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「全体最適」が取れるエンジニアこそ、効率的な仕事ができる!若きCTOが目指す理想の開発チームとは?

開発部CTOの羽田をご紹介します。

入社4か月半でCTOに就任し、自らも領域を問わず開発を行う傍ら、開発部をまとめ上げる羽田。
今までどんな経験を積んできたのか、そしてハウテレビジョンのエンジニアリングをどのように成長させていくのか、チームに懸ける思いを聞きました。

羽田 顕人(はねだ けんと) 
プロフィール

京都大学理学部卒業後、新卒でリクルートに入社。
独立後、iOSのカメラアプリの機械学習ロジック部分の開発、Androidアプリの開発に携わる。
その後、保険スタートアップにテックリードとして参加し、保険APIの開発チームの立ち上げ、新規プロダクトの立ち上げを行う。
2021年5月、株式会社ハウテレビジョンに入社。同年9月、CTOに就任。

院生時代に起業を経験。就職後はエンジニアとして幅広い経験を積む日々

ーーハウテレビジョン入社前までの略歴を教えてください。

羽田大学では物理学系を専攻し、プログラミングは実験の検出機を動かすときに少し触れるくらいでした。
大きく関わるようになったのは、大学院進学後にサービス開発のアルバイトをしてからです。

大学院在籍中に、友人から声がかかり起業しました。友人は医療系の博士課程にある学生で、医療×ITで面白いことができたらと思ったんです。でも、その会社では中国向けに化粧品を作ったり、ドラッグストアの商品を卸すことが事業の中心になってしまって、あまり開発の仕事ができなくて。億単位の受注ができそうな所まで成長したのですが、やはりIT関連の仕事をやりたい思いが強くて1年くらいで辞めてしまいました。

それから就活して、新卒でリクルートに内定をもらいました。ITエンジニアとしての実力に不安があったので、入社前に株式会社エウレカでGo言語を使った作業の業務委託をしたり、いろんなインターンにいったりして、半年くらい武者修行しました。
リクルート入社後は就活アプリのエンジニアとして、Objective-CからSwiftへの移行プロジェクトなどに携わりましたが、よりエンジニアとして実力をつけたいと思い退社。

その後は株式会社フリューでカメラアプリ開発の業務委託を経験しました。
機械学習の研究開発や、アルゴリズムの選定をするにあたり、研究論文を読んだり既存モデルを動かしたり。カメラアプリは難しく、また開発人数も少なかったので、いろいろと試行錯誤しましたね。
機械学習からアプリ自体の開発にシフトし、iOS向けアプリの開発をしていた際は、開発することになるだろうとAndroid版の開発準備を行ったりもしました。やはり開発することになり、開発リーダーとして半年ほどでリリースさせました。

ーーリクルート退社後は、フリーのエンジニアとして業務されていたのですね。

羽田広く興味を持つタイプで、なるべくたくさんの領域に関わりたかったんです。

業務委託と並行して、別会社では技術顧問もしていました。全体的な方向性を決め、インフラの構築業務やフロントエンドのアーキテクトなどをやりました。

そうした経験をする中で、業務委託として開発に関わるよりも、より深くコミットできる正社員に改めて就こうと思い、保険会社のスタートアップに入社しました。
バックエンドエンジニアとして、開発チームの立ち上げを行い、技術選定したうえでサーバーサイドのアプリケーションのアーキテクト、実装を行いました。
同時にチームマネジメントも行い、新人エンジニアの教育も経験しました。採用やマネジメントなど、社員だからこそ関わることのできる業務をやりたかったんです。


エンジニアにとって難しいことの一つはレガシーな技術を置き換えること。エンジニアリングの力で会社の成長に貢献

ーーハウテレビジョンに入ったきっかけは?

羽田エンジニアとしてキャリアを積む中で、より難しいチャレンジを続けていきたいという思いは強くありました。ところが、エンジニアリングの中で難しいことは、思った以上に限られてくるということが段々と分かってきました。

一つは、低レイヤーの領域、たとえばブラウザやOS、ハードウェアを作ることは難しい。あとは、大規模で複雑な物を作ることも難しい。当たり前ですが、複雑な物を作ろうとすれば難易度は高くなりますよね。

もう一つは、規模は大きくなくともレガシー化してしまった物を置き換えることです。
レガシーな技術やサービスが運用され続けるせいで、身動きが取りづらくなっている会社は多くあります。それを改善できたら価値があるし、エンジニアリングの力で会社の成長に貢献できるのなら素晴らしいことです。
ハウテレビジョンに入ったのは、専ら後者の理由ですね。

また「外資就活ドットコム」は、私も学生時代に利用していました。
新卒採用や転職に関わるサービスは、人の人生を左右することにつながります。そんな会社の理念として、関与する人(ユーザー)の人生を良くしようとするサービスや機能を作っていることが、実際に自分自身が利用する中で感じられました。事業として魅力的で、面白いと思ったんです。
面接などを通して対面する社員の方々が魅力的だったこともあります。

入社4か月半でCTOに就任!マルチスキルを持つメンバーを育て「チームの最適化」を実現したい

ーー現在の業務内容を教えてください。

羽田開発チームのテックリードとして入社しました。

エンジニアの中でよく言われる格言に「推測するな、計測せよ」というものがあります。

入社後はどこに開発リソースが割かれ、どんなレガシーが存在しているのか明らかにしていきました。また、サービスとしてどこに価値があるのかも見極めていきました。

並行して、データ分析基盤の整備、事業開発部からリクエストがあったデータの計測を行いました。サービスを知る為に、機能開発、障害対応などの業務も実践しました。その中で、今後働いていく上で関わることが多そうなSREチームのお手伝いもやっています。

テックリードは開発部全体を見るポジションなので、どんなメンバーがいるのかも把握していきました。 そんなことを入社して4か月半やっていたのですが、2021年9月からCTOに就任しました。

ーー入社4か月半でCTOに!

