「大好きなクリエイターを守りたい」学生からの想いを叶える、キャリアの決断。
古川裕佳子(ふるかわ ゆかこ)
2016年03月 慶應義塾大学法学部法律学科 卒業
2016年04月 INCLUSIVE株式会社 入社 Webメディア編集・メディアコンサルタント・アドネットワーク営業などメディア関連業務に従事
2018年11月 株式会社wwwaap 入社
こんにちは、古川です。
wwwaapでは、主に営業担当として、クライアントワークを中心とした営業活動を行っています。
▼wwwaapの存在を知ったのは、偶然だった
「あなた漫画好きだったよね。この人紹介してあげる。」
Webメディアのコンサル会社でアドネットワークサービスのメディア営業として新規開拓を行っていた私は、とある営業先でこう言われました。
振り返ると、2人がけのソファの真ん中に座りアップルPCを覗き込むように見つめる、パーカー姿の細身の男性がいます。
「初めまして。株式会社wwwaap代表の中川です。」
そう言って、オレンジ色の会社概要資料を渡されました。
それから約1年後、私はwwwaapの6番目の社員として、入社することになります。
今回は、私がこの会社にジョインするに至った理由をご紹介します。
▼「三度の飯よりヲタ活」だった学生時代
小さな頃の私は、三度の飯より漫画やアニメが大好きで、家にあったパソコンをおもちゃにする、当時にしては風変わりな子でした。
およそ2000冊近い漫画や、山のように撮り貯めたアニメ、ニコニコ動画、pixiv等のコンテンツプラットフォームに、莫大な時間とお金をつぎ込み、誰もが認める生粋の“二次元ヲタク”に成長します。
▲暇さえあればいつでもどこでも「ヲタ活」でした
自己満足程度に二次小説を書いたりMAD動画や同人ゲームを作る以外は、ただただコンテンツを消費し続けるばかりだった私でしたが、大学生になった時、ふとある疑問が浮かびます。
「一体どんな力が働いて、私はコンテンツにこれほどお金を払っているんだろう?」
それから私は、大学の図書館にあったコンテンツビジネスに関わる書籍を読み漁り、漫画・アニメを取り巻くビジネスの実態を知ることとなります。
良い作品でも売れなければアッサリ連載終了してしまうこと、シビアな世界のために一握りの有名作家を除きほとんどの作家が経済的に厳しい状況にあることをひたすら嘆いていた私は、ここで初めて「自分がビジネスを学んで作品を売れるようにすれば続きが読めるし、何より作家を守れるのではないか」なんてことを考えるようになりました。
かくして大好きなアニメやマンガに関わる仕事をしたいと考えるようになった最中、就職活動が始まります。
▼企業選びも「やりたいこと」
作り手が正当な評価や対価を得られないという点で、既存のビジネスモデルに大いに不満があった私は、出版社や制作会社などに行く気は一切なく、コンテンツ業界に新しいアプローチを試みるベンチャー企業に行こうと考えました。
「うちで3年働ければ、どこの会社にでも行けるよ」と社長に言われて入った会社は、出版社やテレビ局、新聞社などのWebメディアを立ち上げ・支援する創業10年のベンチャー企業。
かのライブドア文化を受け継ぐその会社で、ビジネスの基本や仕事に対するスタンスを叩き込まれることとなります。
▲苦楽を共にした前職の同期。今でもちょくちょく集まります
最初の1年は、編集としてメディア運営に関わる幅広い業務を担当し、次の1年半はアドネットワークサービスを担当する部署でメディア営業に従事しました。
この頃既に“Webメディアヲタク”の称号を手にしていた私は、「そんなに詳しいならうちのWebメディアのコンサルをしてよ」という相談を受け、部署内に新たにコンサルティング部門を作る等、自分の力でできることを増やせた時期でもありました。
慣れ親しんだネットの世界でWebメディアの規模拡大やマネタイズを考える仕事はとても自分に合っていましたが、“本当にやりたいことはWebメディアなのか”ということに、徐々に悩み始めます。
たった2人で会社を回していた中川に出会ったのは、その頃のことです。
▼大好きなものに関わりたい、もっと力を付けたいと悩んだ3年目
3年目になると自分のチームを持つことになり、会社から期待されるマネージャーとしての役目と、プレーヤーとしてもっと力をつけたい気持ちとの間で、更に悩みは膨らみました。
部下のマネジメントや事業全体について考えるなど、勉強になることはとても多かったのですが、結局、「もっと個人としての力をつけたい」という思いに突き動かされ、転職を決意します。
そして、かつて営業先で紹介された、中川に連絡したのでした。
中川と会話をする中で、自分のキャリアを踏まえた上での「漫画家をはじめとしたクリエイターの生きる選択肢を増やしたい」という思いを聞き、「この会社なら、実力を付けるだけでなく、学生時代にずっと考えていた思いを実現できる」と確信し、入社を即決しました。
▼wwwaapの魅力
wwwaapの魅力は、大きく2つあると思います。
1つ目は、「事業」です。
wwwaapは、「クリエイターとして生きる方法の選択肢を増やす」ことをファーストミッションとして、現在はSNSにおいて活動するクリエイターに対する仕事の提供が主軸となっています。クライアントの要望を満たし、クリエイターの才能を発揮できるソリューションだからです。
しかし、単にこの事業だけを推進していくのではなく、常に、クリエイターの能力を発揮できる仕事はないか、クライアントに提供できる価値は何か、クリエイター・クライアント・wwwaapの三者が満足するにはどうすべきかを常に模索しています。
クリエイターの生きる方法の選択肢を増やせるような仕事を提供するというのは、クリエイターが活躍する新たな事業や、市場を作り出すことだとも言えます。
才能あるクリエイターの力を借りて、今までにない新たな事業を作っていく面白さは、wwwaapでしか体感できないと思います。
2つ目は、「人」です。
社員全員が、クリエイターへのリスペクトがあり、かつ「作家ファースト」の行動ができること。
全員で事業のことを話し合う時も、日々の業務の中で行われるどんなアクションも、常に「それはクリエイターのためになっているのか?」を大前提として進められるため、何かを決めなければならない時には、特に何も言わなくても全員の総意で「作家ファースト」の決断がなされます。
営業においても、無理を強いるような提案はしない、作家のブランディング毀損になりかねない仕事はお断りするなど、クリエイター視点に立った営業を心掛けています。
私の入社時、wwwaapはたった6名の小さな会社でしたが、提供する価値を増やしていくため、これからどんどん大きくなっていきます。
このタイミングでしか味わえないスピード感や、増えていくメンバーに、日々とてもワクワクしています。
▼イチオシの漫画家と作品を紹介
泉先生「見える子ちゃん」
https://twitter.com/izumi000/status/1077910539005657088
ある日突然、普通の人には見えないホラーな存在が見えるようになった女の子のお話です。
怖がりながらも、全力でシカトする女の子と、怖すぎるゾンビ(?)達、そして見えない人達との温度差がじわじわ来ます。
一度読んだら絶対ツボにハマるので、ぜひ一度読んでみてください!!!
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