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【現場の声】How to動画(化粧品)の撮影・前編

こんにちは!ディレクターの堀です。
私は今年5月にIMAGICA IRISに入社しました。
以前の会社では実写撮影をすることも多く、撮影が好きなのでIMAGICA IRISに入ってからも
これまでの経験を活かし、引き続き携わっていきたいと思っています。


いろいろな撮影をやってきた中で「このような撮影ではこういったことに気をつけている!」
といった現場の声をご紹介できればと思い、ストーリーを書かせていただきました。
幅広く読んでいただけるように簡単にまとめています!

私がこれまで多くやってきたのは化粧品などの「How to動画」です。
How to動画といえば定番のメイク動画の他にも、料理やスマホの使い方、家電やアプリの使い方など
様々なジャンルが存在します。
今では説明書を読む前にYouTubeなどを検索してしまうという方も多いのではないでしょうか?


今回は「化粧品」のHow to動画の撮影についてですが、化粧品に関しても商品を買う前、
または買った後にInstagramやYouTubeで商品名で検索をしてメイクの方法を参考にする人も多いと
思います。
私も買った商品は使用前にまずInstagramなどで、どういう使い方をしているのかな?と検索してみる
ことがあります。

それではまず、トピックです!
前・中・後編の3回に分けて投稿したいと思います。

【前編】
1. 構成はどうする?
2. 撮影環境はどうする?

【中編】
3. 撮影の機材はどのくらい準備が必要?
4. 香盤の組み方にルールはある?

【後編】
5. 撮影前の注意点、準備物は?
6. 撮影時に気をつけることは?

1. 構成はどうする?

美容系商材の撮影は訴求したい内容がはっきりしているので、ほぼお客様から構成をいただきます。
いただいた構成をベースに、見せ方などについてはこちらから提案したり、場合によっては
絵コンテに落とし込んでいきます。

ただ、撮影まで時間がない場合や、メイクアップアーティストさんに任せる部分が多い場合は、
構成や絵コンテという形にはっきり落とし込まないで本番に挑むこともあります。
メイク工程を書いただけのものの場合もあるので、確認できる限りのことは事前に聞き取りをしますが、当日の流れは現場のアーティストさんにお任せになる場合があります。

2. 撮影環境はどうする?

How to動画の場合、メイクのBefore/Afterを見せたり、同じ撮影形式で1日に数本撮る場合もあるので、
光の入り方が一定であるとより完成度が上がります。
広い狭いに関係なくほんの少しの光が入っただけでも映像の色は変わってくるので、
窓がある場合はできるだけ窓から離れたところにセッティングをし、ブラインドがあれば可能な限り
光を切ります。

口頭でどんな部屋か聞いても、実際全然違ったということもあるので、ロケハンができない場合は
最低限現場の写真を送っていただき、遮光できない環境なら、暗幕などを事前に準備しないと
いけないです。

お客様の社内などで撮影することも多く、ご用意いただいた部屋が小さめの会議室などの
場合があります。
撮影経験のないお客様の場合は、最終的な仕上がりに映る範囲しか想像していなかった
なんてこともあり、実際こちらが撮影場所として使いたい広さ (モデルからカメラの距離、照明、
他機材を置くスペースなど)と相違が出ることがあります。

また、部屋の広さは持っていくレンズの長さも関係してくるので、そういったことも踏まえ、
撮影環境の広さは事前に画像などを共有していただいた上で、しっかりすり合わせておく必要があります。

結構長くなってしまいましたが、本日はここまでにいたします!
次回は【中編】として以下を更新したいと思います。

3. 撮影の機材はどのくらい準備が必要?
4. 香盤の組み方にルールはある?

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