廣谷 貴志/関東支社 AIエンジニアリング部 部長
群馬県出身。群馬大学工学部情報工学科を卒業後、パシフィックシステムにて画像処理検査システムの開発に従事。上流工程から、実装、現場導入、保守まで多くのプロジェクトを経験。マルチスレッドプログラミングが得意。2022年9月よりフツパーに参画。
主に製造業向けの画像処理検査システムの開発をしていました。なのでフツパーがやっている仕事とそんなに違いはないのですが、ただ、前職では全部自分で画像処理のアルゴリズムを考え、プログラムを作成していました。フツパーが取り組んでいるAIの分野に対して、前職の企業で私が開発していたのは、いわゆる「ルールベース」のシステムです。
そうですね。そんなイメージで良いと思います。
そうです。新卒で入社して、20年ぐらい働いていました。なので、フツパーの社員の中だと年齢はだいぶ上の方になります。
怖くは無かったですよ！
フツパーに入社する前にいろいろお話を聞けましたし、実際に本社の見学にも行かせてもらって会社の雰囲気も分かりましたので、フツパーに転職すること自体に不安は全く無かったです。
あと実は、大阪本社 AIエンジニアリング部の部長の山本さんと前職の企業で長く一緒にお仕事していたんです。私が先輩で山本さんが後輩という関係で、同じプロジェクトに取り組んだりもしていました。なので山本さんとは、本音を言い合える、気心の知れた関係なんですよ。
そういった背景もあったので、特にこれといった不安や懸念もなく、フツパーに転職してきました。
はい、何となく転職を考えてはいました。そこにタイミングよくお声が掛かったと言いますか…。
前職に長く勤めていたので、一通りの経験はしていたんですけれども、ずっと「自分の引き出しの中で仕事している」という感じがあって。まだまだ20年以上働きますから、「エンジニアとしてもっといろんなことを知って、成長していきたい」という思いがありました。なので、転職しても良いかな、とは思っていましたね。
最初に山本さんからお声が掛かったのが2022年の3月ごろでした。
そこから山本さんとメールや電話でお話しながら、会社説明をして頂いたりしていたんですが、早々に「社長と面談しませんか」というお話があって。それからすぐ社長と面談させていただいて、プロダクト開発担当エンジニアの山田さんともお話する機会を設けていただきました。あと、私は埼玉に住んでいるんですけど、社長と、関東支社長の萩原さんのお2人が埼玉まで来てくださって、実際に対面でお話をさせて頂きました。そんな風に何度か社員の皆さんとお話していく中で、フツパーで新たな一歩を踏み出したいという気持ちが強くなっていきました。
フツパーはwebサービスと画像処理システムを組み合わせたサービスを提供しているので、画像処理分野で培ってきた自分のスキルも生かせますし、自分があまり詳しくないweb系の知識やAIに関する知識も身に着けられたら、もっと一皮剥けた自分になれるんじゃないかと思ったんです。あとフツパーではすごく自由な働き方が出来るので、その点にも魅力を感じていました。
そのような経緯を経て、2022年の9月にフツパーに入社しました。
いえ、まだまだですね。山田さんはweb系のプロとして幅広い知識をお持ちなので、すごいなと思っています。山田さんに限らず、フツパーのエンジニアは本当に技術レベルが高いので、日々刺激を受けています！
山田さんや、データ分析に強い今井さんをはじめ、フツパーにはいろんな分野のプロが集まっていて、めちゃくちゃ良いものが出来ているなという感覚がありますね。なので、その中で自分も何かを担えたらいいなと思っています。
「若い人ばかりで、すごく勢いがあるな」と感じましたね。
社内のSlackでのやり取りを見ていても、”指示待ち”みたいな人が全然いなくて。「この仕事やりたい人いる？」みたいな問い掛けがあった時に「僕が行きます！」「私がやります！」と、すぐ手が挙がるんですよね。そんなノリがすごく良いなと思ってました。
実際にフツパーに入社してからも、そういったノリの良さは感じていて。特に営業の皆さんの勢いというか、やる気の高さにすごくびっくりしてますね！フツパーの社員の皆さんは、1人1人に尊敬できる面がいっぱいあって、本当に良い職場だなと感じています。
