1
/
5

【女性幹部対談】カルチャーを浸透させるには、わたしたち自身が成長している姿を見せる&仕事を楽しむのが一番!

こんにちは、広報の伊藤です。

今回はスペシャル企画!  iYellには文化幹部「iYellists7(イエリストセブン、社内ではi7=アイナナと呼んでいます)」の対談をお届けしたいと思います。

ちなみにi7(アイナナ)の役割は、
「1000年続く会社を作るための『文化』を創る」という、バリュー経営を行っていく上での最重要ミッションを達成する。
というもの。

1年の任期制で、毎年、全社員が投票して、上位7名がi7(アイナナ)に選ばれます。


▼i7(アイナナ)については田上さんがめちゃくちゃ素敵な記事を書いてくださっているので、よかったらご覧ください

文化幹部「iYellists7」について最年少で就任した男が語る | 【住宅ローンテック】 iYell(イエール)株式会社
よく噛むアドリブに弱い営業の田上です! 以前、 中本部 について熱く語らせて頂きました! 今回はiYell独自の文化幹部である「iYellists7(イエリストセブン)」についてお話をさせていただきます! ・文化幹部って何??iYellists7って何?? 皆さん、会社の幹部と聞いて何を思い浮かべますか?? 各事業組織のトップの人たち、取締役等を想像している人がほとんどなのではないでしょうか?
https://iyell.co.jp/iyellook/n0573cf62f948


この7名のうち今年度選ばれた女性幹部のお2人に、選ばれた時の気持ちや文化幹部としてやりたいことなど、思う存分、語っていただきました。


まるでAKB総選挙!? 全員参加の投票で選ばれるi7(アイナナ)


伊藤:
まずはストレートに、選ばれたときの気持ちが聞きたいです! 松原さんはたしか4回目でしたよね?

松原さん(以下、松原):
2期目からなので…そうですね。ただ、4回目になっても、投票前はドキドキなんですよ。AKBの総選挙ってこういう気持ちになるのかなと。このときだけAKBになった気分です(笑)。

伊藤:
わかりやすいですね!(笑)。でも、慣れるものかと思っていたら、そうではないんですね。初めてのときと今回で、気持ちに変化はありましたか?

松原:
最初のときは選ばれるなんて思ってなかったので、「えー?(わたしで)よろしいんでしょうか?」という感じでした。そこからだんだんと「みんなに選んでもらったからには、なにか爪あとを残さなくちゃ」という責任感が芽生えてきて。毎年、これが最後かもという気持ちで、全力で挑んでいます。

伊藤:
背水の陣というやつですね。船津さんは2回目の選出でしたが、どうでしたか?

船津さん(以下、船津):
実は、もともとi7(アイナナ)に選ばれるのを目標にしていたんです。

松原:
そうだったんだ?

船津:
実はそうなんです。通常業務のミッションが文化を浸透させていきましょうというところなので、その延長線上にあるという理由がひとつ。もうひとつが、幹部になっても自分らしく働けるんだよというのを、みんなにも知ってもらいたいなと思ったこと。わたしの場合、自分らしい=残業をせずにミニマムに働くことなので、残業は月20時間以内を死守するようにしてます(笑)。

目標にしていたとはいえ、やっぱり、選ばれたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。1回目選ばれた時は濃厚接触者になったときで、自宅に軟禁中だったんですよね。そこに窪田さん(※社長です)から「大丈夫か?」って電話がかかってきて。心配だから電話してくれたのかと思ったら、「…コロナのことはおいといて、実は…おめでとうございます!」みたいに伝えられて。ずっと社長の近くで仕事をして、育てていただいたので、なんかお父さんが喜んでくれてるみたいな雰囲気でしたね。わたしも「あ、親孝行できてよかった」って(笑)。

2回目は、選ばれなかったらどうしようという気持ちのほうが強かったです。まだまだやりたいことがたくさんあるので、ここで終わっちゃうのはさみしいなって。なので、選ばれたときは、嬉しいのとほっとしたのと両方でした。


社長とメンバーをつないで、みんなをひとつにする


伊藤:
文化幹部として「カルチャーを浸透させる」という役割があると思うのですが、今、課題に感じていることはありますか?

