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ITプロパートナーズを設立した理由


ITプロパートナーズの代表をつとめております、木村と申します。
今回は「ITプロパートナーズを設立した理由」というテーマで、
私が起業に至った理由をまとめてみたいと思います。


会社を経営するようになってから、多くの社長様にお会いするようになりました。
当然皆さん個性的で、経営のスタイルも様々ですが、
「何故起業することになったのか?」という質問に対しては、
「元々社長になりたかった」という回答をされる方が多いなという印象を持っています。


私は上記のような方々とは違い、昔から志高く「会社を立ち上げたい」と思っていた訳ではなく、
逆に小学校の頃の夢は「サラリーマンになること」だったと記憶しています。


そんな私が起業に至った理由について、答えを最初に書いてしまうと、
生涯を通して実現したいことをみつけることが出来た
それを自分の手で責任を持ってやりたくなったということになると思います。


詳細については以下に記載しますが、私が起業に至った理由をまとめるにあたり、
当然自分のキャリアが大きく関係していますので、
一旦時系列で自分のキャリアを記載し、その後起業の理由をまとめたいと思います。


■最初の就職


私のキャリアの第一歩は、多くの人と同じように就職活動をし、多くの人が選ぶ大手企業を選びました。
もう少し正直に書くと、「何も考えずに就職活動をし、流れのまま内定を頂いた会社に就職を決めた」と
いうのが正しいと思います。


私は本当に普通の大学生だったので、大学時代は麻雀とバイトに明け暮れる日々を過ごしていました。
一方で昔から何かに一生懸命取り組むことは好きだったので
(小さい頃は毎日習い事に行き、特に水泳や野球に必死に取り組んでいました)、
何も目標の無い大学生活は本当につまらない日々でした。

時間だけはあるのに、目標が無い。

暇な時間を埋めるために麻雀とバイトで時間を潰す(今あの時間を返して欲しい。。。)。
気がつけば就職活動の時期になり、周りの人と同じように自己分析というやつをやり、
何の経験も無い自分が、想像を膨らませて仕事というものをイメージし、
それなりの志望動機というものを作り、就活を進めました。


面接は少し得意だったのか、就職活動をはじめてちょうど1ヶ月で大手保険会社様より内定を頂き、
一番最初に内定を頂いた会社様に行こうと思っていたので、迷うことなく入社を決めました。

■覚悟の転職



折角内定を頂いた大手保険会社ですが、結果としてちょうど1年で退職することとなります。
色々と思うところはあったのですが、一言で当時感じていた事を言語化するのであれば、

「この仕事を続けることで、自分の人生に明るい未来を描くことが出来なかった」


ということになると思います。


周りに「こういう人になりたい」と思える人がおらず、将来像が描けませんでした。
数ヶ月仕事をし周りを見渡してみると、隣で仕事をしている40代、50代の先輩も、
根本的には新卒の自分と変わらない仕事をやっているように感じました。



「ここでずっと同じ仕事をやり続けて、この会社のことしかできなくていいんだろうか?」
「先輩たちはこの会社で仕事を続けていれば安定した生活が確約されていると言うけれど、
そんなこと無いんじゃないか?」
「人生一度きりなのだから、自分の可能性を信じてチャレンジしてみてもいいんじゃないか?」



次第にそう考えるようになり、転職を決めました。

※念の為補記しておくと新卒で入社させて頂いた会社は日本を代表する立派な会社です。
 当時の私は若手社員が感じる典型的な不満を抱え、その不満を自ら変えていくにはあまりにも
 無力であり、転職することでしか解決することができなかったということだと思います。

転職活動にあたっては、当然最初の会社で不満に感じていた事を払拭したいと転職する訳なので、
「何が原因で転職することになってしまったのか?」を真剣に考え、
それを払拭出来る環境に行こうと思いました。


