PyCon JP 2017に参加した話 | 株式会社日本システム技研
皆さん初めまして。日本システム技研の滝野と申します。私の自己紹介についてはプロフィールに詳しく記載してあるので御覧ください。つながりの申請、あわよくば紹介文の作成とスキルの評価をして頂いた方には...
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こんにちは。日本システム技研の西浦です。
PyCon JP 2020 Onlineについて記事を書かせていただきます!
弊社からは毎年PyCon JPに積極的にプロポーザルを出し、複数の社員が登壇しています。過去の記事はこちら。
そして今年も弊社から2名のスピーカーが登壇いたしました!
話題の ASGI についての解説です。
HTTPの歴史から始まり、WSGIと比較したASGIの概念やASGIが必要である理由、なぜASGIが生まれたのかをわかりやすいグラフィック & コードを使って丁寧に解説しています。
トークの最後には、実際に手を動かしてASGIを始めるために必要な導線も用意されています。聴き終わったあとすぐにでもASGIを初めてみたくなります。
ASGIについての参考資料の幅広い情報も豊富で、深い情報も満載です。pythonディベロッパーのメーリングリスト中からASGIに関する議論の紹介などのコアな情報も紹介されています。
PythonでWeb開発されている方で、まだASGIに触れていない方は必見のトークです!
フォーマッタとその自動実行についての解説です。
なぜコードチェックやフォーマットを行うツールを導入すべきなのか、またそれぞれのツールの特徴や組み合わせ方をわかりやすく解説し、実践的な設定方法を示しています。
具体的なコード例をあげてそれぞれのツールの役割や挙動を解説しているため「フォーマットやコードチェックの過程で何をチェックしているのか?どうやってカスタムするのか?」を理解できます。
ツールの「使用感」や経験豊富な開発者ならではの実体験を元にしたお話もあり、得るものがとても多いトークです。
自動フォーマットとコードチェックをこれから導入する人はもちろん、ツールをあまり理解せず(コピペで)使っている開発者も必見です。ツールを理解して効率的にコードを綺麗に保つ上で必要なことがわかります!
2017年から弊社はスポンサーをさせていただいてます。2018年はシルバースポンサー、そして昨年に引き続いて今年もゴールドスポンサーでした!
2014年のPyCon JPに初めて弊社の社員がスピーカーとして登壇してから、PyCon JPとは長い付き合いになりますね。(僕は当時入社していませんでしたが...)
また今年はオンライン開催だったため、開催当日はオンラインブースもさせていただいています。自分は担当していないのですが、社内Slackでの実況を見ているとやはりオンラインならではの難しさがあるようです。
今年は社会情勢もあり、PyCon JPは初のオンライン開催となりました。
遠くからも参加しやすいなどのメリットもある一方、やはり直接集まることができないことによる制約などもあり、課題はあると感じました。
しかしせっかくなのでメリットは活かし、デメリットは補うような改善をして行けたらいいなぁと思いました。
自分は登壇していませんが、登壇者は事前にリハーサルで通信チェックを行うなどオンラインならではの準備も必要なようでした。この辺りもオンラインイベントについての知見が集まれば、どんどん洗練されてゆくのかもしれませんね。
以上、弊社と今年のPyCon JP 2020について紹介させていただきました。
来年のPyCon JPも楽しみですね。