松原:
組織が急に大きくなってきて、窪田さんの声とか想いが伝わりにくくなってきている気がしてます。わたしや船津さんみたいに、創業1〜2年目のメンバーなら「こういう意図があって、こういうことを言ってるんだろうな」とすぐに理解できることでも、最近入ってきたメンバーはそうはいかないですよね。これを放置してしまうと、本質が見えなくなったり、不満が出てしまったり、歪みが生まれてしまうと思っていて。そうならないように、窪田さんとみんなの間に立つのがi7(アイナナ)の役割なのかなと。

伊藤:
「間に立つ」というと?

松原:
みんなと対話を続けるイメージです。とは言っても、さすがに7人で300人弱のメンバーと向き合うのはむずかしいので、i7(アイナナ)から部長へ、部長からグループ長、さらにメンバーへという形で伝えていければなと。逆に、メンバーからの赤裸々な意見もきちんとi7の会議の場で発信して、社長とメンバーをつなげられればと思ってます。

船津:
うわぁ〜! 言われちゃった!(笑)今日のためにメモを用意していたのですが、今、松原さんが言ったこととまったく同じことが書いてあるんです。

松原:
それは…(笑)。でも、一緒でよかった!

船津:
まあ、課題が一致しているというのはいいことですよね(笑)。ただ、せっかくなので、ほかに課題だと感じていることを話しますね。

カルチャーを自分事にできていないメンバーも多いんじゃないかなと感じていて。たとえばわたしの場合、まだカルチャーの全容が見えていないときに入社したので、iYellの文化ってなんだろう、とか、バリューってなんで大事なんだろう、とか、たくさん調べて、考え抜いたんです。だからこそ、愛着があるし、浸透させたいと思えるんです。

でも今って、良くも悪くも方向性が決まっているから、あえて考えたりしないんじゃないかなと。そうなると、なかなか口にする機会もないし、自分に置き換えて考えたりもしづらいですよね。

だからこそ、みんながカルチャーを意識したり、好きになれるように、いろいろやりたいのですが…業務も忙しいし、タスクも増えちゃうから申し訳ないなという気持ちもあって。ぐるぐると考えてる感じです。

伊藤:
押し付けになっちゃうのもイヤですしね。

船津:
そうなんです。でも、ちゃんと意図や想いを伝えないと、「なんでこんな忙しい時にやるの?」みたいな温度差がどんどん広がって逆効果になってしまいますよね。そうならないようにするためにも、良いものも悪いものもひっくるめて、メンバーの声を受け入れていきたいと思ってます。


iYellists7だからこそできること、やりたいこと

伊藤:
次は、文化幹部としての目標、今年1年でやりたいことをお話しいただけると嬉しいです。

松原:
この質問、すごく難しいですよね。ちゃんと伝えられるか自信がないのですが…i7(アイナナ)になりたい人を増やせたらいいなと。i7(アイナナ)って、ちょっと堅苦しかったり、激務なイメージがあるらしいんですよね。

たしかにやることはたくさんあるのですが、カルチャーを浸透させたり、会社を良くしていくことに携われるって、すごく貴重な機会だと思うんです。それに、わたし自身のためにもなっているなと思いますし。

伊藤:
自分のためのいうところでいうと、どんなところで変化や成長を感じてますか?

松原:
会社全体を意識してみられるようになったと思います。それまでは、自分のグループとか部署単位でしか考えられていなかったんですよね。新しい制度ができても「うちの部署では必要ないかな」と思ってしまったりと、視野が狭かったんです。

でも今は、ゼロか100かではなく、全体の70〜80%が「いいね!」「そうだね」となる制度や方法を考えられるようになって。全体最適っていうんですかね? 思考の幅がぐっと広がった気がします。

