STAR PRODUCTIONコーポレートサイト制作に選んでいただいたのでしょうか。
子川: そうですね、Webといえばと思って、すぐ岡村さんに連絡しましたね。(笑)
岡村さんはじめ、ジュニさんのメンバーはとにかく「読解力が高い」と思っていて。こちらの意図を読み解いてくれて、「こういうことですよね?」と先回りして理解してくれる。説明コストがかからず、本質的な議論ができるのが一番の理由ですね。
佐藤: 本当にそう、人だよね。僕らが独立した経緯にもつながりますが、セカプロでは音だけに留まらず、ビジュアルや世界観も含めて、とにかく新しくて尖ったものを仕掛けていきたいという強い想いがあります。
その想いをジュニさんにぶつけたとき、返ってきた提案がとにかく面白くて。こちらの想像を超えたアイデアに、純粋にワクワクしたし、ときめいたんです。「この人たちとなら、一緒に面白いものが作れる、任せられる」と感じましたね。
子川:他の会社だったら表面だけなところも、仕組までオールインワンで納品してくれるのでそこも助かってます。岡村さんに相談したら解決導いてくれるよって他のメンバーにも言ってます(笑)。
岡村:ありがとうございます。私もまず子川さんに恩返しをしなければという想いが本当に強くありましたね。電音部でご一緒した時から、面白い体験を数多くさせていただきました。
それにサイト制作だけでなく、まさに新規IPを創り出す瞬間に関わらせてもらって本当に貴重な体験をさせてもらいましたね。なので今回のセカプロさんのコーポレートサイト制作の話をいただいたときは、門出を祝う意味でもジュニとして表現にこだわったものにしようと開発メンバーと話していました。
株式会社 2nd STAR PRODUCTIONコーポレートサイトより
――それこそ過去にお仕事の際にもお世話になりましたが、ジュニに対してどんな評価をしてくださっているかも聞いてよろしいでしょうか。
子川:ジュニさんは、空間的な表現が本当に得意ですよね。
世界観を感じさせる空間的な演出など、「Web上でこれほどの体験を成立させられるのか」という驚きがありました。
単に派手というより、IPの世界観にちゃんと意味を持たせた動きだったのが印象に残ってます。
岡村:ありがとうございます。いわゆる「空間を作る」表現にこだわりましたよね。
電音部のサイトでは、IPの世界観を一緒に作っている感覚が強くあり、私たちも制作していて楽しかったです。社内でも、この街の世界観をどう表現するか、空間内のビル、一棟一棟をどう見せるか、といった細部まで踏み込んで議論し、私だけでなく皆が熱量めちゃくちゃ高かったですね。
子川:僕はどちらかというと細部を詰めてもらえるという点もですが、「何を大事にしているのか」「どこが一番の芯なのか」を言語化して、形にしてくれる存在はすごくありがたいんですよね。
ジュニさんは、進行管理も含めてですが、特にヒアリング力が高い。だから今回もお願いしたんです。実際、セカプロのサイト制作でも、「ここだよね」というポイントを自然と読み解いてもらっている感覚がありました。
佐藤:僕もジュニさんは「ヒアリング力」が高いと感じます。
今回のサイト制作時でも、こういうのやりたいな、作りたいなというモヤっとした自分の中でも整理しきれてないイメージを言葉に落とし切れなかったのですが、僕のその想いを汲み取ってサイトに表現してもらえたと感じています。
このマインドを吸い取って数多く提案もしてくれた過程は、クリエイター同士のやり取りといった感じでイメージが広がっていったので一緒にやってて楽しかったですね。
岡村:ありがとうございます。社内体制としては、その最初のヒアリングの部分をプランナーが担うことが多くて、いわゆるコンサルティングに近い感じです。そこから社内のディレクター、デザイナー、エンジニアを巻き込んで話し合って作り上げていきます。ジュニは、「クライアントとワンチームになって同じ目線でモノづくりしていこうぜ」を全社的に伝えているので、そう思っていただけたのは本当に嬉しいです。ちなみに私も職種としてはプランナーも兼ねているんですよ。
子川:そうだったんですね、岡村さんプランナー感全然出さないから分からなかったです(笑)
でもプランナーがいるかどうかは大きいですね。要件が固まってから動くのではなく、要件定義そのものを一緒に考えてもらえる。その違いは、プロジェクトの質に直結すると思います。
岡村:まさにそこが、ジュニのプランナーの役割だと考えています。
「言われたことを形にする」だけでなく、「そもそも何を作るべきか」を一緒に考える。最近では、成果物を作らずに、企画や要件定義だけをお任せいただく案件も増えてきました。逆に言うと、要件がガチガチに決まっている会社さんとは合わないことも多いですね。
バイブスから生まれるクリエイティブ
子川:なるほど。そこで言うと僕は仕事の受発注関係において、「要件定義ベース」か「バイブスベース」かのスタンスの違いがあると思っていて、どちらが良いって話では無いんですけど。最初からばちっとすべての要件が決まっているんじゃなくて、個人的にはふわっとしたイメージから生まれる副産物を楽しみながら一緒にクリエイティブすることは好きです。
佐藤:僕もそう。予想しないものが生まれたりするもんね。だからジュニさんと話している時は、本当にクリエイター同志で話しているなと感じるんですよね。会社でゲーム作りしている時を思い出しました。得意な領域でアイデアを出し合って、センスで固めていくみたいな。
子川:そう!ジュニさんはバイブスベースなんですよ。だから一緒にやってて楽しいです。
岡村: まさにですね!要件がガチガチに決まっているよりも、お二人のように作品への「愛」や「想い」をちゃんと共有してくれて、例えばWebにおける表現や実装方法などデジタルクリエイティブ領域はある程度任せてくれると、僕らも前のめりにいろいろ提案したくなるんです。たとえ発注の際に要件がまとまっていなくても、想いや熱量を伝えていただければ、僕らはそれを手がかりに動けますから(笑)。だからこそ手がかりである、想いがない方が発注元だとうちは難しいですね。ヒアリング時にも想いにフォーカスしまくってますから。
究極のエンタメは「モチベーション」から
――お互いにクリエイターとしてリスペクトし合っている関係性が伝わってきます。もう少しエンタメやクリエイティブで大事にしている芯の部分掘り下げてもいいですか?
