「ITで世界を楽しくする会社」へ高橋社長が語る事業展開と大切にしたい考え方とは? | 管理職インタビュー
こんにちは!アイティアクセスの採用広報担当です。今回は高橋尚代表取締役社長のインタビュー記事をお送りします。アイティアクセスの代表取締役社長に就任した経緯や現在の事業展開、そして将来像について語...
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こんにちは!アイティアクセスの採用広報担当です。今回は社外との新たな関係構築を担う澤村常務取締役に話を伺いました。
ADV事業部、CS事業部、FT事業部と専門性が高くなった各事業部を横断したコラボレーションを生み出す外部企業との関係構築や、アイティアクセスが目指す姿について語っていますので、ぜひご覧ください!
常務取締役の澤村宗仁です。最初は協力会社のエンジニアとして組み込み機器の開発を担当していました。
でも、アイティアクセスのオフィスで夜遅くまで仕事するうちに、社員としてジョインしさまざまなビジネスの立ち上げを経験したいと考え2002年に入社しました。当時は設立してまだ2年でしたから部署もなく、エンジニアは全員横並びの環境でしたね。
私はAccess社のNetFront Browserの組込みを主に担当しましたが、会社が大きく成長する時期だったので人数も増えていき、次第に管理の必要性が高まっていきました。そこで「技術部」とその下に「グループ」を作ることになり、私もグループリーダーを任されました。
技術部とグループの発足を契機に、担当する業務領域やエンジニアのスキルによって部署の細分化と専門化が進んでいきました。全社事業だった組み込みOSとブラウザ事業を、ADV事業部(組み込みOS)・CS事業部(ブラウザ)・新たに立ち上げた決済事業をFT事業部が担当する形になっていきました。
そして、私は技術部長のほかブラウザ事業を推進するCS事業部の立ち上げに関与して現在に至っています。その後は10年前に高橋社長が就任した際に取締役となり、2023年から常務取締役を務めています。
組織は分裂と収束を繰り返していくのだと考えており、現在のアイティアクセスは組織が分かれすぎているのではないかとの課題感を持っています。人材リソースの共有などがうまくできなくなってきていると感じるためです。
そこで、組織や人の横接続をどうやって強化すればいいのか、という点について検討しています。たとえばADV事業部では組み込み事業のほか、セキュリティ関連の事業も推進しています。
一方、セキュリティ分野はCS事業部やFT事業部にとっても無関係ではありません。ADV事業部が提供しているセキュリティのソフトウェアやOSをCS事業部が扱っている製品に活かすことも可能なんです。
ADV事業部のお客様にCS事業部のソフトウェアを載せるケースも考えられます。こうした、専門分化した事業部同士が生み出すコラボレーション、相乗効果に注目しています。FT事業部が展開している自動販売機用のクラウド型決済端末も、CS事業部の技術やネットワークを活用すると、新しい事業創出につながると思っています。
詳しくは言えませんが、すでに増田常務とともに、お客様への提案段階にあるプロジェクトもあります。各事業部の製品やサービスを連携する形での、さまざまなビジネスを検討しているところです。
組織の細分化が進んできたアイティアクセスですが、今後は「社内コネクテッド」によって、組織・人材の横つながりをもっと深めたいと考えています。こうした動きを強めて、もっと会社に一体感をもたらしたいですね。
アイティアクセスは「ITで世界を楽しくする会社」をビジョンに掲げています。これは何を意味するんでしょうか。
生成AIをはじめとする技術の進化によって「IT」の言葉自体が古臭さを感じるようになるほど、時代の変化が加速しています。そんな中で、私たちはあらためて「作る側」「使ってもらう側」のポジショニングに身を置きたいと考えています。
これまで以上のスピード感で時代が移り変わる中、何を提供すればお客様に楽しんでいただけるのか。そして、アイティアクセスのビジネスが広がっていくのか。もう一度、しっかりと考えるべき時期にきていると感じています。
私は、コアに近い部分を担うポジションを目指すのが重要だと思っています。FT事業部が展開しているクラウド型決済サービス端末は、さまざまな決済方式に対応しているからではなく「クラウドを活用した決済の仕組みを作った」意味で、コアになっているサービスです。
このように、アイティアクセスがコアになれるようなビジネスを増やしていきたい。今後の会社像を語るにあたっては、そんなふうに考えています。
アライアンスや団体の運営を通じて生まれたコネクションが、アイティアクセスにとっての社外ネットワーク拡大に大きく貢献しています。
私は長距離・低消費電力が特長の通信規格LPWA(Low Power Wide Area)に分類されるZETAで「ZETAアライアンス」の理事を務めています。「ZETAアライアンス」は2016年にアイティアクセスと当時の凸版印刷株式会社様、またNTTドコモ様などとともに設立し、現在は約70社が加盟している団体です。
2025年にはAMD様とAI PCに関する団体「AI Innovation Hub」を立ち上げました。AMD AI PC開発者のための技術コミュニティで、AI PCで何ができるのかなど、学生の方も含めワークショップを開催しています。