自分の中では、


①自分の成長スピードが遅く、このままではこの会社に依存して
 生きていくことになってしまうと感じていた

 →圧倒的なスピードで実力をつけられる環境で働き、
  将来的には特定の会社に依存せず生きていけるようになりたい


 自分に実力が無いことに対して、非常に大きな不安がありました。
 ずっと同じ仕事をしていても、その会社のことしか出来なくなってしまうんじゃないかと
 感じていました。このままの流れで仕事を続けて40歳になった時に、会社が潰れたりしたら、
 自分はどうなってしまうんだろうと漠然とした不安に押しつぶされそうでした。

 逆に何処にいっても通用する人材になれたら、
 本当の意味で安定することができ、自由に生きていける。
 
自分はそういう人生を送っていきたいと強く思いました。


②組織が大きすぎたので、自分の仕事の成果が与える会社への影響が少なく、
 自分がその会社で働く意味を感じることが難しい
 
 →出来るだけ小さい規模の会社に行き、
  当事者意識高く、生き生きと働きたい

 
 組織が大きすぎることで、当然自分が成果を出しても出さなくても会社への影響は軽微で、
 自分がその会社で働く意味を感じることが出来なくなっていました。
 一方でまだ少人数の会社であれば、自分の成果に対しての会社への影響は大きく、
 その分当事者意識を高く持って、生き生きと働けるんじゃないか?と思うようになっていきました。

 
 また、小さい規模から、自分達の力で会社を成長させるその過程を経験することで、
 「①の圧倒的なスピードで自分の実力をつける」
 という要素も満たされる。

 将来的に会社が大きくなっても、まだ小さい規模から関わっていれば、
 この会社を作ってきたのは自分だという意識を持ち続け、
 当事者意識高く仕事をし続けることが出来ると考えました。


上記の二つが根本的に解決すべき問題で、問題を解決できるのは
「まだ小さい規模のベンチャー企業」だと思うようになりました。
そして最終的に当時はまだ何の実績も無かった「アトラエ(当時はI&Gパートナーズ)」
というベンチャー企業に転職することを決めました。



ただ、正直なことを言えば、最初の転職は自分にとって非常に怖いもので、
「覚悟」を必要とする選択でした。


「まだまだ小さいベンチャー企業で、潰れてしまったらどうしよう?」
「自分の実力が圧倒的に足りなくて、すぐに脱落してしまったらどうしよう?」
「もう元のレール(大企業)には戻れない、自分の人生本当に大丈夫だろうか?」
 こんな感情がどんどん湧き出てきて、すごく怖くなりました。



そして何よりも周りの人全てが、転職に反対という状況でした。


でも、自分を信じてチャレンジしてみたい。


「自分の実力がつき、どこにいっても通用する人材になれたら、
 本当の意味で自由になれ、幸せな人生を送ることができるはず。」
「自分の力で、会社を成長させて、誇れる会社を作ってみたい。」


上記のような感情が、漠然とした恐怖をかき消してくれました。
結果として、この転職が自分の人生を本当に楽しく、豊かなものにしてくれることになりました。

■アトラエでの経験



(2017年7月の現時点で)アトラエは東証マザーズに上場している素晴らしい会社になっていますが、
当時は、現時点での主力事業である「Green」という「業界初の成功報酬型転職サイト」を
これから立ち上げるというタイミングでした。
入社してすぐに寝袋を持っていって仕事をするくらいの環境でしたが、本当に毎日が充実していました。


保険会社の頃は、営業先も会社が用意してくれていました。
営業に行けば、会社のブランド力からとても大切に扱われ、皆が話を聞いてくれました。
提案資料は完璧に整備され、営業報告には経営企画部から送付されてきた使いやすい
エクセルのシートがあります。記載すればキリが無いほど、全てが整っていました。


アトラエでの最初の1ヶ月は、本当に何も無い所から、全てを自分たちで作っていく作業でした。
まず大前提として、「Green」はまだ立ち上がっておらず、
WEBサービスを、WEBサイトが無い状態で営業しなければいけない状況でした。
自分達で夜な夜なリストを作り、毎日電話で営業先を開拓しました。