子川: 究極のエンターテインメントは、高い「モチベーション」からしか生まれないと思いますね。誰かと一緒に良いものを作りたいなら、まずは相手のモチベーションを上げることが不可欠です。「楽しい」「面白い」と思って前のめりになってもらえれば、良いクリエイティブに繋がりやすい。そのクリエイターのモチベーションから生まれるものがエンタメの本質だと思っています。
ジュニさんはモチベーション高い人たちの集まりだからこそ、面白いクリエイティブを一緒にできたと感じますね。
岡村: ありがとうございます。ジュニは「自由に、ユニークに。」をタグラインのメッセージとしていて、個人で考えられる裁量をできるだけ持ってほしいと思っています。
今回のサイト制作も、モモンガを生み出したデザイナーがめちゃくちゃこだわって、想定以上のパターンを勝手につくって提案していたのでちょっと待てと思わず注意したくらいです(笑)それくらいチーム全員のモチベーションがとても高かったです。
さらに最近、検証(テスト)を専門とするQAチームを立ち上げたのですが、彼らもクリエイティブに対するモチベーションが非常に高いんです。普通なら見過ごしてしまいがちな細かな部分にも気付いてくれていて、ジュニのクリエイティブを安全に世に届けるという熱量を持ったメンバーがそろっています。
ジュニは今まさに拡大期の真っ最中ですが、これからもクリエイティブへの高いモチベーションを持ち続ける、“バイブスチーム”でありたいですね。
子川:いいですね。ただ、組織としては工数管理もしっかりしないといけなくて。そこがクリエイティブの難しいところですよね。今うちでは、佐藤の時間を作ることが課題です。クリエイティブなことなら何でも好きだからやっちゃう気持ちがあるみたいで。
佐藤:だから本当、工数は課題ですよね。リソース増やしたらとは思っているんですけど楽しくて。今までにないものを出していく、新しいモノを追求する過程でもっとやりたい気持ちが勝ってしまい、組織としてはたしかに課題ですね。(笑)
クリエイターが自由に輝ける場所を作る
――ありがとうございます。熱量がとても伝わってきたところで、最後にセカプロさんとジュニそれぞれの組織が目指す、未来について教えてください。
子川:僕が佐藤と独立した経緯にも関係してくるのですが、クリエイターは自分たちの脳みそやアイデンティティをのせて一所懸命クリエイティブしている。その権利や想いを守りたいという考えが自分のなかで強くなっていったんですよね。
だからこそ、佐藤の「クリエイターを大事にしたい」というマインドを支えたいと思い、一緒にやることを決めました。
佐藤には個々のクリエイターを大事にしていく社長で在り続けて欲しいし、一緒に大事にしていきたいと思っていますね。
佐藤: 僕はクリエイターが好きなんですよね。音楽関係だけでなく。そんな彼らが一番輝いている時は「自分の好きな事を自由にやっている」状態だと思うんですよね。
だからセカプロとしては、彼らがもっと自由にやりたいことができる環境を作っていきたい。組織としてもそういう人たちが集まって欲しいと考えています。
そして音楽だけでなく、映像など異なる領域のクリエイターが集まって、日本から世界へ通じるような「すごいもの」を一緒に生み出せたらと思っています。それに制作物もIP関連だけでなく、もっと視野を広げて自分達で生み出してもいいし、クリエイター同士お互いに寄り添いながら新しいモノを生み出していきたいです。
会社として、売上を上げることはもちろん大事ですけど、まずはクリエイターが輝く場所を作りたいというのが強く想いとしてありますね。
岡村: すごくジュニとセカプロさんは通じる部分があると思いますね。我々もIP/エンタメ作品をデジタルクリエイティブで支える存在でありたいですし、企画提案からデザイン、開発、進行管理まで制作に関わる全てのクリエイターたちが活躍できる場所でありたいと思っています。単なる受託制作ではなく、クライアントと同じ目線で「ワンチーム」になって同じ熱量でモノづくりを行っていきたいですね。
さらにクライアントからは協力会社に熱量を伝播させる役割を担わせてもらうことも多くなってきたので、自分たちの組織だけでなく、クリエイティブに対する熱量を波及させる存在になっていきセカイにこれまでにない体験を設計し続けたいです。
今後、それこそセカプロフェスとか実施されるのであれば、ぜひ一緒にやりましょう!
子川:僕の中でそろそろイベントとか作りたくなる周期が来ると思うんですよね(笑)。そのときが来たらぜひまたご一緒しましょう!
佐藤さん、子川さん、お忙しい中対談にご協力いただきありがとうございました!
今後また、ジュニとセカプロさんがご一緒させていただけることを楽しみにしております。
ジュニのクライアントとの関係性、さらに聞いてみたいと思われた方はぜひご応募ください。お待ちしております!
株式会社 2nd STAR PRODUCTION コーポレートサイト