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新しい分野に挑戦を続ける「ISI LAB(アイエスアイ ラボ)」とは

みなさん、はじめまして。アイ・エス・アイソフトウェアー(以下、ISI)の採用担当です。
今回紹介するのは、新事業創出を専門に取り組む部署「ISI LAB」について。
ISIが成長を続けるためにも既存事業にとらわれない新しい価値を生み出してほしい、
という想いから誕生した「ISI LAB」とは一体何をしているのか?
具体的な取り組みや、今後の展望などについてメンバーの2人に話をうかがいました。

野間さん
ISIの執行役員。新しいソリューション開発を手掛けてきた実績を買われ
「ISI LAB」立ち上げの際、責任者に抜擢された。
髙安さん
前職で、システム開発やECサイトの運営をやっていく中で、新しいことに挑戦すべく
ISIに転職。その積極的な姿勢から「ISI LAB」に配属となる。


「ISI LAB」既存の価値観にとらわれない

ーそもそも「ISI LAB」とは、何をする組織なんでしょうか?

野間:ISIは企業様に向け、システム開発・運用・保守といったサービスを提供しているわけですが、それ以外の何か新しいことをやろうと立ち上げられたのが「ISI LAB」でした。
具体的には、新規事業を考えたり、ITに関する新しい情報・技術をキャッチして詳しく調査、社内に展開していくのが主な役割ですね。
メンバーは全部で6名。2020年に立ち上がったばかりですが、髙安が新サービスを始めるなど、少しずつ成果が出てきているかな、と思います。

髙安:といっても、リリースしたばかりなんですけどね笑
私が新規事業として手掛けたのが、個人の作家による陶器を扱った動画ECサイト「muny(ムニー)」
作家さんが手掛けた作品の製造過程や全体像を動画で確認しながら購入いただけるサービスです。

ーなぜ動画ECサイトなんでしょう?

野間:もともと、ISIでやっていた動画事業のノウハウを他にも活かせないかと考えたのがキッカケだったよね?

髙安:はい。ECサイトに関しては私が前職で運営の経験もあったので、動画ECサイトはどうかな、と。
当初は地方創生に貢献できればと伝統工芸品で考えていたのですが、ECサイトで扱うならもう少し身近なものの方が私も取っ付きやすいですしニーズもあるかなと思い、陶器の中でもお皿やカップなどを扱うことにしました。

野間:動画だと、作家さんの想いも伝えられるのがいいよね。

髙安:そうなんです。工房の様子や、料理の盛り付け例、作家さんのインタビューなどを動画で見ることで興味が湧きますし、器がより魅力的に見えたりしますよね?
最初に作家さんへアイデアをお伝えしたときも、「新しいね」と魅力を感じておられる方が多く、うれしかったですね。

ー「muny」に参加いただいてる作家さんは、髙安さん自身が声をかけて集められたんですか?

髙安:はい。SNSで見て「いい作品だな」と思った方に連絡をしたり、陶器市に足を運んでみたり…。

野間:すっかり陶器にハマってしまったんじゃない?

髙安:そうなんですよ!気に入った作品を見つけるたび、つい買ってしまって…。家に器が増える一方です笑 
でも、作家さんに会って話を聞き、苦労して作品を作っているのを見るほど「こんないい器を埋もれさせるのはもったいない!もっと多くの人に届けたい」とこの事業の意義を改めて感じています。

ー作家さんとの絆も深そうですね。

髙安:はい。作家さんにも事業の説明をするとき「一緒にいいものを作っていきましょう」とお伝えしました。サイトの仕様やフローも改善すべき点は多く、今はベータ版みたいなものだと思っています。
もっと多くの作家さんに利用いただいて「muny」からファンが生まれるよう頑張りたいですね。


ECサイト「muny」。動画で陶器全体の形や製造の裏側を確認した上で購入できる。

ー話を聞くと、なんだかエンジニアらしからぬ仕事をしていますね笑

髙安:そうかもしれません笑 でも、新しいことをするのが好きなんですよ。陶器作家の方と関わることなんてないじゃないですか。

野間:同感ですね。ISIとしても初めての試みなので「muny」で感じた課題を蓄積し、次の新規事業を考える際に活かしていくつもりです。

全社員にAIのパートナーをつける

ー「muny」以外にはどんな取り組みをされているんでしょうか?