当然誰も知らない会社の新規サービスを、簡単に買ってくださる企業様は多くはありません。
営業先ではこれから立ち上げるサービスについて、皆が必死になって思いを伝えて、
お客様を説得して回りました。


やっとの思いで受注すると、今度は記事を作らねばならず、自分たちで取材に出かけ、記事を書きます。
私が最初に取材をした企業は大手素材メーカー。
元保険会社の営業マンが、「スペシャリティケミカル」についてとても詳しい顔をしながら、
上場企業の役員の方に取材をして、オフィスに帰って分からない単語を必死になって調べて
記事にしていました。


昼間はテレアポと営業。オフィスに戻ってきて、営業系の作業を終えるともう終電はありませんでした。
そこから深夜の時間帯に、溜まってしまった記事を必死になって書いていたのを覚えています。


当時の先輩達は仕事ができる方が多く、私は何もできませんでした。でも毎日が本当に楽しかった。
自分達で会社を作っている実感があり、充実していました。そして会社の中にはチャンスが沢山転がっていて、それを拾って行動していくことで、どんどんできることが増えていく実感がありました。

最終的には6年半お世話になることになりましたが、その間主に営業を任せて頂きながら、並行して
「大阪の支社立上げ」「Greenと連動させた新規事業立上げ」「Greenの全面リニューアル」
など、多くのチャレンジをさせて頂きました。

■実現したい事の発見、そして卒業



アトラエでは毎日必死に目の前のことを頑張ってやってきました。
結果として出来る事が増え、20代後半になった時に、いくつかの企業様から「うちに来ませんか?」と
声がかかるようになり、「自分の実力をつけて、どこに行っても通用する人材になりたい」
という入社当初の目標を、ある程度達成出来たと思えるようになっていました。

そうなって初めて、「自分はビジネスにおいて何を実現したいのか?」
いうことを考えるようになりました。


私はアトラエに転職した時に、会社の看板がなくなって、
どう生きていけばいいのか非常に不安な気持ちになりました。
これからは会社に守ってもらうのではなく、

「自分の人生の主導権を自分で握って生きていくんだ」という「強い覚悟」を持って、
「自立」して生きていくしかない。

そう心に決めました。


そして、その「強い覚悟」を持って仕事をするようになった時、毎日が突然自分ごとになりました。


「時間がない、お金がない、リソースがない、上司が理解してくれない。」
仕事(人生もですが)が上手くいかない言い訳なら、いくらでもあげることができると思います。
でも全て自分で解決しようと思えるようになりました。
そして解決出来ないのであれば、それは自分の実力が無いからだということを理解できるようになった。


この「強い覚悟」を持って働くようになった事が、
毎日の仕事をあんなにも楽しくしてくれたんじゃないか?と考えました。


イメージとしてはプロのスポーツ選手などが近いと思いますが、自分が選んだ道を正解にする為に、
必死になって頑張る。そうすると、もちろん辛いことも多いけれど、とても意味のある充実した日々を
送ることができる。何より自分の人生を「人のせい」「環境のせい」にしないようになっていきます。

上記のような自分の経験から、

「覚悟を持って「自立」して生きていく人を増やし、応援していきたい。」



そうすれば多くの人の人生が充実し、毎日が楽しくなるんじゃないか?そう思うようになりました。


アトラエは素晴らしい会社でしたが、自分のやりたいことに挑戦してみたいという気持ちが
強くなっていきました。
幸いにもアトラエは「Green」が軌道に乗り、業績が安定してきているタイミングだったこともあり、
私が抜けても大きな迷惑をかける事も無い状況になってきていたことも、背中を後押ししました。


こうして私は約6年半でアトラエを卒業させて頂くことになりました。


■新しい挑戦



次の職場は、自分が考えていたことと非常に近い理念を掲げていた、
エッセンスというまだ2名のベンチャー企業にジョインし、
そこで今の会社の前身となるITプロパートナーズ事業部を立ち上げました。


