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こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。今回は投資や金融の厳選された学びプラットフォーム「Fincs(フィンクス)」をリリースしたインヴァストグループの株式会社アルカドに入社した岩下優汰さんに話を伺いました。
野村證券を退職してアルカドにジョインした理由や金融のスペシャリストとしてFincsに感じる魅力と将来性について語っています。大企業出身者がベンチャー企業に入社して感じた違いについても述べていますので、ぜひご覧ください!
株式会社アルカドの岩下優汰です。長野県出身で理系の高専を卒業後に神奈川県の大学に進学、野村證券を経て2023年12月に入社しました。現在28歳になります。
野村證券ではいわゆる証券営業としてお客様先を訪問し、商品を販売する業務を担当していました。転職を考えた理由はまず、入社して3年が経過したタイミングだったため自分のキャリアを違う領域でも伸ばしていきたいと考えたからでした。
加えて、日々の業務においてお客様自身の投資運用スキルやノウハウの不足を痛感していたというのもあります。
私が担当していたのは会社のオーナー様などいわゆる富裕層の方々でしたが、そのような方々でも投資関連の知識が豊富であるとは言えない状況でした。このことから、一般的な投資家はもっと知識が不足しているのではないかと考えたんです。
もちろん、証券マンとしてお客様に対し投資市場について解説したり、ファイナンシャルプランナーとして相談に乗ったりする場合もあります。でも、最終的には証券会社が引き受けてきた株式をご提案しなければなりませんし、売買によって手数料が発生するというビジネスモデルの中で、親身になってニュートラルな立場から発言できるかと言うとそうではありません。
そのため、公平で利害関係のない立場から金融についての啓蒙や教育に力を注いでいきたい、と考えました。そこで、金融・投資に関する情報を伝え、教育・啓蒙する事業を展開している会社への転職を目指し2023年10月に野村證券を退職しました。
転職活動では、投資や金融に関してお客様を啓蒙していくためのコンサルティング企業や投資助言会社を中心に話を聞いていました。そんな中、エージェントさんの求人情報でアルカドについて知り、自分が最も変えたいと願っている領域である投資教育に直接関われる点に魅力を感じました。
転職にあたっては自分自身が講師になるという選択肢も考えましたが、ひとりにできることは限られますから、もっと多面的に投資教育に携われるアルカドで事業を伸ばしていくポジションに可能性とやりがいを感じましたね。もちろん、Fincsはリリースされていませんでしたし、設立されて間もないベンチャー企業ですから不安がなかったわけではありません。
でも、上場企業であるインヴァストのグループ企業ですから信頼性は担保されているだろうと考えました。それに、投資と金融を時短学習できる書籍紹介サービスのBibroは既にリリースされていましたから、最初はBibroに興味を持ったんです。
無料で金融に関する知識を広めている会社なんだな、と関心を抱いていましたが、面接でサービス準備中のFincsについて教えていただき、さらに志望度が増したのを覚えています(笑)。また、辻さんと大谷さんのお人柄に触れて、自分も仲間として取り組んでみたいという気持ちが強くなっていったんです。
私の場合は前職が数万人規模の大企業でしたから、少人数のベンチャーに転職して環境が大きく変わる点が心配材料としてあったのも否定はできません。しかし、転職活動でいくつかの企業を見る中で、アルカドの事業と人がもっとも自分と波長が合っている、と感じ入社を決断しました。
Fincsは厳選された投資学習を提供するプラットフォームですので、講師の方のアサインがとても狭き門となっているのが特徴です。そのため、講師候補者の方とのご面談に時間をかけています。
講師としてマッチしそうな方とお会いして、お考えやコンテンツの方向性についてお伺いし、Fincsとの親和性を判断しています。地方の方もいらっしゃいますから、対面で面談させていただく場合もあればオンラインで実施する場合もあります。
私以外のメンバーも同様の業務を行っていますから、アルカドとしてはかなり広範囲にお会いしているのではないでしょうか。Fincsでは現在、8名の方に講座をお持ちいただいており(2024年2月26日現在)、今後も少しずつ増やしていく予定です。
入社前の面接でも言われていましたが、アルカドでは制度を含めあらゆることが高回転で新しくなっていくんです。社内の管理ツールやシステムが日々、よりよいものがあれば取り入れてシフトしていくという感じなので、ついていくのがすこし大変です(笑)。
入社前、自分なりにイメージはしていたのですがそれよりずっとドラスティックな環境だなと感じています。でも、同時に発見の連続であり新鮮な気持ちでいられますから、いまはベンチャーらしさを楽しんでいます。
