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最大の目標だった『マイメイト』リリース。 実現した今、さらなる挑戦のフェーズへ

流ちょうな日本語と気さくな笑顔が印象的なIsmailは、留学生として来日し、縁あってインヴァスト証券にジョインした。その優秀な頭脳とスキルを遺憾なく発揮し、データエンジニアとして『マイメイト』リリースに重要な役割を果たした。入社以来、目標としてきたリリースを達成した今、プロダクトの進化に向けて、さらに果敢に挑戦していく決意だ。

マイメイト』リリースに向けて奮闘。起こり得るトラブルを予測して万全の準備

「リリースは入社時からの最大の目標でした。実現できたときは本当に嬉しく、達成感がありました」と、しみじみと振り返るIsmail。2022年1月15日、紆余曲折を経て『マイメイト』がとうとう全面リリースを迎えた。Ismailも功労者の一人だ。2019年12月に入社して約2年。データエンジニアとして、大量のデータのインプットとアウトプットという、『マイメイト』の根幹をなす部分の開発に力を注いできた。

円・ドルの相場のデータなど、取引に必要な様々なデータを外部から受けとり、それを読み込んで様々なジョブ(処理)を動かす。これらが自動で行われるようにプログラムするのがIsmailの役割だ。ジョブは様々。AIエージェントが生まれ、動き、再学習してまた動く。この一連のプロセスにおいて大量のデータが処理される。それをいかにスムーズに、安定して実行するか。日々、改善を繰り返しながら取り組んできた。

日本語を流暢に話すIsmailは、2016年に留学生として来日。母国、モロッコの大学院では機械学習とコンピューターネットワークを学び、日本では、並列処理を研究した。研究の傍ら大学のベンチャーにも籍を置き、また、教授に請われて研究補助者も務めるなどして活躍。そんな優秀なIsmailがインヴァストにジョインしたのは、モロッコ人コミュニティーで知り合った人の紹介がきっかけだ。当時、すでに『マイメイト』の開発が始まっていた。そのおもしろさに加えて、多国籍で和気藹々とした職場の雰囲気を気に入って、ジョインを決めた

入社以来、目標にしてきたリリースだが、順風満帆ではなかった(一人でも多くの人に夢のある投資を!AIを搭載したマスコットが自己学習する画期的なトレードサービス『マイメイト』)。途中、開発体制を総入れ替えする事態にも陥ったが、その間もIsmailは粛々とデータ実装の部分を進めてきた。特にリリース直前の半年は、起こり得るあらゆるトラブルを想定し、準備に励んだ。「例えばデータが来ないというトラブル。取引に必要な円・ドルレートのデータは、元々様々なところを中継してやってくるので、どこかで詰まるとその続きが止まってしまいます。実際、テスト段階でも起こりました。『マイメイト』上で取引を行うのは夜の8時。そのときは8時過ぎに気付き、止まった箇所を突き止めてデータを復元し、夜の9時に再度回すリカバリーを行いました。私だけでなく、インフラチームなども総出で対応しました」と一例を挙げる。それは、すべての工程で起こり得るトラブルであり、Ismailはほかの部分も含めてトラブルを自動検知・復旧できる体制を丁寧に整えていった。


最適化して速度を追求。目標だったリリースを果たし、さらなる挑戦のフェーズへ

そんな万全の準備が効き、リリース後の『マイメイト』は安定稼働している。今後の課題は、機能追加とユーザー数増加への対応だ。今は数万人レベルだが、今後、ユーザーが数十万、百万と増えたとき、データの処理量は加速度的に増えていく。機能も、今あるものは『マイメイト』の構想全体のごく一部に過ぎない。リリースは最初の一歩。すでに次の挑戦が始まっている。Ismailの探求心が尽きることはない。