伊藤:
なるほど。自分や自分のチームだけがよければいいのではなく、会社にとってなにが一番いいのかを考えられるようになったということですね。

松原:
そんな感じです! 上手くまとめていただいて、ありがとうございます。船津さんの目標も聞きたいな。

船津:
仕事ってもっと楽しめるものだということを、たくさんの人に知ってもらいたいですね。そのためにもまずは、会社に行くのが楽しい、仕事が楽しい環境を作っていきたいなと。わたしもまだ、仕事が趣味というレベルまではいってないですが、会社でみんなと一緒に仕事をしている時間がすごく楽しくて。こういうカルチャーを社内に留めておくのではなく、もっと世の中に広めていきたいなと思ってます。

松原:
世の中…!スケールがめちゃくちゃ広い! でも、みんなが仕事を楽しめるようになったら、ほんと素敵ですね。


バリューのおかげで成長! いつもココロにバリューを。


伊藤:
iYellのカルチャーに大きな影響を与えている「バリュー」ですが、ずばり、どのバリューが一番好きですか?

船津:
わたしはこの質問が一番、むずかしかったです。だって…18個ぜんぶ素敵だし。

松原:
うん、たしかに。選んでって言われると困っちゃう。

船津:
そうなんです。でも、どうしても選ばなきゃいけないのであれば「Integrity(素直な心)」かな。好きというか、いつも意識してるというか。

窪田さんも含めて、目上の人になにか言われると、ついつい「いや」とか「でも違うんです」みたいに反論したくなっちゃうんです。でもよく考えると、すごくもったいないなと思って。せっかく意見をくださったんだから、まずは素直な心で受け入れてみようと。そんなわけで最近は、「そうなんですね」「なるほど」が口癖になってます(笑)。

さらに、今まではバトル(戦い)みたいな話し方だったのが、少しずつディスカッション(議論)ができるようになってきたんですよ。失敗した時も、言い訳をするのではなく間違いを認めて「ごめんなさい」と伝えることで、丸く収まりますし。バリューのおかげで自分の至らないところに気づけて、すごく助かっています。

伊藤:
バリューのうちひとつを目標にするって、すごくいいですね。できてないもの、全部クリアしたくなっちゃいそうです(笑)。
松原さんの好きな、または、目標にしているバリューも聞きたいです!

松原:
一番好きなのは「team(信頼する心)」ですね。これまで働いてきた会社では、一人ひとり仕事をしている感じだったんです。でも、iYellはまったく違くて。チームでひとつの目標を達成するんだという雰囲気を入社してすぐ感じて、めちゃくちゃ感動したんです。

特に、入社して半年でグループ長になったときには、周りのみんなが支えてくれて、なんとか立ち直って。今、こうしてここにいられるのもみんなのおかげなんですよね。だから今度はわたしがみんなを支えられるようになりたいなって。
それに、自分が弱いところを見せれば、みんなも弱いところを見せやすいのかな、とも思ったり。

船津:
めちゃくちゃいいこと言った!

松原:
完全に後付けだけど(笑)。でも、お互いに弱い部分を見せられる雰囲気はつくれたらいいなと。

目標にしているバリューだと、わたしの場合、「Mind」は得意だけど、「Job」が弱いんですよね。その中でも「Investment(まずは未来を考える)」がむずかしいなと感じています。というのも、何かに直面した時、どうしても先に感情が出て突っ走ってしまうんです。

伊藤:
長期的に考えなきゃ、とか、感情を出さない方がいい、とわかっていても、ついつい出ちゃったりしますよね。

松原:
そうなんです。その性質を窪田さんとかは完璧に把握してるので、上手くコントロールしてくださるんですよね。

船津:
手のひらでコロコロコロコロ…。

松原:
まさに(笑)。でも、いい意味でメンバーをコントロールできるようになれたらいいですよね。仕事を楽しいと思えるようになったり、成長につなげられたり。転がすというよりは、導ける存在になれたらいいなと思ってます。

伊藤:
じゃあ、わたしもぜひ、松原さんの手のひらで…(笑)。というのはおいといて。松原さん、船津さん、お2人とも、文化幹部という役割をとても真摯に考えていて、でも、自分自身も楽しんでいる様子がすごく伝わってきました。普段聞けないお話も聞けて、とてもおもしろかったです!ぜひ、またインタビューさせてくださいね。

iYell株式会社's job postings
18 Likes
18 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like TAKUMA ITO's Story
Let TAKUMA ITO's company know you're interested in their content