どんな人生を生きてきたか
就活に大失敗
(新卒で入社した日本生命時代)
初めまして。humbullの代表の上妻(コウヅマ)です。この記事を書いている2024年4月時点で29歳です。私は大学を卒業し大手の金融機関である日本生命に入社しました。当時、仕事=稼ぐための手段くらいとしか考えていなかった私は、「楽で、安定して、高い年収が貰える会社に行こう」そういう風に就職活動を捉えていました。人生においてやりたいことは何も無かった訳です。そして日本生命に入社し、案の定ちゃんと考えずに入社したことによる違和感を感じることになり、2年でドロップアウトすることになります。
食っていけずニトリでバイト
そして日本生命を退職した後、1年間再就職するまでにブランクがあります。実はこのブランクが私の人生を大きく変えるきっかけになり、humbullの創業に繋がっていきます。このブランクの1年は「人生で何をしたいか分からないなら、片っ端から興味があることは全部やろう」そういう位置付けの1年間でした。だから興味があることは本当に全部やりました。今では書くのも恥ずかしいですが、ブロガー、プログラミング、Youtuber、作家、語学学習などなど...。本当に色々やりました。そして色々トライしていく中で、「あれ?自分ってマーケティングもしかして好きかも」ということに気づき始めました。
(会社を辞めて1年近く通っていたプログラミングスクールのG's ACADEMY)
自分の適性に1年かけてやっと出会えたのも束の間、バイトやクラウドワークスでの受託などで生活費の足しにして日々なんとか生活をしていましたが、生きていくのもやっとな状況でした。そして同時に「1年間自分でやれることを全力で独学でやってこれしか稼げないのか」と自分の能力を正しく推し量ることができました。当時YoutubeではブロガーやYoutuberとして自由に生きるという生き方がもてはやされていたので、私もそういう生き方に憧れていました。それらの動画を見ていると、なんだか自分でも稼げそうという気にはさせてくれるものの、実際には全く稼ぐことができませんでした。それもそのはず、マーケティングの知識なんかゼロだし、無駄にプライドの高い私はweb上の知識だけでなんとか稼ごうとしていたのです。大手金融機関を勢いで辞めて「俺はすぐ月収100万くらい稼ぐ!」と息巻いたのに、実際は生活費も稼げないくらいの能力しか無い自分に気付かされました。プライドも捨てて生活費のためにニトリでバイトをしている期間が半年くらいありましたが、自分の理想の姿とかけ離れた実像の姿は本当に惨めなものでした。そんな中とても良い本に出会いました。それが堀江貴文さんの著書「ゼロ」です。
(人生を変えるきっかけをくれたゼロ)
この本を読んで、何のスキルを持ってもいないのに、背伸びばかりしていた私の考え方が180度変わりました。堀江さんも天才のように世間から評価されていますが、実はコツコツと毎日経験を積み重ねてきたとんでもない努力家であるということを知りました。「堀江さんのように頭の良い人ですら日々の積み重ねを大事にしているのに、自分は一体なんなんだ」そういう風に考えが一変し、そして再就職し人生の再スタートを切る決意をしました。
マーケターとして花開く
先ほどお話ししたブランクの1年間で、私は自分が気づいていないうちにとても大きなものを積み上げていました。それが根気です。本当に毎日ブログ記事を書いて、動画をYoutubeでアップするという作業を気が狂うほどやっていました。不器用なりにも数をこなしたことで、ブログは月間30,000PVほどのブログに、Youtubeは登録者数4500人ほどのチャンネルに成長していました。再就職するための就活をしていた時に本当にこの実績は役に立ちました。福岡のウェブマーケティング関係の会社を2社受け、いずれもすぐに一緒に働きたいと言ってくれました。お金は稼げなかったけど、積み上げてきたものが自分の信頼に変わったと思えた貴重な瞬間でした。そして株式会社hugkumi+という通販の会社に無事入社を果たします。
(入社したhugkumi+のオフィスで真っ暗になるまで働き詰めていた頃の様子)