「ここまでの段階で、自分がいちばん貢献したのは最適化。大学で学び、今も研究している分野です。個人的には処理スピードを追求することが好き。これまでの成果を挙げると、一つはAIエージェントの作成時間です。入社当初は10時間以上かかっていましたが、今は90分程度です。非常に多くのデータ処理が必要なので、時間はかかるのですが、毎回ゼロからデータを取りにいくのではなく、共通の部分は事前に用意しておいて速くするといった処理をすることで、ここまで短縮できました。ランキングの処理もそうです。最初は12時間かかっていたものを、無駄な部分を減らして11分にまでスピードアップ。データサイエンスのメンバーの力も借りて、処理を見直しました」

リリース前に一部の機能を使えるようにしていたテスト段階では、ユーザー数が増えるタイミングで処理時間が大幅に伸びてしまい、それらを解決してきた経緯がある。今後はさらに加速度的にユーザー数が増え、機能拡張とともに処理も増え、スピードとの戦いはますます苛烈になる。その挑戦は、Ismailにとっては楽しみでしかない。

「これまでも次々と新しい経験ができ、技術や経験の面で非常に成長できたと思います。ただ、リリースを最優先にしていたので、新しい技術より、評価の定まった安定した技術を採用してきました。その点、今は以前より挑戦しやすい環境にあります。これから出てくる様々な課題に対しては、新しい技術を積極的に取り入れて解決していきたいと考えていますし、実際、今、その方向で動いています。機能が増え、ユーザーも増える将来の姿を見据えた技術選定は、今後ますます重要になっていきます」とIsmail。

新しい技術を試すデモ環境も構築され、挑戦は着々と進んでいる。「デモ環境でいろいろと実証中です。『アイデアがあればどんどん出して』とも言ってくれて。みんな、おもしろくしたいという思いが強いですね」。そんな前向きで、刺激的な環境で開発に臨む毎日だ。


週一の会議で役割を超えて自由に議論。誰もが自分ごととして全力で取り組む社風

役割を超えてみんなで検討し、検証しながら進めている『マイメイト』。Ismailは言う。「この柔軟性はインヴァストの魅力だと思います。自分も、入ったばかりのときでもどんどん自由に提案でき、それをみんながフラットに検討し、採用してくれました、みんなでホワイトボードを囲み、いろいろと書き込みながら、ああだこうだと言い合ったことをよく覚えています。その空気は今も同じ。自分の担当以外の部分への意見であっても、言いにくい雰囲気や遠慮する空気はなく、本当にやりやすいです」。

現在は週一で、プロダクトオーナー以下、データサイエンス、データエンジニア、インフラ、開発と全担当者が集まり、開発会議を開く。新しい機能をどう実現するかと、真剣かつ楽しく議論する。ときに自分の担当を逸脱もする。もちろん逸脱OKだ。「自分の性分として、自分の仕事だけでなく、ほかでも問題が起きたら解決したくなるのです。会議では、担当外の部分も含めて自由に意見を出しあいます。エンジニア同士はもちろん、プロダクトオーナーにも言います。自分のポリシーとして、責任を持ってやりきることを自分に課しています」とIsmail。

このようにコミュニケーションは極めて良好だ。Ismailのように、何事も自分ごととしてやりきりたい人には、こんなに楽しい環境はないだろう。「もしも大きい会社だったら、恐らく役割はもっと細分化して、小さなタスクを振られるだけでしょう。でもここは、もちろん自分のタスクはありますが、それだけではない。どんどん自分で取りにいっていいのです」。そして、少数精鋭の部隊だが、やっているプロダクトも決して小さくはない。これからスケールし、機能も限りなく広がっていく。技術的なおもしろさに加えて、自分の手でプロダクトを育てるというやりがいも格別だ。

そんなIsmailが現在、少々残念に思っているのはコロナ禍で業務外の楽しみが少ないこと。「元々仲のいい職場。以前は誕生パーティーなど楽しいイベントも多く、新しい人が来てもすぐに馴染めました。今はコロナで機会がないけれども、落ち着いたらまたできるといいですね。これから入る人とも、そのような楽しい時間を持ちたいです」。多国籍らしくプライベートの時間はきっちり尊重する一方で、イベントごとも楽しむメリハリもインヴァストの魅力の一つ。もちろん仕事も全力投球だ。そしてプロダクトはまだまだ進化する。Ismailにとって、ここは実に魅力にあふれた場所だ。


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