エンジニアとしての仕事では、営業さんが持ってきてくださる案件に対して、お客様の要望を聞いて光学設計をして、カメラやレンズの選定をして、どういったシステムにするのかを考えていきます。そしてそのイメージを具象化し、見積を作って、お客様にご提案します。また、『振動大臣』という新しくリリースされたプロダクトの開発も担当しています。部長として、関東支社AIエンジニアリング部のマネジメントにも取り組んでいます。
あとは、まだ社内で標準化されていない部分が結構あるので、それを効率化するための仕組みづくり等も進めていますね。そういったことは私も多少、経験がありますので。関東支社はもちろん、全社的にも効率化を進めていかなければいけない部分があるなと思っています。関東支社は開設されたばかりということもあり、まだあまり設備が整っていないので、必要な実験機材などを私の方で選定して、社内で検証できる環境を整えているところです。
その他には営業さんからの案件相談を受けたり、新しく入社されたエンジニアの方のフォローなども行っています。
たしかに忙しいですけど、ホントに自由に働けているので、めちゃくちゃ集中して好きなことに取り組めてるっていう感じがします！
今は６名ですね。営業３名、エンジニア３名という内訳です。年明けにもう１名加わって７名になる予定です。
すごく和気あいあいとしてますよ！特に営業の皆さんがいつも明るいです。
ただ、結構みんなあちこち飛び回っているので、オフィスに全員揃っている日は少ないですね。私自身も自宅が遠いので、出社とリモートワーク半々くらいで仕事していますし。
大阪本社の社員さんが訪ねて来られる時とか、新しく入社された方がいらっしゃる時とかは、みんなでご飯を食べに行ったりもします。
皆さん、やる気に満ち溢れている方ばかりなので、いつも楽しくお仕事させてもらってます！
関東支社で働いている社員はまだ６名だけなので、皆さんと結構よくお話させてもらってますよ。例えば関東支社長の萩原さんとは、社内の効率化などについてたくさん議論しています。萩原さんはすごくロジカルな方で、営業の人の動き方とか、常に効率化を考えて動いてらっしゃるので、非常に参考になります。
そうですね…。電気回路や機械設計の知見がある方にご入社いただけると、とてもありがたいです。ソフトウェアの部分、システム設計については私の方で出来ますので、そういったハード面の設計が出来る方がいらっしゃれば、ホントに社内で何でもできるようになるんじゃないかなぁと思っています。
私は朝が好きなので、出社する日は6:50くらいに家を出て早めに出社するようにしています。家が埼玉にあるので、オフィスにつくのは大体8:30ごろになりますね。
1日のスケジュールは、こんな感じです。
8:30 出勤
9:00 誰もいないオフィスで集中して光学設計に取り組み、3D CAD図面を作成する
10:00 営業の商談に同席する
11:00 案件相談を受ける
12:00 昼食
13:00 照明メーカーに行く
18:00 家に直帰
19:00 家でソフトウェア開発に取り組む、web会議で設計レビューを行う
20:00 退勤
照明メーカーに行くのは、サンプルワークを持ち込んで検証するためです。自社の設備では出来ることが限られているので、照明メーカーさんの方で照明をいろいろ試させて頂いて、どういったシステムにするかを検討しています。
AIに関する知識やwebに関する知識など、自分にない知識をどんどん吸収して、幅広い提案ができるようになりたいですね。
また、私はソフトウェア開発の経験を長年積んできましたので、その経験を生かして、社内で開発者の育成も進めていきたい、という想いもありますね。私の持っている知識は全てお伝えしたいですし、もちろん私自身もいろんな新しい知識を学びながら、お互いに成長していけたらいいなと思っています！
持論ですが、人は良くも悪くも慣れる生き物であり、個人の努力ももちろん大切ですが、どれだけ良い見本に触れることが出来るかが成長のカギになると考えています。
AI、光学設計、Web、プログラミング、画像処理、CAD等々、そして本当に現場の役に立つものを作るんだという熱意。まだまだ成長中ですがフツパーには良い見本が揃っています。エンジニアとして、部長として、これらフツパーの力を更に底上げしていけるよう、組織作りに取り組んでいきたいです。
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