変わるのはツールやシステムだけでなく、例えばFincsの講師獲得においても、軸が日々変化しており、それに合わせてアサインの対象となる方を変えていく必要があります。そのような環境ですから、自分の仕事スタイルや業務の進め方をパターン化するのに戸惑いもあります。
前職では典型的な「証券マン」のスタイルがあって、それに合わせて仕事をすればよかったんです。でも、現在はスタイルを自分で手探りしながら試していく必要がありますから、まだまだ柔軟性に欠けているんだな、と気付かされますね。
前職との違いは裁量権にもあります。Fincs講師の候補者をアサインする上では、自分が良いと思った方にコンタクトしていいと言われており、その方法も任されています。
責任を痛感しますが、やりがいにもつながりますよね。実は、大企業にいた頃、ある程度の裁量権は与えられていると感じていたんです。でも、アルカドではその程度じゃなかった(笑)。
まだ入社して2ヶ月ですが、自分の判断がFincsの事業や会社の将来を左右してしまうかもしれません。毎日がスピーディーで、個人としてだけでなく会社としても成長しているのを実感できています。
私はスノーボードとサウナが好きで、週末には都内のサウナを回ったりしています。アルカドのメンバーは皆、サウナが好きなんですよ。でも、まだメンバーとは行っていないので、いずれご一緒できたらいいな、と思っています。
スノーボードは転職したばかりなのでまだ行く機会がありませんが、今シーズンのうちに1回か2回はやりたいですね。昔から地元へも遠くない白馬を訪れることが多かったですが、東京からだと少し遠いんですよね(笑)。
スポーツはゴルフもまたやりたいと思っています。インヴァストグループはインヴァストカップなどゴルフが盛んですよね。証券会社時代にお客様とゴルフする機会がありましたから、少し練習してインヴァストカップにも参加できたらいいな、と考えています。
はい、私も週に1回くらいのペースで参加しています。もちろん、参加を強制されるわけではありませんから、家族との予定があればそちらを優先しますが、辻さんや大谷さんは年代も近いのでとても親しくしていただいています。
飲みに行くと、会社や仕事のこと、プライベートなど、様々な話題で楽しいですよ。私の場合、まだ入社してから日が浅いので質問責めにあうこともあります(笑)。
2年ほど前に結婚し、妻がおります。転職にあたっては、長野から東京へと引っ越しましたし、野村證券という大企業からベンチャー企業への入社という形でしたが、妻からの反対はありませんでした。
とくに、引っ越してきた2023年11月の時点ではまだ転職先が決まっていませんでしたから、妻は不安だったと思います。それでも、私がやりたいことをやって欲しい、という点を優先してくれました。これについては本当にありがたいと思って感謝しています。
自分自身の熱意を表現でき、それを受け止めてくれる会社だと感じています。自分が「これをやりたい」と情熱を持って入社すれば、周囲が受け止めて拾い上げてくれる環境なんです。
例えば、自分が情熱を傾けたい分野について知識や経験が足りない場合は、それを補完するためのサポートをしてもらえます。私の場合、業務を進めるために不足していると感じた領域について鶴見社長に相談したところ、Fincsで講師をされている方に連絡し、ご協力いただけるようになったり。
また、鶴見社長ご自身がフォローしてくださることもありました。さらにアルカドが利用できるリソースは自由に使っていいと言われており、信念を持って入れば実現するための協力を惜しまない会社なんだな、と感じています。
私が入社してまもなく、Fincsのサービスがリリースされました。すると、開設された講座に入会される方々がたくさんいらっしゃって、ニーズの高さに正直、驚きました。
安価とは言えない講座もありますが、多数のユーザー様に入会していただき、Fincsやアルカド事業の将来性の高さを再確認できたと思っています。それだけ求心力の高い講師の皆様にご参加いただけたのが、初動の段階でうまくいった理由なのでしょうね。
これからは投資のひとつのスタンダードとして、皆さんに信頼していただけるサービスになって欲しいと願っており、投資に困っていたり学習したい方に役立つ、初心者から上級者にいたるまで投資に関するすべてがつまったプラットフォームにしていきたいです。
Fincs事業の盛り上がりは講師の方次第ですから、自分も現在の業務で任されている講師のアサインをしっかりがんばって、貢献していきたいと考えています。また、投資教育事業に取り組むための情熱や信念を持っており、ベンチャー企業ならではの変化を楽しめるマインドをお持ちの皆さんと、切磋琢磨していきたいです。
アルカドに入社してよかった、と数年後に胸を張って言えるかどうかは自分自身がこの会社で何を為せるか、にかかっており、責任感とともにやりがいを強く感じる毎日です。
(取材日:2024年2月16日 聞き手:垣本陸)