そしてこのhugkumi+で私はマーケターとして花を開かせていくことになりました。入社する時にはすでに3年くらいで独立すると決めていた私は、日々猛烈に働きました。入社当初から本業以外でも、土日も昼休みも、始業前も終業後も副業先を自分で開拓してきて働きました。今思えばロクにこの4年間休んでこなかったと思います。在職中はここまでのハードワークをしていたことは明かしていなかったので、メンバーからは体調をよく崩す病弱という風に思われていました(笑)もともと何事にもある程度器用だった私は、この猛烈に働いていたことも相まって、就職して約1年半で副業でも月収100万円を稼ぐことができるようになりました。この時の達成感は凄まじいものでした。月に5万円も自分で稼ぐことができなかった自分が、自分の力でここまで来れたという、自分の可能性に確信を持った瞬間でもありました。そしてその後、本業と並行で2年近く毎月100万近く副業で稼ぎながら本業もしっかりこなしていきました。
そんなハードな日々を3年近く続けて本業の方でも大きな成果を残すことができるようになりました。当時coconeというシャンプーのマーケティング担当をしていた私は、新しい販売チャネルの潜在能力にいち早く目をつけ、社内にそのチャネルに大規模投資を行うべきだと説きました。当時は売上も好調で人手が足りていなかったことから、「新しいチャネルの開拓なんてもってのほかだ、忙しいから無理だ」そういう声が上がりました。しかしこの反対の声を押し切り、なんと1年半後にはこのチャネルでの売上高は急成長を遂げ、現在では会社の主な収益源になるまでに成長しました。
(担当するcoconeがWWDという業界でも名誉ある賞を受賞)
この実績が業界からも評価され、「あの有名なシャンプーを伸ばした上妻」という認知が界隈の中でも出来上がりました。もちろんこの実績は私一人の手によるものではありません。むしろ、この成功体験のほとんどはチームメンバーが積み上げてきたものがあってこそでした。だからこそ奢ることなく、マーケターとしての手腕を磨き続ける日々を大切にしてきました。一方で、自身のビジネスチャンスを見つける選別眼やそれを形にする実行力は自分でも評価できると考え「あ、これなら独立してもやっていけそう」という感覚を得ることができました。
humbullを本格始
(2名でスタートし現在も入居しているワンルームマンション)
株式会社humbullは独立直後の2024年の2月から本格始動させました。humbullが生まれた経緯やミッション、ビジョンなどはこちらの記事で詳しく書いてるので是非興味がある方は読んでみてください。humbullは現在3名の優秀なメンバーと大手化粧品メーカー様の販促支援を行っています。3年後の目標は月間の営業利益1億円です。この目標はあくまでhumbullが掲げる10年先、20年先の未来を叶えるための目標であり通過点です。非常にチャレンジングな目標ですが、あえて目標を高く設定することで自分達を更なる高みへとあげていきたいと考えています。
人生の目標
世界の幸福度の総量を上げる
そもそも私の人生観として「人生に意味は無い」というものがあります。多くの人が「何の為に生まれてきたのか」や「自分は人生で何をすべきか」という問いに悩まされています。しかし私は断じて「人生に意味なんてあるわけ無い」と考えています。そもそも人間はただの原子の集合体で、言ってしまえばその辺に転がっている石ころと何ら変わりがありません。宇宙全体で見れば自分という人間など存在しているかどうかも怪しいレベルの矮小な存在な訳です。ただ違いがあるとすれば「自己をプログラミングできる」という点だけです。石ころは「自分はこの川を保全する為に転がるんだ」というようなプログラミングを行うことができませんが、人間にはそれができます。つまり、人生には元々意味なんてものは備わっていないが意味をプログラミングしてもたせることは出来るということです。この事実に基づいたとき、あなたはどんなプログラミングを自分に行いますか?私は人生はたまたま神様がくれた100年くらい続くゲームの時間だと思っており、そしていつもゲームを最高に楽しめるのは本気でプレイしているプレイヤーだと考えています。