事業成長のカギを握る！営業・CS・エンジニアそれぞれのマネージャーが考えるイデア・レコードのやりがいや求める人物像とは

2012年の創業以来、「店舗ビジネスの成長ドライバーに」をミッションに掲げ、外食産業のDX化をサポートするサービスを運営するイデア・レコード。会社を率先して引っ張っているマネージャー陣はどのように会社のことを考えているのでしょうか？
今回、営業チームマネージャーの前岡さん、CSチームマネージャーの野間さん、エンジニアチームマネージャーの内藤さんの3人に入社の経緯や仕事のやりがい、求める人物像を聞きました。

＜座談会参加メンバー＞
営業チームマネージャー前岡宏哉
同志社大学卒業後、SMBC日興証券に入社。リテール営業として従事。その後、リクルート、M&Aの仲介など幅広い業界での一貫した営業の経験を経て、2021年イデア・レコードに入社。フィールドセールスとしてエンタープライズ領域の営業を経験しながら、大阪営業所の立ち上げにも携わり、2023年より現職。
現在は、エンタープライズ企業に対する営業活動や東京・大阪各拠点の営業活動推進、パートナー企業との協業推進などを担当。

CSチームマネージャー野間理恵
2017年、新卒で金融会社にて事務職へ入社し、融資審査、入金処理などを担当。2年目で退社後、旅行も兼ねて単独短期留学（マルタ島）へ。2018年営業職へジョブチェンジし、イデア・レコードへ入社。サブリーダー、リーダーを経て、2022年カスタマーサクセスチーム立ち上げとともにマネージャー職に就任。
現在は、クライアントの満足度向上に向けた取り組みや、導入、利用のサポート、開発と連携し、サービス品質の向上に取り組んでいる。

エンジニアチームマネージャー内藤侑亮
新卒で印刷会社に入社。プリンティングシステムの上流工程SEとして、大手金融機関等の請求明細等のシステム設計を担当。その後、ペーパレス化に伴う新事業（Web事業）の上流工程SEとして引き続き設計・PL業務を担当。要件定義やインフラ設計、システム設計、リソース進捗・案件進行管理など全体的な上流、マネジメント経験を経て、2023年イデア・レコードに入社。入社当初より、Gate開発におけるPM業務を行う。
現在は、Gateに関連するすべての開発要件の要件定義、設計、開発進行管理、社内統制の管理等を担当。

お客様の要望に柔軟に対応。「やってみようマインド」の強い社内だからこそのやりがいがある

ーーみなさんがマネージャーを務めるチームの業務について教えてください。

野間：CSチームでは、主に拡販を目標にした既存顧客へのサービス対応や満足度の維持・向上といった業務に取り組んでいます。
商談フェーズにも参加し、お客様の課題をヒアリングして、弊社のサービスでどのように解決できるかを考えたり、新しい機能や施策を提案することもあります。お客様との他愛のない会話の中で出てくる、「こんなことできたらいいな」という要望に応えることができたときに、お客様の課題解決に貢献していることを実感してやりがいを感じますね。
社内は社長のマインドも含めて「とりあえずやってみよう！」という社風なので、柔軟な環境で業務に取り組むことができます。

前岡：営業チームは、フィールドセールスとして新規導入先のアポイントメントの獲得から商談、受注までを担っています。外食チェーンを対象としており、マーケティング支援からシステム提供まで幅広く担当しています。
お客様によっては、情報システム部や営業部など社内の複数の部署とやりとりを行うこともあります。そのため、各部署の課題や性質を理解しながらヒアリングしていくことが重要で、難しいところだと思います。
やりがいは、やはりお客様の要望に応えられた時ですね。
特にチェーン店は、デフォルトのサービス設計だと対応できないことも多いので、クライアントごとにカスタマイズすることも必要です。お客様にヒアリングしながら、実際の店舗にサービスが導入できたときはとても嬉しいです。

