「すべてを預けてしまえば、きっと楽になる。
でも、それでは“生きている”とは言えない気がする。」
ISOLAでは、AIの使用を推奨しています。
ChatGPTのような対話型AIも、日々の思考や創造に積極的に取り入れています。
時間を節約するために。言葉を洗練させるために。発想を広げるために。
けれど、AIは“仕事”そのものではありません。
むしろ、それを通じて「何がAIにはできないか」を問い直すことの方が、私たちにはずっと大切です。
AIには、身体がありません。
北風の冷たさに震えることも、雨に濡れてスニーカーが重くなることもない。
でも、ISOLAで働く私たちは、実際に土地に足を運び、誰かと向き合い、空間に触れます。
汗をかき、背筋を伸ばし、小さな違和感に耳を澄ませる。
それが“働く”ということの第一歩です。
AIには、経験がありません。
初めての商談で手が震えた記憶も、プロジェクトが終わった夜のアルコールの味も。
そのすべては、蓄積され、人格になります。
経験とは、思考の血肉。ISOLAでは、日常のなかに宿る「経験のかけら」を、とても大切にしています。
AIには、意志がありません。
「なぜこの仕事を選んだのか」「どこに向かおうとしているのか」
その問いに答えるのは、いつだって人間です。
ISOLAは、誰かの“意志”が生まれる場所でありたい。
海を渡る風のような、静かな、でも確かな意志です。
AIには、責任がありません。
間違いが起きたとき、誰かに謝ることも、抱きしめ直すこともできない。
責任とは、重みではなく、信頼と自由のあいだにある橋のようなものです。
ISOLAでは、信頼される人に、最大の自由を預けます。
それは、AIにはまだ渡せない橋です。
AIとともに働くことは、決して否定すべきものではありません。
むしろ、AIを正しく活用しながらも、“AIにできないこと”に美しさを見出す人たちが、
これからの仕事の本質を形づくっていくのだと思います。
ISOLAで働くとは、そういうことです。
詩を愛し、技術に敬意を払い、身体のある仕事に誇りを持つこと。
まだ名前のついていない働き方を、少しずつ手繰り寄せていくこと。
あなたの「意志」は、どこにありますか?
もしもまだ曖昧でも構いません。
その曖昧さごと、風のなかに立ってみることから、始まるかもしれません。
カツシカ ソラ