こんにちは！アイティアクセスの採用広報担当です！今回は2025年10月29日～31日に愛知県名古屋市の名古屋市国際展示場（以下「ポートメッセなごや」）で開催された「オートモーティブ ワールド」出展レポートをお届けします。

CS事業部とADV事業部がそれぞれ自動車関連製品を展示しましたので、見どころのご紹介とともに現地の様子をぜひご覧ください！

アイティアクセスでは、各事業部が全国の展示会に積極的に出展しています。過去の展示会レポートはこちらからどうぞ。

今回のオートモーティブワールドは愛知県名古屋市金城ふ頭のポートメッセなごやで開催されました。ポートメッセなごやは中部地方における大規模MICE施設として数多くの展示会などで利用されています。

「レゴランド・ジャパン」や「リニア・鉄道館」など、家族連れも多く訪れるエリアの一角にあり、ポートメッセなごやのすぐ近くは名古屋港のため貨物船も停泊しています。

オートモーティブワールドはEV技術や自動運転、コネクティッドカーにカーエレクトロニクス、軽量化などクルマに関する先端技術の専門展です。今回は次の展示会から構成されていました。

・【国際】カーエレクトロニクス技術展
・EV・HV・FCV技術展
・自動車部品＆加工EXPO
・SDV EXPO
・クルマのサステナブル技術展

アイティアクセスが出展したのはSDV EXPOで、SDV（ソフトウェア・デファインド・ビークル）・ソフトウェアの開発効率化を支援する専門技術展です。展示会初日の開場時間に訪れると、早くも多くの来場者で賑わっていました。

アイティアクセスでは、CS事業部が車載向けのアプリ実行環境である「AppSupport」とアプリケーションストア「ACCESS Twine4Car（トゥワインフォーカー）」を出展しました。

現地で担当者に見どころを聞くと、次のように説明してくれました。

担当者
「今回は車載向けのソリューションを展示しています。見どころは『スマートフォンでできることを車でもできるようにする』コンセプトです。

アイティアクセスでは、2025年10月17日に次世代車載アプリケーション実行基盤『AppSupport』を開発しているSEAFARIX社への出資を発表しました。『AppSupport』はAndroidアプリをLinux上で実行させるソリューションで、OSをAndroidに移行することなくAndroidアプリケーションを動かすことが可能となります。

そして、同時に展示しているACCESS社の『ACCESS Twine4Car（トゥワインフォーカー）』というアプリストアを用いると、GooglePlayと同様の環境を実現でき、お客様が選んだアプリだけをご自身のブランドで提供できます。

自動車メーカー様やカーナビメーカー様からの反響が非常に大きく、今回の出展でさらに多くのお客様とコンタクトできればと考えています。」

また、ADV事業部では軽量で高機能なオープンソースRTOS「Zephyr®」を活用したソリューションや、欧州のセキュリティ法案対策ソリューションを展示していました。

担当者「『Zephyr®』はオープンソースのリアルタイムOS（RTOS）で、軽量かつリアルタイム性が特長です。自動車を始めとした様々な業界で注目が集まり始めていますが、オープンソースであるがゆえにサポート体制への不安や、お客様自身に知見が不足しているケースも多いのが現状です。

そこで私たちアイティアクセスが数多くのSoCベンダーと連携して『Zephyr®』の動作検証を実施、導入のための環境構築を支援し、お客様の製品開発をサポートします。また開発中のみならず出荷後の長期にわたるサポートを求められるお客様には、ウインドリバー社の『Zephyr®』向けのサポートやメンテナンスを提供しています。

もうひとつの出展が、欧州のサイバーセキュリティ規格に対応するソリューションです。欧州ではCRA（サイバーレジリエンス法案）、RED-DA（無線機器指令受託法令）、EUCC（サイバーセキュリティ認証制度）など、幅広いセキュリティ規制への対応が求められています。

アイティアクセスでは、ドイツの大手認証機構DEKRAグループのONWARD SECURITY JAPAN社と連携し、お客様のセキュリティ対応をワンストップでトータルにサポートしています。」

アイティアクセスでは「ITで世界を楽しくする会社」のビジョンのもと、自動車関連ソリューションやクラウド決済サービス、美容向けクラウドサービスまで、幅広い分野で新しい価値を提供してまいります。

今回、オートモーティブワールドに出展したサービスに興味をお持ちになりましたら、アイティアクセスまでお問い合わせください。