内藤：エンジニアチームは、営業やCSチームから日々寄せられる「これやりたい」という要望に応じて、要件定義や設計を行っています。また、導入店舗のピークタイムにシステムが問題なく動いているかを監視する役割も担うなど、システム面を一手に担っているチームです。また新サービスや新機能の構築やカスタマイズ導入、外部連携先との開発もありますので、構築と運用をパラレルに対応しているので、幅がかなり広いです。
各部署からは、1日に平均2つほどの要望があり、2月は60件の改善や追加を行いました。
お客様の要望にあわせて、カスタマイズしたサービスを提供できることがやりがいです。

ーー入社までの経緯や、これまでのキャリア、転職時の決め手になったエピソードがあれば教えてください。

前岡：新卒で証券会社に営業として入社しました。その後リクルート社で営業職を経験したのち、M&Aの会社を経て、イデア・レコードには4社目として2021年11月に入社しました。
営業職を探す中でも、外食が好きだったので外食企業向けのサービスという軸で選びました。これまでは成熟している会社にいましたが、ここでは会社とともに成長ができそうというのも魅力でした。最終の社長面接の際に、食品ロスなどの社会問題にも取り組みたいという自分の思いを伝えたところ、社長も共感してくれて、この会社での可能性を感じたことも大きかったです。

野間：前職は金融の事務をしていましたが、自分には事務職が向いていないと感じ、新卒2年目から営業職を探していました。もともと飲食が好きで、転職先を探す中で、偶然にも過去にバイトしていたお店がイデア・レコードのお客様だと知り、縁を感じました。当時はCSチームはなく、営業として入社しました。その時点では、営業組織も立ち上がったばかりで、これから組織が形成されていくフェーズでした。

内藤：前職は印刷会社のIT事業部でエンジニアをしており、2022年の1月末に退職後、フリーランスになりました。フリーランスのPMとして入った1社目の会社がイデア・レコードでした。9ヶ月ほど働いたのち、「社員にならないか」とお声がけいただき2023年の11月に入社しました。

ーー入社までの経緯や、これまでのキャリア、転職時の決め手になったエピソードがあれば教えてください。

経営への視座が高まる社内体制。マネージャーとして必要なスキルとは

ーーマネージャーになった経緯や、なる前と後で変化したことはありますか？

前岡：入社から10ヶ月でリーダーになり、それから半年でマネージャーになりました。営業として自分のKPIや足元の数字を追うのは大事ですが、リーダーになってからは中長期目線で各商材ごとの数字や付加価値、社会的にサービスをどうブランディングしていくかという視点を持つようになりました。
弊社は役員陣との距離も近く、経営層との経営ミーティングも月1であります。そこで出た内容を自分なりに解釈して、どうアクションを起こすかを考えていく視点はマネージャーになってからさらに養えてきました。また、チームや会社全体の売上を気にするようにもなりましたね。マネージャーとして自分がしてきたことの言語化や、チームメンバーの成熟度を把握し、業務の依頼をどのように伝えていくかも考えるようになりました。

内藤：僕の場合は、入社時からマネージャーポジションでした。
エンジニアチームとしては、お客様に対して柔軟に開発したいという想いがあります。多くの要望に応えるためには、それなりに忙しくなってしまいますが、チーム内で忙しさを押し付け合わないよう、できるだけ集中できる環境を作ってあげることを意識しています。楽しく仕事してほしいので、チームメンバーがマルチで案件を抱える中でもパンクしないように、声をかけたり、間に入ったりなど、日々の気遣いや気配りを欠かさないようにしています。

野間：私の場合は中途入社後1年ほどでサブリーダーになり、その後1年でリーダー、その1年後にマネージャーになりました。リーダーの時点から経営陣と話す機会が増え、特にお金について話す機会が増えたことで自分の視座が高まっていくのを感じました。自分たちがやっていることが会社にどのようなインパクトを起こすのかがはっきり見えてきた感覚です。月1の経営ミーティングでは売上や利益について話す場なので、そこでも以前よりもクリアになってきましたね。