だから私は本気でこの人生というゲームをプレイしている訳です。そして達成感ももちろんeasyよりもvery hardの方が大きい訳で、だから自分の人生でも達成可能かも分からないようなvery hardなモードをプレイしている訳です。世界の幸福度の総量を上げるとは、まさに神の所業のようだと思いますが、私は本当にこの神の所業を成したいと思っています。ビルゲイツやイーロンマスクはその点神に近い存在なのでリスペクトしています。私は彼らのような天才的な頭脳はありませんが、地道な努力、そして仲間の力を得ながらこの神の領域を目指していきたい。きっとこれくらいの偉業を成し、世界の人々を幸せにすることができたのなら、自分の人生には一点の後悔もなく、「あぁ、最高な人生だった」と言って死ねると思うのです。
大切にしている価値観
義理と人情
基本的に曲がったことが大嫌いです。例えば仕事において、とても良くして貰ったのに恩返しの1つもしない。口約束でも守らず反故にする。こういったことを許せない性格なので人との約束をとても大事にします。また、自分ができもしないことで相手を責めるといったことも嫌いなので、自分が100%できていると思ったことでしか相手の過ちを正そうとしません。自分ができていないのにやれと言われたら嫌ですよね。聞く耳も持たないと思います。仕事をする中で取引先はもちろん、社内のメンバーとの信頼関係もとても大事にしています。だから関わる人全て正面切って、正々堂々と関わり信頼を積み重ねていく。義理と人情に厚い人間であり続けたいです。
win-winを目指す
仕事においても、プライベートにおいてもwin-winの精神を大事にしています。もし仮に自分がloseだった場合、もうその相手とは付き合いたくないと思うことが普通ですよね。仕事においてもプライベートにおいてもこれは同じなので、どんな場面でもwin-winを大切にしています。互いが気持ちよく付き合える関係は長く続きますし、win-winを作っていく努力こそ自分達の成長に繋がると考えているからです。
好きなもの
車が大好き
大学生の時にガソリンスタンドのアルバイトを4年続けたことで車種にはかなり詳しくなりました。この経験の成果車がいつしか大好きになっており、元々起業を志したのもかっこいい車に乗りたいという、そういう少年みたいな夢からでした。この夢は今も実は変わっておらず、将来乗ってみたい車はたくさんあります。今はサラリーマンと副業時代に貯めたお金で国産車に乗っていますが、たまに運転をする度に欲しい車のことが頭をよぎります。でもかっこいい車を買うのはまだまだ先でいいかなと、最近は思っています。人生では物事の優先度というものがあり、今はメンバー達と夢の実現に向かって時間もお金も使う時だと考えているからです。何か大きな目標を達成した節目でご褒美としていつか買ってあげたいです。
アニメと漫画
高校時代から超が付くアニメオタクだった私は、高校生活でおよそ100タイトル以上にも及ぶアニメを見ました。このアニメ好きは今でも変わっておらず、時折ネットフリックスでアニメを見たり、kindleで漫画を読んだりします。好きなタイトルは「キングダム」「静かなるドン」「コードギアス」などでしょうか。キングダムは特に今でもハマっており、humbullは飛信隊みたいに愛情と夢に満ち溢れた会社にしたいと思っています。中華統一のように、みんなが信じれないような偉業を人生で成してみたいものです。
この記事を読んであなたへ
この記事を読んでくださったあなたはきっと、この会社はどんな人が働いているんだろう?と思って読んでいることでしょう。humbullのメンバーは人が大好きで話すことも大好きです。もし少しでも興味があれば是非話を聞きたいボタンを押してみてください。humbullはこの先九州でも、そして世界でも名が轟くような素晴らしい企業にしていきます。ベンチャー企業から時代を作っていくこと、人生で大きなことを成し遂げたい人、マーケティングに興味がある人、きっかけは何でも良いです。まずはその一歩を踏み出してみてください。