これらで培った社外ネットワークがアイティアクセスにとっての対外関係構築に大きく役立っており、実際の成果にもつながっています。次のビジネスの柱とすべく現在力を入れて推進している車載用ソフトウェアの「App Support」も「ZETAアライアンス」のコネクションからご紹介いただいたんです。
企業にとって、社外でどんなネットワークを構築するのかは事業の発展に大きな影響を及ぼします。もちろん、超大手企業なら自社のリソースだけで新たな事業や価値を生み出せるでしょう。
でも、一般的な企業はどこも、他社との連携や協力が必須だと思います。現在は事業部ごとに他社との関係を構築しているので、違う文脈で外部とのネットワークを広げる必要性が高まっていると感じています。
そこで、社内の人間も巻き込みつつアライアンスなどを通じて多くの企業と接点を持ち、さまざまな観点から意見交換を繰り返しながらアイティアクセスにとっての新たな関係を構築するのが、私の役割だと思っています。
「社内コネクテッド」の観点から、各事業部を接続する形でお客様にご提案するビジネスを推進するようにしています。ADV事業部の組み込みOSとCS事業部のブラウザーをセットでお客様に提案したり、FT事業部のクラウド型決済端末をCS事業部のIoT端末とするビジネスを検討したり、などです。
また、社内でジョブローテーションを導入しており、CS事業部からグループリーダーやエンジニアがFT事業部に異動したり、ADV事業部からエンジニアに来てもらったりなど、各事業部同士で双方向に行っています。
アイティアクセスのオフィスは広いフロアが南北に分かれているので、それぞれの交流を増やしたいんです。ジョブローテーションによって交流を増やし、会社を活性化させていきたいと考えています。
私が管掌しているCS事業部を見る限り、縦の壁はほとんどないように感じています。社員の皆さんはけっこう言いたいことを言ってるようですしね。
何か心がけているわけではありませんが、私も増田さんも普通にオフィスフロアに机がありますから、話しかけやすいのかもしれません。皆さん気さくに話しかけてくれますし、私も雑談しています。
意識しているのは、管理職は責任を取るのが仕事という点です。私にとっての「責任を取る」とは、お客様のところに自分も交渉に行って直接話して、社員に直すべき点があればきちんと指導することです。
そのため、トラブル案件が発生すると、お客様先へは必ず私も同行します。本当は「この話は君たちで解決しなさい」と言いたいんですけどね(笑)。
私は管理する立場として断ってはいけないと思っていますから、昔から必ず一緒に行って、正常化に努めるようにしています。管理職は尻拭い、責任を取るのが仕事、と言いますが、そのとおりだと思います。
責任を取るとは、ちゃんと解決して結果を出してあげることなんだよ、との姿勢を見せるのが大切だと考えて日々心がけるようにしています。
お客様に「こういうものを作りませんか」とご提案し、それが世に出る瞬間に一番やりがいを感じます。
例えば、テレビでは番組表が表示されますが、以前はどのメーカーも決まったデータしか表示できませんでした。
そこで、出演者情報や番組詳細を表示できたり、出演者名で番組検索ができたりしたら面白いよね、とパートナー企業の皆さんと話していました。
当時はちょうどブラウザ開発の真っ最中だったこともあり、インターネットと融合した電子番組表があれば面白そうだと考えて、その企業さんと一緒に開発を進めました。
当時はまだ世の中にない機能だったので、製品として世に出たときは「よし、やったか!」と思ったのを覚えています。
今では標準機能として搭載されているテレビも多く、皆さんも使っているかもしれません。
私と何人かの社員が考えたアイデアが世に出てスタンダードになる経験を、またできたらうれしいですね。そんなやりがいを感じたいと思いながら、日々の業務に取り組んでいます。
社員のみんなには、自分自身の価値を少しずつでも高めていってほしいと思っています。それは社内だけで評価されるものではなく、外から見ても「この人はすごい」と思ってもらえるような価値です。
仕事を通じて得られるものは、実は仕事の中だけにとどまりません。知識や経験だけでなく、考え方や人との関わり方など、日々の生活にも自然と活きてくるものだと思っています。
「仕事はつらいもの」と言われることも多いですが、私は少し違う見方をしています。成長のためのプロセスだと思えると、不思議と捉え方が変わるんですよね。
例えばゲームでも、強い敵を倒すために何度も挑戦して、経験を積んでいきますよね。外から見ると大変そうですが、実際には楽しみながらやっている人が多いと思います。
山登りも同じで、登っている最中はきつくても、登りきったときの達成感があるから続けられる。仕事もそれに近いものだと思っています。
大変さの中に、少しでも楽しさや成長の実感を見つけられると、前向きに取り組めるようになる。アイティアクセスは、そういう成長のきっかけを提供できる場所でありたいです。
ここで一緒に働きながら、それぞれが自分の価値を高めていけたら嬉しいですね。
アイティアクセスなら、自分を成長させたいと思っている方に成長の場をご提供できます。たくさんの企業と接点を持ちながらスキルとキャリアを高めていける環境ですから。
自分の実力をもっと活かしたい、伸ばしたいと願う方は、アイティアクセスに来ていただければ幸いです。学習塾ではありませんが「成長させます」と自信を持って言えるのは間違いないと思います。
※取材時の部署・役職を記載しています。
(取材日:2026年3月10日 聞き手:垣本陸)