主力事業としては自立したシニアの働き方を、顧問サービスとして支援している会社だったのですが、
自分の強みを生かす為に、IT業界での自立支援という方向性で
事業を立ち上げようと思っていました。


そこで生まれたのがITプロパートナーズです。


ITプロパートナーズは、起業したり、フリーランスになるタイミングの優秀なIT人材の方々に、
週2日からの常駐案件を紹介する仕事紹介サービスです。
サービスを立ち上げたきっかけは、企業と個人、両方の当事者が近くにいて、
それぞれの悩みをを解決できると思ったからです。

まず企業側は、
前職で数千社のIT系企業の話を聞いてきて、圧倒的な人材不足に悩んでいるというのは明らかでした。

一方で優秀なIT人材はどう動いているのかと個人側を見てみると、
同世代の友人も含め、多くの人が起業や独立を選択していました。
ただ話を聞いてみると、起業当初は収入確保のため、
知り合いベースの仕事を低単価で受けていたりしている。


優秀な人なのに、もったいないなと思いました。


それなら、起業や独立にチャレンジしたい優秀な個人と、
優秀な人材採用に悩む企業をマッチングすれば双方の問題を解決できるんじゃないか、と思いました。


当然事業の立ち上げは困難を極めました。
一人で営業も、サイト構築も、採用も、メンバーの教育も全てをしていかないといけない状況でした。


毎日自分が上げる売上と睨めっこしながら、
稼いだお金の中から少しずつ投資をして、事業を拡大していきました。


ある程度成果が出るまでは本当に苦しかった。
毎日洗面器に顔をつけて、終わりの無い作業をしているような苦しさを感じていました。


でも、自分には事業を一つ回す事ができるくらいの実力が、
アトラエ時代の経験により身についていました。


営業も、サイト構築も、採用も、メンバーの教育も、すべて経験してきており、
それをもう一度歯を食いしばってやりきるだけでした。


毎日ご登録頂く起業家・フリーランスの方の要望に一つずつ答えていき、
結果としてご利用頂く企業様が少しづつ増えていくことで事業は軌道に乗っていきました。

■ITプロパートナーズを設立した理由



この記事のテーマである、私が起業に至った理由ですが、
冒頭に記載したように、以下の二つになるかと思っています。


①生涯を通して実現したいことをみつけることが出来た



この記事で記載させて頂いたように、何もやりたいことがなかった私が、

「自立した人材を増やし、新しい仕事文化をつくる」


という生涯を通して実現したいことをみつけることが出来ました。
現時点でITプロパートナーズは「起業家・フリーランス」を中心に自立支援を行っていますが、
今後は「新卒」「中途」「女性」「シニア人材」など幅広くサービスを提供し、
自立した人材を増やしていきたいと思っています。

②「それを自分の手で責任を持ってやりたくなった」


上記のビジョンを実現させる為に、自分が全ての責任を持って
事業を進めていきたいと思うようになっていきました。


エッセンスでは取締役という立場におり、当然大きな責任を持ち事業を行っていましたが、
最終的な責任を取りきれないことにもどかしさを感じるようになりました。


結果として代表に相談させて頂いて、新会社を作り、
私が立ち上げた「ITプロパートナーズ事業」を業務移管して頂く形で
「株式会社ITプロパートナーズ」が誕生することになりました。
非常に寛大な対応をして頂いた前職の代表には心から感謝しています。


ITプロパートナーズは上記のような流れで約2年半前に創業され、現在では約30名のメンバーが集まって「自立した人材を増やし、新しい仕事文化をつくる」というビジョンに向けて全力で前に進んでいます。


当社では事業拡大に伴い、積極的に仲間を探しております。
少しでも興味を持ってくださった方は、気軽に連絡を頂けると幸いです。

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