ーー社内のカルチャーや社員のコミュニケーションで特徴的なことはありますか？

前岡：先ほども触れましたが、やはり経営層との距離が近いことですね。社長が執務室に来てコミュニケーションをとる機会も多いので、マネージャーでなくとも経営層の考えていることは伝わりやすい環境だと思います。経営層の視点を知った状態で、会社について考えてみるのは面白いし勉強になります。あと、外食好きで入ってくる社員が多いので、色んなお店の情報が入ってきますね。「ここよかったよ〜」といった会話が多く、飲食店の知見が集まりやすいです。僕もよくプライベートで行くお店の相談を社内でしています。

野間：フレンドシップ制度というのがあり、マネージャー＋他部署と行く外食は月に1人2,500円の食事補助が出ます。お客様の店か営業予定先ならOKという制度で、よくそれを使って飲みにいきます。
あと、社内カルチャーではないのですが外食企業にはかなり詳しくなります（笑）。プライベートで行ったお店でも「どこがやってるんだろう？」と法人名が気になるようになりました。調べてみたら意外と「あのチェーン店のお店なんだ！」など発見があって面白いし外食業界の知見にもなります。屋号と法人名が紐づいていきますね。

属人的なスキルを社内標準に。さらなる成長のためにいまマネージャー陣が思うこと

ーー今後、イデア・レコードで実現したいことを短期・中長期でそれぞれ教えてください。

野間：短期目線ですと、営業チームは最近入ってきたメンバーが多いので、彼らのためにもこれまで属人化してきた売上を上げるための設計や連携先の設定等、ナレッジシェアを目指したいと思っています。中期ではCS業務の強化ですね。拡販や解約率を防ぐといった業務や、導入店舗数が増えているので、チームの人数も増やしつつ、お客様の満足度をあげられる状態を作っていきたいです。

内藤：サービスの特性上エラーや追加設計は絶えないですが、そうした問題を早期に検知して対処できる基盤を強化していきたいです。そのためにシステム保守チームの体制を作っていきたいです。エンジニアチームも属人化は起きやすいので、ドキュメント化や自分が抱えるナレッジの価値を認識し、共有・標準化していきたいです。
そういったことを補強していき、長期的には現場のスタッフだけで自走する運用をできるようにしていきたいですね。

前岡：短期的には、これまで営業の売上は経営陣にも商談に参加してもらい作ってきましたが、そこからステップアップし、営業チーム内で売上を作っていけるよう体制を強化していきます。現在役員が担っている部分をマネージャーが担うためにも、スキルの習得を行っていきたいです。
中長期でいうとメンバーも増えてきて組織も大きくなっているので、入社後こういうステップを踏んでいけば巣立てるまでに成長できる、といったフローをコンテンツや体制で整備していきたいです。

特にこの数年でコロナ以前からある外食産業の形と、コロナ禍以降に発展した飲食店の形を融合させていかなきゃいけないな、というのは社内でも常に考えています。コロナも明けてきて、外食企業も成長を求めているので弊社を選んでもらえる機会は年々増えています。その中で出てくる様々な要望にスピード感をもって応えられるよう成長していきたいです。

ーーどんな方と一緒に働きたいか、それぞれの視点で教えてください。

野間：外食が好きな方とはぜひ一緒に働きたいです。外食が好きだからこそ課題に気づけて、どうにかしたいと思っている方が馴染みやすい環境だと思います。ベンチャーフェーズなのでスピード感はありますが、そこにしがみついてついてこれる人、自発的に次に何をしたらいいのかを考えられる人が入ってきてくれると嬉しいです。

前岡：ずうずうしくも人の話を聞ける人ですね。ずうずうしいだけだと独りよがりになってしまいますが、逆に人の話を聞くだけだと自分から行動を起こせないし突き抜けられない。協調性もあって自己主張も激しい人を求めています。

内藤：自分の色を出したい人ですね。開発作業のことは一般的にラインとも呼ばれますし、機会的な作業を求められることも多いですが、弊社は自走が必要な職場なので、自分で考えて自走を組み込める人を欲しています。開発をする中でも自分のやりたいことや好みを押し通せるような環境なので、「自分はこう思うんだ」ということを表現ができる人に入ってきてほしいです。