【スタッフブログ始動します!】
こんにちは!株式会社アイフィールド代表取締役の二村です。
今回、弊社のVALUEにある「価値を提供する」という項目のアクションとしてスタッフブログを始めることになりました。
アイフィールドが提供する価値の源泉はやはり個性豊かなスタッフ達です。
アイフィールドはどんな会社なのか、スタッフ達それぞれの立場から紐解いてリアルに世の中へ発信していこうというわけです。
そして、まさかその中に自分も入っているとは!
という事で、スタッフブログ企画のスタート挨拶と共に第一弾の記事を担当させて頂きます。
スタッフ達の書くブログについて少し触れておくと、アイフィールドへ入社した経緯やお仕事内容、そしてこれから目指すキャリア等について書いてもらう予定ですが、初回は折角なので私にしか伝えられない記事にしようと思い、連載企画として「アイフィールドの歴史」というテーマでブログを書きたいと思います。まずは創業期です。
【アイフィールドの歴史 ~エピソード1:アイフィールド創業期~】
私がアイフィールドを創業したのは今から13年前の2009年。iPhone3GSが発売された年でまだ携帯電話がガラケー主流の時代でした。
創業してから1年間は、スタッフを雇用するお金も仕事の余裕もなく私1人でした。前職で携わっていたコピー機やビジネス電話機などOA機器の販売事業でスタートしました。
会社はとりあえず創ったものの、貯金どころか積りに積もった負債700万円を抱えての企業でしたので、マイナスからスタートです。
前職でお世話になったお客様を頼り、東京の赤坂にあるお客様の事務所を間借りさせて頂きました。商品の仕入れは売掛が出来なくて現金前払いでしたので、これまた知人を頼りお金を借りては仕入れて売る、
という自転車操業状態でした。
とにかく現金を1円でも多く作らないといけないので、1年目は1日も休むことなく営業しまくりました。最初の2.3ヶ月はご飯を食べるのにも苦労をして、コンビニのコロッケ1つを3日に分けて食べるくらいの貧乏生活。なんとか家賃と生活費が稼げる様になるのに半年くらいかかりました。
前職ではこれでもトップセールスだったのですが、会社の看板や仲間に助けられていた事を早々に痛感したものです。
【大阪へ】
1年が経って少し余裕ができた時期に、大阪での前職の部下が退社したという話を聞きつけ、即連絡。二つ返事で快諾してくれて、一緒に会社をやってくれる事になったので、すぐさま大阪へ拠点を移動し、最初の転機となるソフトバンク携帯電話の催事販売をスタートしました。今では当たり前のようにやってますが、当時はまだ携帯電話の催事販売なんかどこもやってません。携帯電話はショップで買うものという時代です。
手作りのPOPや販売トークを作り、当時アナログ放送が終わりを迎えていたので”契約したら地デジTVプレゼント”という目を引く企画を考え、そしてiPhoneがソフトバンクしか販売していなかった事を武器に、催事イベントで声掛けをガンガンやり、その結果として想像を超えて販売数が増え、催事で携帯電話が売れるんだという事が業界で認知され始めました。
当時は逆風だらけで、ショップの店員さんから悪評を流されたり、弊社で購入頂いたお客様はサポートをしないなどたくさん意地悪をされたものです。 そして、止まることなく拠点も東京、福岡、名古屋に展開していきました。弊社のウワサは全国に広がり、アイフィールドの催事販売ノウハウを提供して欲しいと、実に50社以上が代理店様になってくれました。社内には競合を増やしたくない、販売手法を門外不出にすべきだ、という意見もありましたが、自分達だけでなくたくさんの人に幸せになって欲しいという創業時からの想いでノウハウを提供することにしました。結果的にその事でグループとして大きな結果を残すことができたので、判断は間違ってなかったと思います。
【初期のスタッフ採用について】
創業初期の採用は、全て人脈からのリファラルでした。私の知人で営業、管理、経理をまず声がけして集め、そこからはスタッフ達が積極的に紹介者を集めてくれました。催事での営業ノウハウはどこの会社よりもあったので、とにかく誰でも稼げるという事で集まってくれて、初期に採用費用がほとんど掛からなかった事は本当に運が良かったと思います。とにかくスタッフをたくさん集める事に注力してましたので、携帯電話を購入頂いたお客様をスカウトして弊社に入社して頂いたこともあります。そうして全国にスタッフが集まり始め、催事販売を初めて1年を過ぎるころには10坪の狭い大阪事務所にに20数人のスタッフがひしめき合い、パンパンになりました。
【仕事について】
仕事内容は、過酷そのものでした。スーパーや商業施設に空きスペースを借りて催事ブースを設営し、簡易携帯ショップを作るのですが、朝10時に始まって、1件目のスーパーが20時で閉店したら、別のチームがやっているドン・キホーテに移動して深夜の3時まで声掛けしたり、大阪から福岡までワゴンRに什器を詰め込んで夜通し高速を走って朝から催事をしたり。今では本当にコンプライアンス違反ですが、なぜだかそんな環境に文句を言いながらも皆楽しんで仕事をしてくれていました。
と、ここまで順風満帆の船出となったアイフィールド。ここからたくさんの難関が待ち受けてますが、その話はまたエピソード2にて。
【後書き】
如何だったでしょうか?慣れない文章で読みにくい部分もあると思いますが、創業当時の話を振り返ってみました。 これから週に1回ペースで、アイフィールドスタッフ達がそれぞれのアイフィールド物語を発信していきますので、どうぞスタッフブログの応援を宜しくお願いします。