― 独立した先輩の言葉から、改めて考えた仕事の向き合い方 ―
最近、求職者の方に向けた採用動画を制作しています。
その撮影で先日、ジェイグループを卒業し、現在は独立して自分の道を歩んでいる元社員の方にインタビューをしました。
これまでのキャリアや独立について聞く中で、採用動画の素材だけにしておくには、ちょっともったいないなと思った話がありました。それが、「やりたいこと」との向き合い方です。
「やりたい」が増えるのは、成長しているから。
仕事を始めたばかりの頃より、経験を積んで、店長になって、できることが増えてくる。
そうすると、
「こんなことをやってみたい」
「もっとこういうお店にしたい」
「自分ならこうしたい」
そんな気持ちも、どんどん増えていきます。
もちろん、「やりたい」があることは大切。
でも、その方が話してくれたのは、経験を重ねるうちに、時にはその気持ちが強くなりすぎてしまうこともある、ということでした。
そんなときこそ、一度考えてみる。
それは、誰のためにやりたいことなのか。
自分がやりたいから、だけになっていないか。
ちゃんとお客様の方向を向いているか。
そして、それを実現するためには、一緒に働くスタッフの理解や協力も欠かせません。
お店は、一人ではつくれない。
当たり前のことだけれど、できることが増え、自分の考えを持つようになったときほど、意外と見えなくなることなのかもしれません。
「誰かが」ではなく、「自分は何ができる?」
もう一つ、印象に残ったのが当事者意識についての話でした。
何かがうまくいかなかったとき、
「人が足りないから」
「誰かがやってくれないから」
「環境がこうだから」
理由を探そうと思えば、いくらでも見つかります。
でも、そこで他人事にして終わらせるのではなく、
「じゃあ、自分にできることは何だろう?」
と、自分自身の課題として受け止めてみる。
すぐに答えが出なくても、その姿勢が少しずつ行動を変えていったそうです。
そして振り返ってみると、そうした一つひとつの積み重ねが、結果として独立という次の道にもつながっていたのだと話してくれました。
当たり前のことほど、難しい。
お客様の方向を向くこと。
仲間の力を借りること。
自分の課題として考えること。
言葉にしてしまえば、どれも特別なことではありません。
でも、
「当たり前だと思っていたことが、実はできていなかった。」
それに気づくことこそ、成長なのかもしれません。
「誰のためにやるのか。」
「自分にできることは何か。」
ジェイグループを卒業し、自分の店を持つ今だからこそ出てきた言葉に、私自身も改めて考えさせられた撮影になりました。