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革新的テクノロジーのお料理レシピ

革新的技術を開発した人はテンションあがりまくります。特許出しても大企業からシカトされます。頭の中はハテナマークが連発します。提案に行こうとしてもそっけない対応。VCとかもそう。銀行さんあたりはもうチンプンカンプン。世の中どうなってる???ってひっくり返りそうになります。一生懸命技術の説明すればするほど「変な人」的扱いをされます。権威ある人物の紹介などあると大企業やVCあたりは会ってはくれますけど。そっけなくじゃまくそさそうにされます。なんでそんななの?ってのはまたにして、開発者は製品化や生産にかける予算がない。開発だけでも借金いっぱになっているかも。開発者はだいたい営業苦手(笑)困った開発者は東京あたりですとアクセラレーターやベンチャー支援会社に行きます。そこで勝手な思い付きをさも定石のように話すよくわからない資格ぶらさげていたりするお兄さんたちに揉んでもらいます。で?オチナシか?みたいな感じでビジネスプランを延々書きなおしてピッチに出してもらえるようになったら、で?オチナシか?みないな感じになりフェードアウトなります。IPOの準備に入ろう!って証券会社に言われウキウキして、めっちゃ高いフィー払ってフェードアウトされるってのも普通のこと。だって相手はそれを食い物にしているので(笑)まさか大手証券が?なんのなんの役所も大企業ニコニコしてエゲツナイことしますもん。だから僕はベンチャーに群がる人には注意しようねとアラームしてます。だって起業だ経営だって特別みたいにされてますけど、人間の普通の営みです。全然特別じゃないんだもんね。それをさも特別で難しいことのように表現するのは要注意ですね。

中には特許出したりすると、既得権益の大企業が使用権の契約を求めて訪問きます。よろこんで出資を受けて飛び込んでみたりします。当然ですよね。で、意味不明な難癖の嵐。うまくいけば吸収されてチョン。うまくいかないと(大抵相手がどんくさくてうまくいかない)それはそれチョン。それを「オープンイノベーション」とかって呼びます。おめでたいです。チェスブローが言っているオープンイノベーションとは根本思想がちゃいますもんね。

地力でやったろーと推進すると、既得権益を脅かす革新的技術は、恐ろしいほどの妨害を受けまくります。

んではどーすりゃええの?

「ゲリラ戦」近代戦略論の基本です。クラウゼヴィッツの時代ではないのです。

「リーンスタートアップ」&「ゲリラ戦」

僕が最も得意とするのが「ゲリラ戦」です。それで既得権益が気づかないうちに、技術のすごさではなく、商品力で、いつのまにか足元をぶっこわしに行きます(笑)

新しい価値は、それを開花させるのは至難のわざなんです。

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