野間:私が主にやっているのは、社内向けのAIサービスですね。
代表が「一人の社員に一つのAIがつく会社」を目指していて、私も感銘を受けたので、少しでも早く実現できるよう力を入れています。

ー「一人の社員に一つのAI」ですか?

野間:はい。社員のパートナーとして、プログラミングとか資料作成のサポートをしてもらうイメージです。

髙安:設計書の作成や、レビューといった段階でもAIは役に立ちますよね。

野間:そうだよね。設計書の段階でAIにデータを読み込ませて、テスト項目を考えたらレビューはAIにしてもらうだけでもかなり効率化が図れるんじゃないかと思ってる。
ただ、色々なケースが考えられるからAIの精度をあげるのには苦労していて、毎日トライアンドエラーの連続だよね。

次々と生まれる新しいアイデア!先陣を切る「ISI LAB」

ー動画ECサイトやAIと未知の分野に挑戦してみて、学んだことはありますか?

髙安:「muny」を運営して、ユーザー目線の開発が改めて大切だなと思いましたね。まずは動画を再生しないと商品詳細にいけない仕様にしていたんですが、すぐ商品をほしい人には面倒なのではないかという声があって…。

野間:それ、実は私も最初からちょっと思ってた笑

髙安:すみません笑 本来ならそういったライト層を含めるかターゲットを考えておけばよかったんですが、開発段階だと難しいんですよね。独自性のあるサービスを作りたいという想いもありますが、やはり市場に受け入れられないといけないといけませんから。

野間:私が研究しているAIもエンジニアが使いこなせてからこそ役に立つものですからね。大変なところではありますが…。

ーアイデアを考えていて、壁にぶつかったときはどうしていますか?

野間:とにかくコミュニケーションじゃないですかね。新しいことに取り組むにあたり、一人で黙々作業は禁物。社内外問わず人と話すことでアイデアがひらめくことは多々あります。AIの研究も知り合いとの何気ない会話からヒントを得た部分も多いですからね。

髙安:そういえば「ISI LAB」では、常に誰かがしゃべっているイメージがありますね。

野間:みんながアイデアをどんどん出し合っているのはいいことですよね。やはり自分一人だけではダメなんです。

髙安:「muny」でも作家さんに直接話を聞くことで得られるものが大きいなと感じました。

野間:一次情報を取りに行くのも重要ですね。待ちの姿勢じゃ何も生まれなくて、情報が足りなければ現場でも本でもセミナーでもとにかく情報を普段からインプットしないといけません。

ーなるほど。インプットなくしてアウトプットはできませんからね。では、最後に「ISI LAB」の展望をお聞かせください!

野間:新しいことをする、というと難しく聞こえるかもしれませんが、最初は真似をすることからでもいいと思うんです。既存のものを利用しても新しいものはできる、AIもベースは市場にあるオープンソースですからね。

髙安:「muny」もメタバースという既存の技術を掛け合わせて、「陶器市」を疑似体験できないかと考えています。

野間:「ISI LAB」は社歴や年齢に関係なく意見が交わされ、新しいアイデアが次々と生まれてきています。AIの開発で社内での関心も高まり、お客様から持ち込まれた開発分野以外の相談事が私たちのもとにくるケースも増えてきました。スピード感を持って取り組めるという社内組織としての利点を活かしつつ、「ISI LAB」から会社の事業の可能性を広げていけたらうれしいですね。

髙安:私が入社してすぐ「ISI LAB」に配属されたように、門戸は開かれていますからね。

野間:アイデアを出すのに年齢や社歴は関係ありません。農業をやってみようか、なんて話もあるくらい、無限の可能性があると考えています。やりたいこと、何か事業のアイデアがある方はぜひチャレンジしてほしいですね。

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