羽田当社の開発部はある程度、成熟したチーム体制ができているので、基本的な業務はあまり変わらないですね。

入社してからは、主に会社のエンジニアリングの健全性を上げていくことに注力していたのですが、それに加えてマネジメント業務が入ってきた形です。

ーーどんなチームにしていきたいですか?

羽田マルチスキル、マルチファンクションのメンバーを増やしていきたいです。
特に、そこまで規模が大きくない会社では、そのようなメンバーが増えていくことによって、チーム全体の最適化につながると思います。

たとえば機能開発を行う場合、ミドルウェアの特性が分かっていなかったり、バックエンドの開発シーンでフロントエンドがどんな風に行われるか分かっていなかったりすると、余計な工数がかかるやり方を取ってしまうことがあります。

そういう事をなるべく起こさないように、チーム全員が技術的関心を広く持って、複数のスキルを身に付けることが重要だと考えています。「局所最適」ではなく、「全体最適」が取れるようにしていきたい。

そのためにも、スクラム開発の源流である『The New New Product Development Game』でも述べられていることですが、チーム全体での学び、「Multilearning」が重要だと考えています。

ジョブ・ローテーションも積極的にやっていきたいですね。ある程度複数の領域のことを分かっていたほうがエンジニアとしての深みも出ますし、解決できる範囲が大きくなることで仕事の楽しさも広がると考えています。

マネジメント論という形で古今東西、様々なことが謳われていますけど、突き詰めると「最適化」ということになるだろうと考えています。
会社として、チームとして、達成しなければいけない目標があり、一方で個人の信条や将来像がある中で、様々な事情を考慮しながら「最適化」を行っていくことがマネジメントの取り組むべきことだと考えています。


ーー開発部としてチャレンジしていることはありますか?

羽田サービスの運営が10年に及ぶというのはとても大きいです。

どうしても修正や変更が難しいものが出てきますし、今までの歴史がある分、築くのも壊すのも難しい。

ですが、技術基盤の刷新も含めたドラスティックな変化は近いうちに起こしていく予定ですし、チームやコードベースが大きく変化をしていくところに関わりたい人にとっては垂涎の環境だと思います。
私がハウテレビジョンに入社した理由の大部分もそういうところにあります。
会社としては新規事業の開発も行っていますし、今のハウテレビジョンは、難易度が高いことに挑戦する面白さも、新しいものづくりに関わっていく面白さもありますよ。

ーー他に活動されていることはありますか?

羽田月1でLT会を開催しています。日々の学習成果や、面白いと思うことに取り組んだことを共有します。エンジニアリングとまったく関係ない趣味の話をする人もいますけどね。

最近はエンジニアウィークリーと称して、日々の業務で得られた気付きや知見を共有する会も開いています。
エンジニアリングの知識や、エンジニアとしての当たり前の水準をアップデートしていただきたいなと考えています。

新人にとっても、開発部メンバーの人となりや何に興味関心を持っているか分かるし、コミュニケーションの時間になるような場を設けるようにしていますね。

それから開発部全体の特徴として、PdM(プロダクトマネージャー)チームやセールスを担当する事業開発部との距離が近いことが言えると思います。
プロダクト開発をする際、エンジニアから逆提案することもありますね。
改善すべきことや意見が出た時に、立場関係なくチーム全体で議論して進める環境です。

ーーエンジニアとしてモチベーションを維持するためにやっていることはありますか?

羽田今まで、コードは暇さえあれば書いているような感じでした。なんでもいいから、定期的にコードを書くことは大事です。
あとは、健康であることですね。

仲間になってほしいのは「サービス精神」がある人。
当たり前の水準を上げていきたい

ーーどんな人に来てほしいですか?

羽田チーム間やチーム内の「最適化」が起こる為の素地に、サービス精神が必要だと考えています。

私が、ある社内の業務システムについてメンバーと話をしていると、わらわらと人が集まってきて、終いにはCOOまで議論に参加してくれるということがありました。
そういった、協力的な雰囲気がハウテレビジョンにはあるので、近いマインドセットの人に来てほしいと考えています。

自己犠牲的なものである必要はなくて、誰かと仕事を分担しているときに、こちらの少しの負担で、相手方の負担が大幅に軽減できるようなケースが仕事には度々あるかと思います。そういうときに相手方の仕事を少し負担したり、知っていることを共有したりする、というようなサービス精神です。

もう一つ、エンジニアの間では「怠惰は美徳だ」とよく語られることがあります。
時間軸で見たときに、全体の労力を減らすために手間を惜しまない気質です。
皆に役立つプログラムを書いたり、同じ作業を繰り返さなくていいように工夫することによって、チーム全体の生産性があがるというのは、エンジニアだと誰しも経験することだと思います。未来の自分に対する「サービス精神」と言い換えられるかもしれませんね(笑)

怠惰の延長上にあることですが、自分が従事する作業は本当に最適なやり方なのか疑問を持ち、非効率なことや局所最適なことをしている場合にきちんと気付ける力を持った人というのは非常に重宝されます。

常に自分の「当たり前」の水準を上げていける人と働けたらいいなと思います。

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